シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

心が、明暗になった日だ

2023年10月15日 | 日記

雨模様になるかと心配していた昨日今日心配をよそにお天気が続いている。酔芙蓉は今朝も40個ほど昨日咲いた花はピンクでまだ咲いている。

昨日のサノヤス造船見学が、高齢の私にとっては厳しく、帰宅してからダウンしたので、今日は何もしたくない日になるかと思っていたが、

今朝起きて、酔芙蓉を見たらとても元気が出たので、コムコムで自主上映する映画ジェンダーを考えるとした「雪道」を見に行くことにした。

この映画は2016年に韓国で作成された。

アジア・太平洋戦争の末期、「日本軍慰安婦」として無理矢理連れて行かれ、過酷な運命を共に耐え抜いた二人の少女の友情を描いているもの。

日本軍の横暴さで傷つき人権もない状況の慰安婦を描きながら根底に流れる人間のたくましさや優しさを描いて、見に来て良かったと感動した。

 

午後からは、待望の「マリオネットコンサート」だ。14時からルネスホールで。 ~哀愁のポルトガルギターとマンドリン~

久しぶりの岡山公演だ。昨年、民芸の「泰山木の木の下で」の市民劇場に劇中生演奏が入り感動したことを思い浮かべながら聞き惚れた。

今回は、マンドリン奏者の伊丹典子さんも参加。童謡や歌曲など幅広く演奏された。

私の大好きな曲「南蛮渡来」や「キンモクセイのの頃」にうっとりした。

 

映画「雪道」で、心が締め付けられる思いで塞いでいたが、午後からは、透きとおる演奏で、気持ちは明るくなり充実した一日になった。