シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

哲学カフェとはこれいかに

2020年12月04日 | 日記
  

月一回の哲学カフェ、認知症予防を兼ね、高齢者でも社会のために何ができるかを考え合い、学び合う会だ。
学んでも学んでも忘れていく脳の機能を少しでも維持したいと参加しているが、賽の河原で石積をするごとく知識が積みあがらない。情けないことよ。

今日は、テーマを継続しての学習だ。新自由主義の歴史を、Kさんのチューターで3回目だ。
今回は、中曽根首相時代、予防的新自由主義だったが、経済最優先を旗印に財界の主導で歴代内閣が強力に推進、
小泉内閣で、新自由主義国家を完成に近づけた。郵政民営化をはじめ公共部門の民営化が容赦なく推進された。
その結果が、公衆衛生の大きな後退と、感染症対策がとれない医療機関の現状となり、現在のコロナ対応が後手後手になっている状況となった。
次回は、小泉内閣以後の新自由主義がどうなってきたか、現在のコロナ感染対策に新自由主義の問題を具体的に学ぶ事にした。

理解力の落ちたわが脳細胞を鞭打ちながら、少しでも理解しようと頑張った。認知症予防に効果があるかどうかは分からないが―――。でも楽しい!