早くも12月の4日だ。やっと年賀状を買った。何かと気ぜわしくなる。
予約していた巻き爪センターに行く。履きやすいスニーカーを注文していたのだ。
今毎日履いているスニーカーは、もう6年過ぎた。未だ未だ十分履けるのだが、訪問するには少し草臥れている。やっと思い切って新調することに。
ボーナスは貰えないが、毎日歩いてくれている自分の足へのボーナスだ。少しハイカラに黒色にした。
気持ちがウキウキして,呉服店に寄った。閉店に向けて売り尽くしというDMを頂いたのだ。着物教室の先のおすすめのお店で、何度か利用していた。
江戸小紋の素敵な反物が、1万円という。つい買いたくなって気が付いた。仕立てて貰わないと。仕立賃は、9万円だそうだ。慌てて断った。
ここは、理性が働いたのだ。年金生活者だぞという事に気付いたと言うこと。
でも、和服用バッグと帯締めは欲しいと思っていたので、手が出てしまった。気が付けば,やっぱり散財してしまった。
まあ持って死ねるわけは無いのだからと、ちょっと言い訳をしながら呉服店を出た。
