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気ぜわしい年末に、毎年行われるのが、岡山大学交響楽団定期演奏会だ。
昨年までは、横浜の妹夫婦が会員だったので、招待券をもらい聞きに行っていたが、ことしは義弟の死もあり会員をやめたのでチケットが来なかった。
ところが、Oさんの友人がチケットをくださったので、今年もOさんと聞きに行くことができた。
ただ、今年は、コロナの関係で、シンフォニーホール入場がややこしく、あちこち苦労をしながらやっと会場の席にたどり着いた。
演目は、ヴェルディの歌劇「ナブッコ」序曲 あまり馴染みが無い曲だ。
ストラヴィンスキー組曲「火の鳥」聞きなれない演奏だったが、火の鳥を想像させて引き込まれた。
最後は、ブラームスの「交響曲第1番」ハ短調 この曲は、ブラームスが、ベートーヴェンに並び立つような曲にしたいと21年かけて作曲。
ひたすらに苦しみや寂しさなどの深い感情を積み上げ、苦悩を通じての歓喜を表現。(パンフレットより)
クラシックが分かるわけでなく、単にクラシックの雰囲気が好きと言うだけ、しかも雰囲気に揺蕩いながら時にまどろむ、このひと時が至福なのだ。
今年も歳が越せると喜んで会場を後にした。天気予報通り冷たい夜の雨になっていた。
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