今朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で車椅子テニスの坂口竜太郎選手の父、坂口剛さんの話を聴いた。竜太郎さんが2歳の時、交通事故で胸椎損傷を負う。リハビリを受け入れてくれる病院がなくて、サンディエゴにあるリハビリセンターの情報を得て施設に直談判して竜太郎さんを引き受けてもらう。
親の愛情の深さに感激しながらラジオに耳を傾ける。致命的な損傷を負った子供を前向きに明るく向き合って育てる姿勢が素晴らしい。
子供のために福岡から車椅子に優しい千葉県浦安市に移り住む。そして日本車椅子スポーツ協会まで立ち上げてしまう親の障害者スポーツに対する情熱もすごい。
子供たちが大人になったときに、いろんな選択肢を持たせたいと障害者スポーツの裾野を広げる活動を精力的に続けられている。剛さんは障害者スポーツのパイオニア的存在だ。
最後に親の夢はという問いかけに、家族を作ってもらうことと答えられた。
まだ高校生の竜太郎さんに対して家族を持ってもらうこと、早く家から出てもらいたいなんて、つい笑ってしまったけど、パラアスリートとボランティア活動など良い話をたくさん聞かせてもらった。爽やかな朝だ。