本家の兄夫婦が姉のお見舞いに行きたいと相談があった。
兄も、もうすぐ90歳に。だんだん体力は落ちて先が短いと思ってか、疎遠になっていた姉を見舞いたいので段取りをと声がかかった。
姪にも連絡して、調整できた日が今日の午前11時に面会の許可が出た。
セカンドステージ笑夢だ。かなり認知が進行しているのではと心配していたが、手押し車で面会室に出てきた姉は表情も生き生きとしている。
会った途端に、兄夫婦の名前も覚えているし、私もちゃんと覚えていた。白髪の断髪頭がよく似合い、とても94歳には見えない。
施設は、とても良いところだ、食事や掃除洗濯の心配もなく、ご飯も美味しい。職員も親切だ。ただ一つ不満があるという。
することがないから退屈なのだそうだ。話しっぷりもはっきりしているし、心配しなくて良いと分かりほっとした。
たった15分の面会時間だったが、会えて良かった。
後は、兄夫婦と姪と私の4人で、日本料理「遊食房屋」で昼食をとった。かなり大きな料亭のようなお店だが、すでに満席。
予約していて良かった。立派なご馳走が並べられたが、薄味で美味、満腹になった。
お値段はと恐る恐る聞くと、1300円という。ああこれで、美味しさが倍加した。
話もたっぷり出来て満足な一日になった。