新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

大雨災害と東京の新型コロナ2021.7.4

2021-07-04 | 日常

外出している間に、熱海の方では大変な土石流被害が起こり、今も捜索が続いているそうで、大変なことになってしまっていた。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。早く行方不明の方々が見つかると良いですね。雨もまだ続くらしい。これ以上の被害が起こらないことを祈ります。

ところで、東京の今日4日の新型コロナウィルスの陽性者数は518人で検査数は2日付の3日移動平均で7174人、7日移動平均での陽性率は5.6まで上がっていた。すみません。人数の入力を間違えていました。518人でした。

今日も人にあったが、話題は新型コロナのワクチンの副反応のことだった。

メール仲間からの情報では、持病があり、最初の副反応が強かった方の二人の内、お一人は中和抗体の量を自費(5000円)で検査して、十分な抗体ができていたので、2回目は接種しなくて良いということになったとかで、もう一人の方は中和抗体の量がまだ少ないので、2回目を接種なさったが、またモデルナアームになられて大変とかだった。

2回目がためらわれる方は、自費になってしまうが、自分の中和抗体の量を測ることができるということだったので、余裕があったら調べてもらうのも一つの方法ですね。

この頃は、ワクチンのせいではなく、コロナにかかったせいかもしれないということも言われだしたてきた。ちょっと変な気もするのだが、かかりつけ医に相談した方が良いですね。

友人で、今まで一回も病気したことがなく、かかりつけ医がいないという人がいらして、ワクチン接種の心配をなさっていた。どうなさったかしらね。

話は変わるが、東京都の都議選の選挙結果、「驕れるものもの久からず」の言葉を思い出した。テレビの報道などで、その政党に国会議員がいないから、主張が政策に反映されないということを盛んに自民や公明の人たちが言っていたのが、ひどいなと感じていた。国会議員がいれば、陳情が通るということなのだろうけど。

 

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乗鞍岳2021.7.3.-写真付き

2021-07-04 | ハイキング・登山

神奈川や静岡では大雨による被害が相次いでいるようで、災害に合われた方々にはお見舞い申し雨げます。そのような時に出かけて、何か申し訳なく思いますが、私たちは無事に山から帰宅しました。

一昨日の7月2日、天気予報は最悪だったのだが、小雨決行のリーダーの指示で、ともかくは松本に高速バスで出かけて前泊した。高速バスは回数券があったのでネットで4回分をまとめて購入し、それを使って予約。今回はリーダーの友人の方も現地でご一緒するということだ。降ったりやんだりの中登山することを覚悟していた。

家の家族も、海外の家族からも、大雨警報があちこち出ているけど大丈夫?と心配されたが、天気図をテレビで見る限りは長野方面はそれほどの大雨ではなさそうだっし、バスも運行していたので決行したのだった。

山梨に入ると雨はほぼ止んでいて、道路は乾いていた。長野では一部雨が降っていて、諏訪湖もぼんやりしか見えなかったが、松本では小雨で、バスターミナルの隣の同じ系列のホテルに素泊まりしたので、ほとんど傘も必要ないくらいだった。夜は出かけても怖いから持参の食料で済ませ、朝も早いのでなしにした。雷注意報も出ていたので、なんとしても午前中に登りたかった。

宿の空調の関係か、布団に入ると暑くて、出ると寒くて、窓も開けられなかったし、また、枕が反発力が強いタイプで、私には合わず、ほとんど寝付けなかったのがつらい。

夜間も雨音はしなかったが、長野のテレビ局による天気予報は絶望的。一日雨との予報だった。前々日までの天気予報では、頂上付近は9度とかで、寒いかもしれないと防寒着や雨具など、しっかり用意してきたのだが、なんと朝になったら、空も明るく晴れてきていた。4時起きで、軽い朝食を取ったり薬を飲んだり、山装備を整えて、出発。結構ギリギリの時間になってしまったが隣だったからよかった。

5時半発の上高地行きのナショナルパークライナー、事前予約が必要と小さな字で書かれていて、慌てて発車オーライネットで予約。クレカ決済しておいたから、バスターミナルの窓口を探す手間も必要なかった。上高地のバスは皆予約制だそうだ。混雑する時期には、ネット予約が便利そう。

6時に新島々駅で乗り換え。券売機に乗鞍観光センターの名前が見えず、係りの方にお聞きして最初往復券を購入したが、そういえば、ご友人の方が帰りは松本まで車に乗せて下さるとのことだったのを思い出し、払い戻して頂いて、買い直した。お手数おかけしました。

乗り継ぎ時間は少ないので、慌ててバスに乗り込む。こんな天気予報だから、あまり乗っている人もいないのかなと思ったら、結構人が乗っていた。

晴れてきて、雲が山々の間に見えるが薄い雲で、きれい。

本当は眠った方が良かったのだが、つい景色に見とれてしまう。普段は直通バスで上高地に行くときにも通っている道なのだが、路線バスなのでダムの説明などが放送された。それでいつもは見落とすダムも稲核ダム、水殿ダム、そして奈川渡(ながわど)ダムの3つ全部確認することができた。奈川渡のところで、上高地方向と別れるんだったと、後で思い出した。トンネルが続き、番所大滝のバス停を通るが滝はもちろん見えない。大昔子供と行ったと思うけれど。それから、満開のヤマボウシなどを見ながら、やがて乗鞍高原観光センターについた。ここで、石川から車でいらしたというリーダーの友人のNさんに合流した。夜9時にでて12時に到着して、車内で仮眠を取られたとか。びっくり。土砂降りの中の運転だったらしい。乗鞍高原も環境対策で、今は、自家用車の人たちも、ここからシャトルバスに乗らないとならない。

乗り継ぎのバスはすぐに出るので、急いで券売機に向かい、購入。ほぼ満員のバスに乗り換えた。スキーやスノボーの人たちが、大雪渓を楽しむために乗り込んでいたのだ。こんな天気予報だったのに、すごい。近場の人なのかな?晴れたから出かけよう!かもしれない。

乗り込んでしまってから、そういえば帽子がない。さっきのバスの中に置いてきてしまったらしい。

バスの中で、バス会社の島々営業所に電話して忘れ物について探していただくようにお願いした。折り返しの電話で、バスにあったので、観光センターに届けておくとのこと。助かりました。ただ観光センターの窓口は14時半には閉まるとのこと。畳平13:05のバスに乗れば間に合うから大丈夫だろう。

すずらんとかスキー場前とかを通り、昔スキーに来たなと思いながら、進む。ネットの大雪渓のサイトで、道路わきの雪の壁が残っている、とあったので、携帯を構えながら、外を見ると、残雪の山の斜面が見えて来て、下の方に雲が広がり、うっすらと山も見える。

所々の崖では、滝がいくつもできていた。S字カーブの連続で運転大変だろうと思いながら過ごすと、位ヶ原山荘の前に出た。展望良さそう。

道路わきにコバイケイソウの白い花が見えていたが、写真取れなかった。さらに進むと雪の壁の名残が見えて来て、肩の小屋口バス停についた。ここが大雪渓のスキーやスノボの基地になっている。ここから肩の小屋まで、雪渓脇の登山道を登っても良いと思ったが、今年は雪が多くて、ほぼ雪渓の上を通るという1週間前の情報で止めておいた。豪雨で大分雪は減ったみたいだが、結構岩ゴロゴロの登山道らしいし、お花もまだそれほど咲いていないみたいだった。

ここで大勢の人たちが下りた。それから、しばらく先の降車専用というバス停で降りる方もいらしたが、どうも大国岳に登るらしい。階段を上り始めていらした。

8時にやっと畳平駐車場について、降りた。すっかり晴れ上がっていて、幸運に感謝。

いらない荷物をコインロッカーに入れたが、雨具はやっぱりやっぱり3000メートルの山なので置いていくのもためらわれて、結局荷物はたいして軽くできなかった。そこのトイレは2階にあり有料で100玉がないと利用できないシステムで、100円玉は一つだけあったので助かった。夏休みなどには大きな食堂が開くらしいが、今は空いていない様子だった。

それから準備運動も忘れて、階段を下りて、お花畑がある方から剣が峰を目指した。

お花畑の手前の登山道付近のチングルマの群落

まだお花畑の手前には雪渓が残っていて、滑りやすいところもあるが全員ストックを取り出して歩いたので、問題なかった。不消ヶ池のあたりも少し溶けだしていて、そのあたりから登って砂利道の道路に出た。降車専用のバス停から道路沿いにいらした方々らしい人もいらした。しばらくは展望の良い砂利道の道路をのんびり歩く。

しばらく行くと自然科学研究機構の乗鞍観測所(旧コロナ観測所)のドームが摩利支天岳の頂上付近に見えたが、今日は剣が峰を目指すので、直進する。さらにしばらく進むと肩の小屋に到達した。

ここが、肩の小屋口のバス停から雪渓脇に登ってくるところなのね。雪渓はちょっと下側に行かないと見えなかった。ここで小休止。と言っても水分補給のみ。上着を取る。隣の赤い屋根の建物は、後から調べたら、東大乗鞍宇宙線研究所だったみたい。

ここからは本格的な登山道となる。石ころガラガラの直登コースを私はあえぎながら登る。どうも高山病的で息が荒くなる。リハビリ登山のリーダーもご友人としっかり先を登っていらした。ややトラバース気味の道の先に朝日岳から大雪渓に繋がる部分に残った雪渓が一週間前は45メートルくらいあるとあったが、今日は20メートルそこそこかな?という程度だが、幾分斜度はあって、皆が上った足跡をたどって、キックしながら登って行った。登り終えたあたりがざらざらの小石の多い部分でずり落ちそうになりながら、岩場の方に出た。

剣が峰方面

剣が峰

さらに岩ゴロゴロのルートを登ると、右に権現池の残雪の間に青緑の水が見えて来てきれい。剣が峰らしい急峻岩峰が見えて来た。

道間違えることはないので、皆さんに先に行っていただき、私は同じくらいのペースで登っていた若者の方と前後しながら登った。頂上小屋からと権現池側と二手に分かれていたのに気づかず、私たちは権現池側を登った。

頂上小屋の裏手の上の展望台のベンチがあるところで、私は思いザックを置き、昼食用のドライご飯とお湯のポットだけをもって、空身で剣が峰に向かった。途中ドローンを根源池の方に飛ばしていらっしゃる2人組がいらして、一人の方は登山番組か何かでお見かけしたことがあるようなないような?何かの番組のためかしらね?「うるさくしてごめんなさい」とおっしゃった。こんな日なら登山者も少ないかなと思われたのかもしれない。

頂上の端では大きなカメラの機材で写真?を取っている方がいらした。権現池を取っているのかな?黒い点はもしかしたらドローンかも。

10時過ぎに剣が峰で皆さんに合流して、早昼の準備。と言っても、私はくらくらしてきて危ない状態。寝不足と高山病的な状態で、ゆで卵もサクランボもザックから取り出すのを忘れてきたので、カップうどんだけを頂き、男性軍はインスタントドライカレーとかカップうどんと魚肉ソーセージを召し上がった。しかし、3000メートルを超えるというのに、すごい虫がたかってくる。黒い小さな虫が耳のそばに飛んでいたと思ったら、何か刺されたらしく、少し痒くなった。それでリーダーがお持ちになっていた、虫よけスプレーを皆にかけたら、いくらか来なくなった。やっぱり黒いものにたかる傾向があった。虫よけネットを持ってきた方が良かったくらいです。

それからやっと落ち着いて、食事をした。その後、何かテレビ番組なのか?男性が登ってきたところを撮影なさっていて、還暦登山おめでとう!と言われていたので、思わず、こちらは○○才が登頂しましたよー!と口走ってしまったのだが、Nさんがちょっとびっくりした顔をなさっていた。私たちは全員70才越えだったが、私が最高齢なのでね。Nさんは毎月のように白山に登ってこられているとか、しかも日帰りだそうで、すごい健脚だ。でも熊にあったことはないとのことだった。以前乗鞍に熊が出たことをお話したら驚いていらした。今日は人も結構登っていて、熊鈴も着けなかったけれど。

頂上小屋方向 頂上小屋への道の方が少し緩いとかで帰りはそちらを通った。

頂上部からの雲海

南東側は残念ながら雲が多くて見晴らしがなかった。

若い女性がものすごい重そうな機材をザックの上に括り付けて下山なさるのに、皆またびっくり。思わず写真を撮ってしまった。

下山開始は11時ごろになった。残り2時間で降りないとバスに乗れなくなる。乗り過ごすと2時間後までバスがない。

その後展望地に置いたザックを回収して、下山。リーダーもまた転ばないようにと、足もとに気を付けて歩くので、やや時間がかかる。

朝日岳方面

雪渓のところに出た。皆さんはアイゼンつけないで降りるというが、私は怖いので、アイゼンを付けたが、人には前の日につける練習をしておいた方が良いと言ったのに、自分が確認せずに来て、どうもつけ方に自信はなかったが、なんとか短い距離だったので、降りられた。でもつけ方が逆だったらしく、長い距離だったら危険でした。リーダーは2回滑ったそう。わざわざ小さくて軽いアイゼンを購入したのにね。まあ、ケガはなかったので良かったです。

大雪渓方面方の口小屋のあたり

雪渓を過ぎて肩の小屋までの石ころだらけの道に時間を取られたが、肩の小屋でまた水分補給でほんの少し休憩。

横の赤い建物は後で調べたら、どうも東京大学宇宙線研究所ではないかと思う。

それから砂利の道路を行くが、ちょっと登り。途中、富士見が岳経由の登山道を分け、今回は時間ギリギリになりそうなのでそちらには向かわず、道路沿いの高山植物を見ながら、お花畑方面にも下りずに砂利道を歩いたのだが、延々と続く。

お花畑(木道が一周している)と畳平バスターミナルなどを見下ろす。

バスターミナルの方に直結する道がなくて、やっと降車専用のバス停が見えたあたりの手前で分かれ道があった。

まあ、そのあたりのガレた斜面にはコマクサが所々見られたが、まだつぼみだった。

駐車場への分かれ道沿いにもコマクサがあって、開き始めた花も見られた。

チングルマと鶴ヶ池

やっと駐車場に着いたのは、出発10分前。ロッカーから荷物を取り出して、トイレによって戻ったら乗車時間だった。暑かったので、私はへとへと。バスの席も満員で、一人ずつ別々に座ることになった。

結局休憩時間も含めて、5時間がかりになってしまった。畳平でコンパスクラブの登山届の下山通知を忘れないように返信した。忘れると遭難ということになってしまいますものね。

乗鞍高原観光センターについたときには、乗るときに係員さんにはさみを入れてもらった乗車券が見当たらなくなって慌てたが、事情を話したら、OKを頂けた。始発から乗る場合は、乗車する時に回収していただく方が良いですよね。

ともあれ、降りたら、急激に気持ち悪くなってしまって、やっとのことで帽子を回収して、友人の方の車に乗ることになったが、少し待っていただいて、暑くて気持ちが悪い、長袖とかタイツとかをトイレで脱いで、冷たい水道で顔を洗ったら、少し気分が良くなった。新しく冷たい水を購入して、飲んだり顔や首を冷やしたら、少しおさまった。でも万一車を汚したら申し訳ないので、ビニール袋を探して手に持ち、乗り込んだ。

乗鞍観光センターから松本まで、リーダーに友人との会話はお任せして、私はひたすら寝るようにしていた。時々頭や顔、首をペットボトルで冷やした。

無事に松本バスターミナルの近くで降ろして頂き、別れた。これから白馬の方の下見に向かわれるとか。大人二人と重いザック二つで相当の重量になったと思います。ありがとうございました。

バスターミナルで、荷物の整理をして、リーダーの土産物探しに付き合ったが、私自身はなんの気も回らなくて、何も買わず、車内に持ち込もうと思っていた上着を引っ張りだすことも忘れて、バスに乗り込んだが、バスは結構涼しくて、ありあわせの物では寒くて、休憩所でやっと上着を取り出して、着込むことができたが、ちょっと風邪ひいたかも。

相変わら食欲はなかったので、パンだけ買い込んで、一つ食べただけだった。

無事に新宿に2分遅れ位で到着。リーダーはうまく電車が遅れていて、割とすぐに乗れたみたい。私は出かけるとき雨だったので、徒歩で最寄り駅に行ったので、帰りも歩いて帰った。汗びっしょりで荷物の片づけしてシャワーを浴びて、バタンキューでアッという間に眠りについた。

なんとか山小屋とかホテルとかで眠れるようにしないと、困りますね。写真の整理はまだ時間がかかりそうです。

乗鞍岳の高山植物

キバナシャクヤク、ピンクっぽい花もあった。

遠くに見えた白い花はイワウメらしい。

イワカガミ

チングルマ

イワツメクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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