政府の経済対策で、省エネ家電の買い替えを促進するための補助制度が検討されています。
具体的な内容はまだ分かりませんが、別の商品に交換可能な「エコポイント」を付与する案があるようです。
そういうと、私は店が近いことからヨドバシカメラをもっぱら使っていますが、商品を買うと10%とか15%のポイントが貯まり、次回以降の購入代金に充当できます。
もしヨドバシカメラと同様の制度が、貿易取引で行なわれたとしたら、関税評価ではどう考えるのでしょう?
(想定例)
第一回輸入取引き 現実支払価格 $100000 ポイント 10000 発生。 輸入時課税価格 $100000で通関
第二回輸入取引き 契約価格 $80000、 決済価格は $80000からポイントを差し引いた$$70000。ポイントが新たに7000発生。
(問)
第一回 、第二回の本来の課税価格はいくらでしょう?
(答)
案1 第1回課税価格=100000-10000=$90000
第2回課税価格=80000-7000=$73000
案2 第1回課税価格=100000
第2回課税価格=80000
案3 第1回課税価格=$100000
第2回課税価格=80000-10000=$70000
案4 第1回課税価格 当初輸入時は$100000で通関するが、10000ポイントを使って第2回の輸入を
して確定処理した後に、第1回輸入の課税価格を$90000により減額更正請求を行う。
第2回課税価格=$80000 (第3回輸入があってポイント使用した場合は$73000により減額更正
案5 第1回課税価格=100000-10000=$90000
第2回課税価格=80000-10000=$70000
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読者の方の、「正解は○○」というコメントを期待しています。
具体的な内容はまだ分かりませんが、別の商品に交換可能な「エコポイント」を付与する案があるようです。
そういうと、私は店が近いことからヨドバシカメラをもっぱら使っていますが、商品を買うと10%とか15%のポイントが貯まり、次回以降の購入代金に充当できます。
もしヨドバシカメラと同様の制度が、貿易取引で行なわれたとしたら、関税評価ではどう考えるのでしょう?
(想定例)
第一回輸入取引き 現実支払価格 $100000 ポイント 10000 発生。 輸入時課税価格 $100000で通関
第二回輸入取引き 契約価格 $80000、 決済価格は $80000からポイントを差し引いた$$70000。ポイントが新たに7000発生。
(問)
第一回 、第二回の本来の課税価格はいくらでしょう?
(答)
案1 第1回課税価格=100000-10000=$90000
第2回課税価格=80000-7000=$73000
案2 第1回課税価格=100000
第2回課税価格=80000
案3 第1回課税価格=$100000
第2回課税価格=80000-10000=$70000
案4 第1回課税価格 当初輸入時は$100000で通関するが、10000ポイントを使って第2回の輸入を
して確定処理した後に、第1回輸入の課税価格を$90000により減額更正請求を行う。
第2回課税価格=$80000 (第3回輸入があってポイント使用した場合は$73000により減額更正
案5 第1回課税価格=100000-10000=$90000
第2回課税価格=80000-10000=$70000
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読者の方の、「正解は○○」というコメントを期待しています。
理由→貨物の正当な価値だから。
輸入者によって保有しているポイント数が異なり、全額ポイント決済なんて輸入者もいるでしょうし・・・。
答えが知りたいです!
理由は、杓子定規にいうと二回目の取引の決済価格(70000)は、それまでの取引で生じている買手の債権10000と二回目の取引で生じる売手の債権(80000)とを相殺しているため、当該相殺額を加えた額が、現実支払価格となるものです。
たぶん、このような考えを、「正当な価値」と表現されたんだろうと思います。