この内容は,自分が勉強した中でおかしいと思ったものである。出版社,著者とは関係が無い。
●0072 발악하다(025ページ) 발악하다 悪態をつく
발악하다は,韓韓辞典では“온갖 짓을 다 하며 마구 악을 쓰다.”とある。
“악을 쓰다.”を調べてみると“있는 힘을 다해 큰 소리를 지르며 기를 쓰다.”と書いてある。「わめきたてる」に近い。今度は例文を調べてみる。
・흉악범은 묶인 채 발악하듯 외쳤다.
・어린아이는 주사를 맞지 않으려고 온몸으로 발악했지만 어쩔 수 없었다.
・모가지가 꺾인 닭은 마지막까지 필사적으로 발악하듯 푸덕이고 있었다.
これらの例文からは「悪態をつく」というよりは「わめく」「もがく」「しだばたする」のほうがいい。
小学館の韓日辞典をもう一度見てみると「悪態をついたりわめき散らすこと,暴れ回ること,あがき,もがき」と書いてある。よって,この提出の順番はよくない。발악하다には「悪」の字が入っているせいで,ついそちらの方向にいってしまうのだろう。
●1428番(258ページ)떨다
「軽率に振る舞う」の訳が付いているが,떨다単独ではそのような意味はなく,방정(을) 떨다 という熟語になってはじめてそのような意味を持つので,誤解を与える表現である。
방정を名詞として項目に立てて「軽はずみな言動」「軽はずみな人」という意味を付けて,例文の中で방정(을) 떨다を提示した方がいい。
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