11月末、認知症の姉が出入り口の外で転倒して起き上がれず意識朦朧。丁度デイサービスのお迎えの職員が発見してくれて、救急車で搬送、そのまま入院となっていた。
幸い意識も回復し、骨折も無く経過を見ていたが、12月12日に退院となった。一人暮らしが出来る状態では無く、姉の次女の婚家に同居となった。
自分はまだなんでも出来ると思っていて、自宅に帰りたいと言い続けていて、ほとほと困っているので、会って欲しいとの連絡があった。
温かいたこ焼きや巻き寿司、柔らかいプリンなどを持って,娘の運転で倉敷まで行った。
姉は、さざんかの生垣に囲まれた広い庭園を望む南向きの部屋に腰掛けていた。太陽がいっぱい入り、素敵な眺めだ。
顔色も良く,話もしっかり出来て、かなり回復してきているようだ。
ふわふわの大きなたこ焼き6個を美味しいと言ってペロリと平らげた。巻き寿司やプリン,大きめのイチゴも3つ食べた。私たちと一緒だったからかも?
ブリスベン(オーストラリア)の姪夫婦と姉や私たちとのLINEのビデオ通話をする。会話も弾んだ。姉もニコニコしていた。便利な世の中になったものだ。
庭を眺め、テレビを見てのんびりしていると、最初はいいかっこしているようだったが、次第に帰りたいコールが始まった。
お正月を越すまではここでゆっくりしたらと何度も話す。することが無いというので、得意な編み物をしたらと何度も話しているうちにその気になったようだ。
姪にそのことを話しておく。帰宅願望も、とりあえずお正月を越してからと言ってることも伝える。
認知症のケアは根気が要る。姪をねぎらって帰った。
姉が可愛がっている愛犬リリー