今日は特別の予定もなく、のんびりと雑用をこなして過ごした。
日中はとても暖かい日ざしで、郵便局や、頼まれていた友人への届け物を渡しに行ったりで、ゆったりと過ごした。
夕方、まだ息子の帰宅時間までには余裕があると、庭の手入れをした。もう帰る頃だと思い、庭仕事を終えて家に入ろうとしたら、
なんと玄関に鍵がかかっているではないか！ 車庫に息子の車だ、予定より少し早く帰宅したらしい。
私が庭にいることを知らずに、鍵をかけてしまったのだ。もちろん私は何も持って出ていない。
チャイムを何度鳴らしても二階に向かって大声で呼んでも息子は気付かない！ 外は薄暗くなってきた。 どうしよう！！！ お金も携帯も持ってない。
お隣さんにお電話を借りるにしても、息子の携帯の番号を覚えてない。家の固定電話には息子は絶対に出ないのは分かっている。
息子のふろに入る時を狙うしかない。お湯を張っている音はしている。１５～２０分待てば風呂に降りてくるその時を待つしかない。
夕方からは冷えてきた。外で、待つのは何とも情けないことよ。
待ちくたびれた頃やっと風呂に降りてきた息子に声をかけ、開けてもらった。
息子の第一声は「どうしたん？」「どうもこうもないわ、庭にいるのを気付かづに締めだしたのよ！」と
とんだ騒動だった。
