コースタイム 小郡(8:50)→上野(10:10~10:20)→西峰山頂(11:15~11:50)→桜谷川出合(13:10)→人丸神社(13:30)→東光寺(14:00)→松陰神社(15:00)→上野(15:15~15:25)→小郡(17:00)
3月20日付の朝日新聞に掲載されていた萩市にある田床山に神社巡りも兼ねてピクニックに行くことにする。上野付近の空き地に車を止め、田床山登山口と道標のあるところより車道を田床山西峰に向け歩く。途中、山桜が咲いており「穂高岳 見えて雨飛ぶ 山ざくら」という感じでもないが単調な道のりに花を添えてくれる。
山頂に着くと予想通り北、西面の展望は申し分ない。青海島、笠山、指月山、橋本川・松本川にはさまれた萩の市街地が一望の元に見渡せる。しかし、この西峰周辺も伐採が進んでおり、公園地化するのも時間の問題である。車道を造ると利用し易くはなるが途端に低俗化してしまう。ちょっとさびしい気もした。
ここより東峰を目指し、鳥越峠に下るつもりだったがルートらしきものは無く、5万図のルートに従い桜谷川に下ることにする。東光寺方面に下るルートの切り分けを過ぎると静かな山のムードとなり、ほっとする感じである。唐人山のピークが眼前に迫って来ると沢を下ることになるが下降地点だけはじっくりと見定めたい。
下降点より約15分も下るとブッシュ気味の道が桜谷川へと導いてくれる。林道に出るとすぐ唐人山からの沢に三段滝がありここで一休みすると良い。桜谷川の両面は若葉が美しい。さらに山椿も色を添え「雲に眠り 渓流にゆれ 山椿」という感じでこれもグー!人丸神社に着くと早速お参りをする。このあたりは人気がないらしく、苔むした感じも良い。さらに神社シリーズということで東光寺、伊藤博文旧宅、松陰神社etcにも立ち寄ったがいかにも観光地化されており我々には?でした。
注)駐車場は東光寺を利用した方が良い。桜谷川方面はルートファインディングがポイント。五万図と実際の地形をじっくり見ること。
後日談:田床山山頂付近は現在かなり変化していると思われ、我々が歩いたコースが、歩けるかどうか定かではない。