宇部市、山陽小野田市の仲間3名が山口県の名峰である莇ヶ岳にまだ登っていないとのことで
案内も兼ねて歩いてみた。山頂では見ごろのササユリと展望、ブナ尾根では森を楽しんだ。
また、山頂では仲間の北海道みやげ、名水アイスコーヒーとデザートでお茶会、下山して駐車地では
半ば恒例?となったソーメンパーティを楽しんだ。お陰で2食分?の食事と日頃の栄養不足を補えた。
なお、風景写真などは過去何度も掲載しており、割愛する。
コースタイム 登山口P(9:40)~莇ヶ岳山頂(10:45~11:25)→分岐(12:15)→登山口P(13:05)
上り 1時間5分 下り 1時間40分 合計2時間45分(山頂の40分休憩を除く)
山頂北部ブナ緑陰で、北海道みやげの名水アイスコーヒーとお菓子のお茶会を楽しむ。
お茶会が終わった後はササユリを観賞したり、周囲の展望を楽しんだり、登頂記念のスナップなど撮る。
ふむふむ・・・なかなか美味しそう。
見ごろのササユリがまだ残っていた。ほっ!
ブナ尾根のきれいな森、ブナの大木に付けられたクマの爪跡なども紹介する。
笹原とブナの森で。
ブナ尾根下部の展望地より莇ヶ岳山頂方面を望む美山女子。植林帯も間伐がされ見通しが良くなる。
下山後はお待ちかねのソーメンパーティ
超豪華なソーメンパーティの始まり!
名水コーヒー(わき水で入れたアイスコーヒー)で食後のティータイム。
自身と言えばソーメン、おにぎり他、たらふくと2食分以上食べてしまったので、お菓子などは口に入らず。
色んな準備や気配りありがとうございました。
参加された方の中で1名の方の登山靴の靴底(踵側)がはがれてしまったが、テーピングで補強、かつ
スパッツを装着し、ゴムひもを踵の溝に入れることにより何とか事無きを得る。スパッツも踵側のはがれの
場合、一時しのぎにはなるので常時携帯した方が良い。
7/15追記 登山道の一部に一見アセビの花のような小さな白花が沢山落ちていた、良くわからんが、
どうやらネジキの花のようだ。
福岡からゲスト1名をお招きして、ヤマアジサイ、コアジサイ、ササユリ観賞も兼ねて本年4月23日に
歩いた屋敷林道から弟見山、莇ヶ岳を再度歩いてみた。
上りの屋敷林道コースでは各所にヤマアジサイやコアジサイの群生が見られ、森の美しさと共に楽しめた。
ササユリは展望地から弟見山山頂まで密度の濃い群生が見られ、丁度見ごろだった。
莇ヶ岳の山頂でもササユリがチラホラと咲き、楽しめた。両所共にササユリのつぼみもあったので、後数日間
楽しめそうな感じでした。
下山はシャクナゲ尾根コースを下り、鞍部の分岐より、前回の尾根コースとは別の谷コースを下った。
沢沿いの道は踏み跡が薄く、草ヤブ気味ながら、色鮮やかな山アジサイの群生が各所に見られ、見ごたえ
があった。ヤマアジサイ、コアジサイ、ササユリとたっぷりと楽しめたコースでゲストにも満足頂けたようだ。
コースタイム
駐車地(9:35)→林道終点(10:50)→縦走路出合(11:15)→展望地(11:30)→山頂(11:40)→
展望地(11:45~12:35)→シャクナゲ尾根分岐(13:40)→莇ヶ岳山頂(14:05~14:20)→
シャクナゲ尾根分岐(14:35)→下山口(15:35)→駐車地(15:50) 合計6時間15分 歩行約10km
屋敷林道コース登山道脇のヤマアジサイ
屋敷林道のきれいな森
展望地~弟見山山頂間はまさにササユリロードと化している。
三つ巴ササユリ
ゲストとササユリ群生の一部
大きめのシャクナゲ尾根分岐道標が新たに設置され、わかり易くなりました。
縦走路のコアジサイの群生
別角度のコアジサイ
莇ヶ岳山頂のツインズササユリ
サルナシ
谷コースのツチアケビのつぼみ
より鮮やかな谷コースのヤマアジサイ
弟見山南部の展望地では岩国から来られた2人パーティの方と楽しい談笑の時を共有した。
昼食時に巻き寿司やコンニャク、ナツミカンなどの差し入れを頂き、恐縮しきりだったが、有難く頂くことにした。
今日は花や山仲間に囲まれ、とても充実した一日を過ごせた。こうだから山歩きはやめられん。
ところで、スノーハイク以外はストックを使うことはほとんど無かったのだが、体力やバランスの低下を
補うため、初めてダブルストックを使ってみた。急坂の上り下りでロープが設置してあるところでも
ロープはつかまず、ストックのみで歩くことが出来た。これで亀足を多少なりとも補完できるかも?
午前中は涼しい風も吹き、庭の手入れには最適で果樹園の除草などして過ごした。以前は夜明けから日暮
まで庭仕事をしても何とも無かったが、意欲、体力、気力共に低下したのか半日しか持たなくなった。
手休めに、今咲いている庭の花をテキトーに撮ってみた。
ラベンダー、バラ、ガウラなど。
グラジオラス、後方はサルビア・グアラニチカ
ブッドレア
アンジェラ
アブラハムダービー
満開のアンジェラ
うらら
サルビア・ホットリップス
それなりに手入れは必要だが、植えっ放しの花ばかり、ワイルドガーデンなのでこんなもん。
気になる山はあるのだが、何気なくその気になれず、午前中は花の終わったラベンダーの剪定や
その周辺の除草などして過ごす。昼休憩を挟むと庭仕事を再開する気も失せ、まったりしいると、
夕刻になり、玄関のインターホーンが鳴り、次女が孫娘を連れて父の日プレゼントを届けてくれた。
自身、山グッズ以外の物には執着がないのを知ってか知らずか、プレゼントは生花とアイスコーヒー、
ポカリスエット各1箱だった。ポカリスエットは山歩きや庭仕事などで脱水症状にならないようにと
届けてくれたものだ。
先日、父の日の1日前には長男の嫁がブラジル産の高級コーヒー豆3袋を父の日プレゼントとして
届けてくれたこともあり、当分の間は飲料には困らず生活できそう。
うららも2番花がチラホラと咲く。
キキョウも元気に開花中、しばらく花を楽しめるだろう。つぼみのバルーン状のものもなかなかいい。
明日にでも気になる山と一瞬思ったが、明日はワールドカップ、ギリシア戦があり、見逃せない。
山は逃げないので先送りで楽しむことにしよう。あの森はきっときれいなはずじゃ。
ところで×2 、クロコス風のサンダルを2足持っており、先の九州遠征でも下山後や運転中はサンダルを
履いていたのだが、足裏の吸湿がイマイチだったので百均で中敷とカップインソールを買い、試してみた。
スニーカーの直履きみたいで気持ちいい。夏場山行、車の行き帰りはこれだな。
山旅の満足感もあるのか、昨日は何もする気がおきず、抜け殻のような一日を過ごした。
若い頃、長期山行から帰ると、精魂尽き果てるのか、1ヶ月ぐらい仕事以外は何もする気が起きなかった
ことを思い出した。今回それに比して、大した山は登っていないのだが似たような感覚だ。
庭の花も終わったものもあるし、雑草も成長著しい?ため午前中は除草や剪定などして過ごしたが、
根気も続かず中断した。
ガウラ(白蝶草)も大株に育った。
たわわに咲くバラ
サルビア・グアラニチカも開花が進んでいる。
裏庭のアジサイ
ところで、九州の山に登ってみて西中国山地の山の魅力を再認識した。中国地方の日本百名山は伯耆大山
1座のみで全国的には無名の山が多い。標高も高いと言えないが、登山者が極端に集中する山も少なく、
それだけ自然が残っているということになる。近く未踏の西中国山地の山を歩いてみることにしよう。