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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

ライブ二日前の心境

2005年03月29日 00時03分51秒 | Weblog
ライブ二日前である。
今日は久しぶりにスタジオに入った気がする。
上京して一ヶ月で俺は東京での初めてのライブを経験した。
細かいあらすじは明日から毎週火曜日に連載を予定の、
今村竜也の自伝的小説に詳しく書くこととして、本日はあのときの
ライブ二日前の心境を思い出した。
遠足の二日前のようなあの感じを俺は忘れてしまった。
久しぶりのライブで緊張するかもしれんが、あんときの胸の高鳴りは
もう二度と訪れんだろう。
それに似たテンションに自分をもっていくことはできる。
しかしあくまでも疑似体験である。
今年、俺も30歳になる。
この手の淡い感覚を失ってしまったことに対する悲しみはある。
大いにある。
しかし、その代償に得たモノの大きさたるや!
これはこの歳になった人は皆得るものだろうか。
ある程度の快楽を経験した。
辛いモノもたくさん見てきたし、実際に人間的な悪を数知れず経験してきた。
その結果が今である。
開き直り・・いや、ちがう。
余裕・・でもない。
今さら18歳に戻ったとこで、また同じことをするだろう。俺は。
年相応に楽しみはある。
俺はこの感じがたまらない。
結論。
俺は青春を失った代償にダンディズムを手に入れた!か。
もうすぐ咲く桜もあの頃よりずっと心にしみる。ダンディズム。