公園愛護委員の仕事、毎月15日は私の当番日だ。10月半ばというのに今日も夏日の晴天だ。
日焼け止めを塗り、麦わら帽子に長袖シャツと防備万全で、掃除に行く。暑くても、季節は秋、落ち葉が増えている。
まず、公園の周りの側道の落ち葉を清掃。公園の広場のゴミを拾う。紙コップやキャラメル・飴・チョコ等の紙類が散乱。
おまけに、たばこの吸い殻も。たっぷり1時間を要した。公園の中の落ち葉は集める時間が無かったので、今回は放置だ。
老体には応える仕事だ。
市民劇場「マクベス」のチケットを渡すために、友人宅を訪問することに。
1度は行ったことがあるが、念のためにネットで調べて地図を印刷して出かけた。目標は、クロネコヤマトの会社を左折することだ。
クロネコの会社が見つからない。国道53号線を何度も行ったり来たり。結局わからず、友人にSOSの電話を。
友人がタクシーで迎えに、やっと会えて、友人宅へ。(カーナビが使えないのだ。)
山奥の田舎へよく来てくれたと言うが、ここも岡山市北区だ。山裾に家家が並んでいる。
友人宅は、北に山を背負い日当たり抜群、広々とした前庭は、植物園のような広い花壇に、秋の花々が咲き乱れている。
その横は、300坪はあろうかと思うような広い畑に、様々な野菜が立派に育っている
裏山は柿や栗などの大木があり、下草が生い茂っている。山の剪定はこれからだという。
彼女は広い邸宅に、今は一人で悠悠と暮らしている。山の幸、畑の収穫を楽しみに忙しくしているという。
山野草も咲き乱れていて、家中に花が飾ってある。
食べ助けしてと、いっぱい野菜を戴いた。ジャガイモ、なす、ゴーヤ、カボチャ、ジャンボピーマン、春菊そして栗の渋皮煮。
彼女は、自然に囲まれ、野菜や草花の生長を楽しみながら、生きていける幸せを満喫しているという。ホントにうらやましい!
こんな生活を楽しめたらと思ったが、私には出来たお野菜を戴くしか能が無いと思った。
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