新型コロナウィルスの感染状況の情報に一喜一憂する毎日。昨日は岡山県内の感染者数が一人も増えず、15人のままだった。たったそれだけのことでも、少し気持ちが安らぐ。
昨日、あるテレビで52歳の現役プロサッカー選手、三浦知良さんの『日本の力をみせるとき』と題するメッセージが紹介されていた。思わずカズさんの珠玉の一言一言に引き寄せられて深く感動した。
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「すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。」
「戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でも日常のピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。」
「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。
「自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。」
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カズさんの珠玉の言葉に心が震えた。
誇り高い日本人のアイデンティティーを信じて新型コロナウィルスにともに立ち向かおう。カズさんの力強いメッセージに大きな勇気をもらった。
日本人はやれる。きっとやれる。