韓国語にも「しりとり」ということば遊びがある。
끝말잇기
끝は「終わり」という単語。そして 말は「言葉」。
잇は「続ける」という動詞잇다の語幹で,次の 기が付くことで,「続けること」という名詞になっている。
無理やり直訳すると「終わりの言葉を続けること」という感じだろうか。
それでは韓国語の 끝말잇기のルールを説明しよう。
基本的に前の人が言った言葉の終わりの文字を使って,言葉を続けるのは日本語のしりとりと同じだ。
ところが,韓国語にはパッチムがあるので,一筋では行かないのだ!
それではちょっとだけ例題をあげてみよう。
가정 → 정치 → 치한 → 한국 → 국가 → 가게 → 게시판 → 판사 → 사과
正直言って,韓国語のしりとりをするためには相当なボキャブラリーが必要だと思う。
私が韓国語を勉強し始めて,半年くらいたった頃,先生がしりとりをやろうと言ったものの,5分ももたなかった。
なにしろ,半年程度の学習時間では覚えられる単語の数などたかが知れているのというもの。
한국어のしりとりのエキスパートに言わせると,絶対答えることのできない「決め技」があるという。
おそらく特殊な語彙を使った単語ではないかと思うのだが詳細は不明!
ところで,한글は母音と子音の組み合わせでできている。
母音は基本母音10個+二十母音11個=合計21個。
そして子音は,基本子音14個+濃音が5個=合計19個
母音21個と子音19個の組み合わせだけでも399個もある!
ところがこれにパッチム(終声)が加わるとめちゃめちゃな数になる。
パッチムの数は26種類も存在するのだ。
つまり399+399=10,773個!!
しかしご安心を!
現在使用されているおもな한글は1,800個程度だそうだ。
それでもイロハ48文字に比べればとてつもなく多いよなぁ。
한글とは「偉大な文字」という意味があるそうだが,本当にすごい文字だ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
●補足
日本語のしりとりは「ん」で終わると負けになってしまいますが,韓国語のしりとりは,何で終わったら負けと言うルールはありません。
しかし次に続かないと負けですので,頭にくることがないハングルで終わるものを探せばいいのです。
“리 리 릿자로 끝나는 말은 괴나리 보따리 댑싸리 소쿠리 유리 항아리.” というおもしろい歌があるのをご存じですか。
2番は“리 리 릿자로 끝나는 말은 꾀꼬리 목소리 개나리 울타리 오리 한 마리.”です。
괴나리というのはレンゲ草,댑싸리は箒木(ほうきぎ)のことです。
보따리は風呂敷包み,소쿠리は竹で編んだかごのことですね。
しりとりは「らりるれろ」で終わる言葉をいかに多く知っているかが勝負の分かれ目です。
これは韓国語も日本語と同じくラ行音で始まる言葉は,すべて漢語か外来語「らりるれろ」で,固有の言葉がないからです。
韓国語のうちこの리で終わる言葉には,머리, 허리, 다리…と,体に関する単語がいくつかありますので,切り札として使いましょう。
끝말잇기
끝は「終わり」という単語。そして 말は「言葉」。
잇は「続ける」という動詞잇다の語幹で,次の 기が付くことで,「続けること」という名詞になっている。
無理やり直訳すると「終わりの言葉を続けること」という感じだろうか。
それでは韓国語の 끝말잇기のルールを説明しよう。
基本的に前の人が言った言葉の終わりの文字を使って,言葉を続けるのは日本語のしりとりと同じだ。
ところが,韓国語にはパッチムがあるので,一筋では行かないのだ!
それではちょっとだけ例題をあげてみよう。
가정 → 정치 → 치한 → 한국 → 국가 → 가게 → 게시판 → 판사 → 사과
正直言って,韓国語のしりとりをするためには相当なボキャブラリーが必要だと思う。
私が韓国語を勉強し始めて,半年くらいたった頃,先生がしりとりをやろうと言ったものの,5分ももたなかった。
なにしろ,半年程度の学習時間では覚えられる単語の数などたかが知れているのというもの。
한국어のしりとりのエキスパートに言わせると,絶対答えることのできない「決め技」があるという。
おそらく特殊な語彙を使った単語ではないかと思うのだが詳細は不明!
ところで,한글は母音と子音の組み合わせでできている。
母音は基本母音10個+二十母音11個=合計21個。
そして子音は,基本子音14個+濃音が5個=合計19個
母音21個と子音19個の組み合わせだけでも399個もある!
ところがこれにパッチム(終声)が加わるとめちゃめちゃな数になる。
パッチムの数は26種類も存在するのだ。
つまり399+399=10,773個!!
しかしご安心を!
現在使用されているおもな한글は1,800個程度だそうだ。
それでもイロハ48文字に比べればとてつもなく多いよなぁ。
한글とは「偉大な文字」という意味があるそうだが,本当にすごい文字だ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
●補足
日本語のしりとりは「ん」で終わると負けになってしまいますが,韓国語のしりとりは,何で終わったら負けと言うルールはありません。
しかし次に続かないと負けですので,頭にくることがないハングルで終わるものを探せばいいのです。
“리 리 릿자로 끝나는 말은 괴나리 보따리 댑싸리 소쿠리 유리 항아리.” というおもしろい歌があるのをご存じですか。
2番は“리 리 릿자로 끝나는 말은 꾀꼬리 목소리 개나리 울타리 오리 한 마리.”です。
괴나리というのはレンゲ草,댑싸리は箒木(ほうきぎ)のことです。
보따리は風呂敷包み,소쿠리は竹で編んだかごのことですね。
しりとりは「らりるれろ」で終わる言葉をいかに多く知っているかが勝負の分かれ目です。
これは韓国語も日本語と同じくラ行音で始まる言葉は,すべて漢語か外来語「らりるれろ」で,固有の言葉がないからです。
韓国語のうちこの리で終わる言葉には,머리, 허리, 다리…と,体に関する単語がいくつかありますので,切り札として使いましょう。
…というのは韓国語も日本語もですか?
それと、「…ラ行で始まる固有語は少ないからです。」
とありますが、
韓国語についても日本語についても、あることはある のですか?
日本語を辞書で見ますと 「ら」が初めにつく言葉で日本の固有語にはまだ行き当たりません。
あまりに多くの言葉があるので「ら」の途中で嫌になりました。
なので「あるにはある」のか「すべて、漢語か外来語なのかが とてもとても知りたいです!!!