新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

竜ヶ岳(山梨)登山2022.12.3

2022-12-04 | ハイキング・登山

昨日は、新潟の弥彦山登山を計画していたが、12月1日からの寒波で雪の可能性が高いということで、石川からのリーダーの友人が車で来るのは難しいかも、ということで中止にした。

リーダーは登山のために休暇を取っているため、どこか別のところに行こうということで急遽、山梨の竜ヶ岳に登ることにした。年賀状に富士山の写真を乗せるのもいいかなと思って。。。

遠方からでも間に合う、新宿バスタ7:15発の富士五湖線で河口湖駅に。なんと電車乗り継ぎよりも早く、安いのだった。他にもバスはあったけれど、本栖湖行きのバスには間に合わなかった。

9時着予定で、近くのバス停から出る9:05発の本栖湖方面行に間に合うかしら?と間に合うと良いけれど、無理なら登山開始が遅れ、最終バスになると思っていた。

富士急ハイランドでもうすでに9時を過ぎていた。バス停からくっきりと富士山が見えていたが、隣に人がいらしたので、写真を撮ることができなかった。河口湖駅に到着は9時5分過ぎ。富士急ハイランドって、河口湖にこんなに近かったのだ、と思いつつ、本栖湖行きはもう出た後らしい。それらしいバスは見当たらなかった。

座席も真ん中あたりにしていたので、バスから降りるのも遅れたし。

一応バス停を探してぐるっと回ると、大勢の人が並んでいてバスに乗り込んでいた。本栖湖方面行らしかったので、並んでいる人に確認して列の後に並んで乗り込んだ。座れないかと思っていたが、別々に座ることができた。

バスは、鳴沢、紅葉台入口、氷穴、風穴などのバス停を通り、西湖は見えなかったような...それで赤池という精進湖畔にでた。最初こんなに小さな沼だったかしら?と思っていたら、ぐるっと一周して精進湖らしい水辺をみて、さびれた風情の精進民宿村を一周してから本栖湖に向かい、本栖入口の次が本栖湖バス停だった。ずっと富士山あたりは厚い雲がかかって、何も見えなかった。

本栖湖バス停は、ヤマレコのポイントになっていなくて、ヤマレコの登山開始地点は、本栖湖駐車場だったので、私は、バス停と本栖湖駐車場が同じと思い込んで、湖岸の道に出るには、少しあと戻って右に入ると地図で見ていたため、少し戻ったが、湖岸の道に出なくて、別荘とかホテルの看板のところに入って行ったが、本栖湖キャンプ場に出られそうだが、確証がなかったので、ヤマレコの地図を見たら、違っていて、ヤマレコもルートが違うと言い出したので、あと戻って、バス停のところに戻った。

もしかしたら、バス停の位置が、ヤマレコの駐車場と違っていたらしいと気づいて、そのまま階段を下りたら、湖岸の周遊道路にでて、立派なトイレがあった。竜ヶ岳登山者に、「今はキャンプ場のトイレは凍結のために使えないから、ここが最後のトイレになる」と書かれていたので、私達も利用させていただいた。

それから、湖岸を辿る。湖岸を歩き始めたら、ヤマレコの地図が予定ルートと重なったのでほっとした。少し歩くともう一つトイレが見えたが、最初の方が立派に見えた。

湖岸に黄色の船が見え、しばらく進むと左手にキャンプ場らしいところが見えたがはっきりとした入口は分からなかった。帰りに竜ヶ岳登山口⇒という標識が立っているキャンプ場内に入る場所があったが、行きがけには気が付かなかった。

そのまま進むと左手にまっすぐな道路があり、ハイカーらしい人たちが進んでいったので、私達も進んだ。

昔ダイヤモンド富士を見に来た時は深夜で、キャンプ場の中をぞろぞろ登る人たちが歩いていて、トイレも使わせていただいたが、その時に通ったのかどうかはっきり覚えていなかった。途中、凍った舗装道路を通った記憶はあるが。

その人たちがスポーツセンターの建物の横を通って、少し先で右手の林の中の道に入って行ったので、私達も付いて行ったら、柵があって、竜ヶ岳登山口と書かれた標識があった。

すぐに左手側に登山道らしい、ある程度の傾斜の道をたどる。あいにく、雲が多くて山並みは見えない。ひたすら登って行った。昔暗くて気づかなかったが、右手の林の向こうに本栖湖が見えていた。しばらく登ると斜度が緩やかになり、ホッとする。

その後下ったり登ったりしていくが、昔明け方の山並みの続きに富士山が見えていたのに、それらしい山が見えなかった。富士山どこにあるのかしら?と思いながらさらに登る。寒いと思って厚着してきたので、汗びっしょり。まあネットのシャツは着てきましたが...それで上着を一枚脱いで、帽子の下にバンダナを被った。汗で目が痛くなってしまったので。

大分登ったら本栖湖が見下ろせて、その向こうに南アルプスらしい雪をかぶった山並みが見えた。

やっと左手の見晴らしが効くようになり、雲に覆われた富士山が見えて来た。今日は富士山の写真を撮りたいと思ってきたのだが、無理かもしれないとあきらめていたところ、さらに登って、後ちょっとで休憩所というあたりから、頂上付近の雲が切れて来た。

休憩所で休んでいる人たちがいて、私達も石仏の囲いの向こう側の風が当たらない場所で、小休止。羊羹などを頂いてから、再度出発。その間に富士山の頂上付近を覆っていた雲が取れて、富士山がすっきり見えて来た。

ヤマレコの地図を見たら、まだ一時間以上ありそう。この時間って、私がゆっくり目に設定した時間なのかしら?

休憩所の先は、両側が笹の道だ。少し霜が解けたのか、ぬかるんでいるところもあった。時たま、笹が低くなっていて、富士山が見渡せた。大分登ったけれど、頂上手前の分岐にまだつかない。

しかし富士山にかかっていた雲は強風に吹き払われて、この分なら頂上では雲がかからない富士山を見られるかもしれないと、時々写真にとりながらも、歩みを速めた。

分岐に出た。当初の設定時間よりは早く着いたようだ。あとちょっと。これが結構大変、もう頂上か?と思いながらも笹の道が続き、やっと頂上にたどり着いた。

頂上には予想よりも少し早く、12時45分ごろに着いた。

強風に一枚着こんで、フリーズドライの袋にお湯を注いだが、アッという間に冷えてしまいそうだったのでザックの中に入れて時間を待った。何もかも吹き飛ばされそうで、空き袋などはザックの中にしまった。

何とか冷たい簡単なおかずを出し、リゾットとかマカロニなどと一緒に頂いた。

寒いので30分位で写真を撮ったりしてから、下山開始。

3:25のバスに間に合わせようと、リーダーが歩を早める。分岐で、地図を確認したら、距離的には湖岸登山口に降りる方が早そう。こちらは展望が望めないので、最初は元来た道を戻ろうと話していたのだが、バスにギリギリになりそうなので、早く降りられそうなこちらの道を選んだ。

分岐で下りかけた時に女性の軍団に「道はどうなの?」と聞かれて、ジグザクの道ですとお伝えしたが、その時点では、これほど急坂とは思わなかった。

降り始めると落ち葉が積もった道で、木の根の急坂もあり、結構大変だった。降りるのに夢中で、写真は撮っていなかった。ジグザクは最初は細かく、大分経ってからは大回りになるが、所々ピンクリボンが見当たらなく、ちょっと不安になる。

しばらく降りると、リーダーが「アッ!落ちた!」と叫んだ。エッと見たけれど、私には見えなかった。10メートルくらい先で、崖から1メートルくらいのところで男性が這い上がってきていた。少しだけで止まって良かったです。バランス崩して落ちたのでしょうか?私たちが追いついたところで、無事に登山道に戻っていて、声をかけたが、「大丈夫です」と手に付いた落ち葉を払いながらおっしゃったので、一緒の女性もいらしたので、私たちはそのまま通過した。初心者だと、結構手ごわい下り道ですね。ストックは一本ずつ持っていたと思ったが、無事に降りられたかな?バスの時間が気になったので、そのまま先に下りてしまったが。

所々分かりにくい所があったから、なるべくその人たちが分かるように、落ち葉を蹴散らしたりしながら、私は降りて行った。

嫌になるほど下っても、まだ湖岸道路に出ない。若い女性のグループも追い抜いたが、その人たちもあまりこういう下りに慣れていないみたいだった。

やっと落ち葉の坂が大回りになって、緩く分かりやすくなり、道路も近づいて、隣のスポーツセンターの陸上トラックなどがしっかり見えて来て、キャンプする人たちのテントも近づいてきたので、私たちはショートカットのつもりで、キャンプ場に入って行ったが、キャンプ場から直接道路に出る道がなく、逆に大回りして、やっと道路に出た。その反対側の方に登山口の階段が見えていて、直接登山道を行った方が近かったかもしれない。ヤマレコが「道が違っている」とうるさかった。湖岸道路に出たら止んだけれど。

湖岸の周遊道路を元来た方向に歩き、行きがけに見えた船や駐車場を見て、さらに進むと、最初に見たトイレの建物が見えて、ホッとした。あとは階段を登ればバス停だ。途中から富士山も見えることが分かった。

見覚えのある景色に変わり、黄色の船の次に、駐車場を見て、最初に寄ったトイレに出た。横には茶店が出ていて、登山バッジも売っていた。トラックに原木シイタケを沢山pのせたおばさんが販売している様子だったが、寄らずに階段を登った。

3時ごろにはバス停横について、そばの土産物屋さんで牛乳を頂いた。美味しかったです。土産は宿でクーポン(休日扱いなので1000円だけ)を頂いてから駅の近くて買い求めようと、何も買わなかった。

そろそろバス停に並んだ方が良いかしらと、バス停に出たらなんと富士山がバス停の脇に見えた。

しかし、バスは時間を過ぎても来ない。やっと富士山駅という標識のバスが通り過ぎた。あれが行って戻るのかなと思ってみていたら、大分先の操車場?で回ってきていた。20分位も過ぎていた。周遊しているので、人が少し乗車していた。風が吹き抜ける場所だったので、すっかり冷え込んでしまったので、ホッとした。

竜ヶ岳の裾に沈む太陽が、ダイヤモンド竜ヶ岳?と思ってみていた。

それから居眠りしながらバスに乗っていたが、精進湖のバス停から見えた富士山が夕陽の中ですごくきれいだった。

河口湖駅に着いて、帰りが遅くなりそうだったので予約していた宿に向かおうと、暗くなりつつなる中、スマホで地図を出そうとして、うまく行かず、宿に電話して、道順をお聞きして、駅前の道路を左手の方に直進した。

2つ目の信号を左折と言われたが、正確には3つ目だったようで、行けども行けども見当たらず、やっと通りがかった方にお聞きして、もう一つ先だったと右折して、大通りに出たら、宿はすぐ近くにあった。駅から12分とあったがじっさいには15分位だったかな?途中に確かにコンビニはいくつかあり、飲食店もあったが、もう少し先にもあるかなと買わずに来てしまって、失敗。近いというコンビニは歩いて5分はかかった。

今日は、あまり岩場はなさそうだったから、足が痛くならない靴を履いてきたから、まあ移動は苦にならなかったけれど、田舎のちょっとは、結構距離がありますね。自動車移動が多いからでしょうか?

ともあれ、一時間前のバスに乗れたので、真っ暗になる前にたどり着けて良かったです。

ワンコイン朝食付きの全国旅行割が適用されたホテルの朝食は、高齢者には十分たっぷりしていて、生野菜がしっかりついていて、食べでもあり十分楽しめました。夕食は、コロナで宿の中で営業していた食堂は今はやっていなくて残念でしたが。

翌朝、ホテルの脇から見えた富士山もくっきり見え、富士山三昧の山旅でした。

ただ、折角河口湖に来ていたのに、河口湖までは歩くと30分位はかかりそうで、朝食時間との関係で、帰りのバスに間に合いそうになくなく、立ち寄りできなかったのが残念でした。大分昔に三つ峠に行ったときに車の中から見えましたが...

やっぱり富士山見ると、心が落ち着きますね。

当日、本栖湖の地元で、訓練です、と言いながら「富士山噴火警報が出ているから避難するように」と放送されて、一昨日テレビで富士山噴火の避難訓練が行われたと言っていたので、その続きらしかったが、噴火しないでほしいですね。

平安時代の大地震の後、富士山が噴火したらしいけれど、この間の東日本大震災の後は、西の島の海底火山が噴火して、今も噴火が続いて領土が多少広がっているのが、昔の富士山噴火の代わりかなと、勝手に思っています。どうなんでしょうね。

富士山に登山鉄道を通そうなんて話もあるようだが、噴火したらどうするのかしら?と心配してしまいます。

何事も起きませんように!

追記:そうそう、ヤマレコの登山記録で登山の時間の再計算というのが合ってやってみたら、実際の速さがでて、なんと標準よりも早くなっていた。下山の一目散の下りが時間短縮に効いたようだ。かなりしんどかったわけですね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スペイン戦勝ちましたね。 | トップ | 日本PK戦で敗れる、残念! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハイキング・登山」カテゴリの最新記事