今日は行事が二つ重なった。私にとってはどちらも欠かせない。
一つは、岡山県短歌大会。おかやま県民文化祭「君たちの未来へ!」の活動に参加しての行事だ。
特に、短歌講演は 高岡市万葉歴史館長 坂本 信幸先生
演題は「酒と万葉集」 日本人は、早くから酒を嗜んでいた。「魏志倭人伝」に記録が出ている。
古事記に多くの酒の歌があり、酒の種類や飲み方など、酒を愛し生活を楽しんだ歌の数々を紹介された。
酒飲みでないので、その楽しさは分からないが、古くからこんなに酒の歌があることに驚かされた。
後は、出品した短歌の合評会だ。私の短歌は、感性はあるが、言葉の選択に気をつけたらとの助言を頂いた。
本当に、感性があるのかどうかは分からないと思うが。自分では、感性が乏しいと思っているし、磨きようがないと。
二つ目の行事、短歌大会を中途でぬけて、新医協支部学習会に参加。
大変お世話になった、林道倫精神科神経科病院院長 林先生の講話だ。「精神障害と貧困 ー生活保護基準引き下げ違憲訴訟「意見書」から」
いのちのとりで裁判に出された意見書を中心に話された。生活基盤が侵され厳しい状況が続く中で、
貧困から精神崩壊が起こり社会全体の水準が低下、その結果、生活保護基準の見直しで、より低く抑えられるようになる。
憲法に保障された生存権を脅かす制度改悪を食い止めるための裁判闘争が全国に広がっているが、判例を元に敗訴が続いている。
ただ、大阪地裁判決は、生保基準引き下げ違憲訴訟で、引き下げを取り消す判決を言い渡した。
岡山も近く判決が出ることから、この意見書が有効に判断されることを願っている。
とても勉強になり、頭を整理することが出来た。難しくても、知ることは改めて思った。改めて思った。