注)6月1日に歩きましたが、編集都合上、日付は5月31日になっています。
数年前から気になっていた鹿嵐山を時季外れ(シャクナゲは終わっている)だが、歩いてみた。
コースタイム 第一登山口P(5:40)→雌岳(7:00)→鹿嵐山山頂(7:25~7:40)→地蔵峠(8:35)→第二登山口(8:55)
第一登山口P(9:40) 合計 4時間 歩行 約6km
第一登山口駐車場にある登山案内看板
歩く終えるまで誰にも会わない静かな山歩きだった。閑散とした第一登山口駐車場。
安全登山を静かに見守るお地蔵さん。
雌岳の登り途中にシャクナゲの群生地がある。
稜線は自然林に囲まれる。
雌岳山頂の祠
鹿嵐山山頂
地蔵峠へと向う山頂直下は急下りだ。
ウツギ
スイカズラ
津波戸山、中山仙境、田原山を連想させる岩峰や切り立った尾根道があり、万里の長城と名付けられている。
危険とは思わなかったが、つまずきや転倒に注意を要す。
第二登山口出口
林道脇にはシシウドの群生
帰途、雌岳、山頂方面を仰ぎ見る。
下山し、ゆったり休憩の後、万年山へと向かう。画像は院内にある日本のマチュピチュ・・・
展望台に立ち寄ってみる。
過日、「防長山野へのいざない」著者の金光氏がFBで梅ノ木山の直登ルートの記事を掲載されていた。
このところ気になっていたルートなので歩いてみることにした。
25年ぐらい前のこと、火ノ山連峰に家族で登り、どこからか記憶が定かでないが、シダ藪と格闘しながら東麓へ
下ったことがある。この時、勤続〇〇年で会社から頂いた皮バンドの高級腕時計を紛失してしまった苦い思い出も
残っている。
梅ノ木山直登ルートはシダ藪ぎみだが、踏み跡はしっかり付いている。要所にピンクテープがあり、急坂には
ロープも設置してある。岩場や倒木などでルートが少しわかりづらいところもあるが、冷静にルートを見定めれば
山慣れた方なら難なく歩けると思う。但し、これからシダも伸び、サルトリイバラなどがルートをふさぐので、
手袋や剪定ハサミなどは必須装備になりそうだ。時期的にはシダの勢いが弱まる11月~4月ぐらいがお勧め。
初心者やきれいな山道しか歩かない方には不向きだが、踏み跡だけの山道はそれなりの味がある。
道に迷い、踏み跡が無くなったら、踏み跡がはっきりあるところまで戻り、周囲を見渡せばルートはわかるはず。
コースとルートの使い分けについて、山道が明確な場合はコース、一部ルートファインディングが必要な場合は
ルートと使い分けています。
セミナーパーク第5駐車場から周回コースタイム 1時間40分 今回の歩行ログ
青線が今回の歩行ログ、他は過去ログ。
ボンボリ状に咲くヤマツツジ
火ノ山山頂より名田島開作の田園パッチワーク、後方は雨乞山、御伊勢山
きららドーム方面
階段状テラス縁に咲く山ツツジと後方の大海山
梅ノ木山直登ルート下(登)山口、標識やテープ目印は無い。U字溝に丸太が埋めてある。
こぼれ話
① 駐車場で登山準備をしていると、車から降りて来られた同年代らしき方がいきなり「装備を見せて下さい」
と言われてびっくりする。話を進めてみると30年ぐらい前に山歩きをしておられ、再開を考えているとの
ことで、最近の装備を確認したいとのことだった。キスリングと最近のザックの違い等一通り説明させて
頂いた。ちょっとびっくりだったが、きっと実直な方なんだろうと自身に納得させる。
② 下山し駐車場で始末をしていると、今日初めて山を歩く方が通りかかられた。ズボンは七部丈で膝から
下が一部むき出しになっていた。自身、今日は小枝で蜘蛛の巣や蚊、ブヨなどを払いながら歩いたので、
ザックに忍ばせていた防虫スプレーを貸与し、かけてもらうことにし、むき出しにしないほうがいいですよと
軽くアドバイスしておいた。余計なおせっかいかも知れないが、ぼちぼちヘビも出没しているし。
ところで、このところ弊ブログには残容量の関係もあり、庭の花はアップロードしていません。庭の花は
もっぱらフェースブックに掲載するようにしています。気になる方は弊ブログのプロフィール欄の読者になる
横のfのマークをクリックすると見れるようになるかも(フェイスブックの登録必要?)。フェイスブックは
大きな画像も今のところ気にせずアップできるので気に入ってます。こちらは山歩き中心になるのかな?
やや疲弊してしまった気持ちを癒すため、雑事の合間に、母なる大海山をちょこっと歩いた。
たおやかな大海山は優しく迎え入れてくれ、いい気分転換の場となった。
樹木や山野草をゆっくりと観賞しながら、いつものコースタイムの1.5倍ぐらいかけて、ゆっくり、
のんびりと歩いたので、汗をかくこともなく、快適に過ごせた。
山麓に咲くナワシロイチゴ
ニガナ
ヤマツツジ
コガクウツギ
ヤマボウシ・・・目の高さの枝にも咲いていたので、容易に撮影出来た。
普通高いところに咲いているので、ズームしなければ撮れないが、ここは目と鼻の先だ。
小花のナツハゼも細かく観察すると可愛く咲いている。秋が深まり熟すと酸味はあるが食べられる。
かっての山仲間が和製ブルーベリーと言っていたが、ブルーベリーの仲間になる。
花盛りのヤマツツジ
エゴノキ
植物の名前は薄学ですので、間違いも多々あると思います。詳しい方はご教授宜しく。
やっぱり穏やかな山容と山道の大海山はいいなあ。自身も大海山のように穏やかに生きられたらいい。
5年ぶりに市場奥の沢沿いの道から桐ヶ峠を経て、高岳山の展望地まで往復する。沢沿いの道は
先の集中豪雨の影響なのか、沢の周囲の崩壊も一部あり、かつ倒木により、数か所登山道が寸断
している。崩壊の影響もあり、沢の渡渉点の対岸が判りづらいところもあり、注意を要す。
従来は初心者でも歩けるコースだったが、ルートファインディングが必要なところもあり、
山慣れた方に引率してもらうことが望ましい。
歩行 約7.4km
コガクウツギ
沢沿いに咲くヒメレンゲ
ホウチャクソウはあちこちにチラホラと。
コミヤマスミレ・・・細部未確認なところもあり、自信ないが。
崩壊のためなのか、滝の見通しが良くなった。
イワカガミを期待して歩いたが、残り花3~4株に留まった。また、尾根道も笹が被りつつあるので、
以前に比べ日照不足となり、開花株も少なくなったようだ。
展望所より過日歩いた十種ヶ峰
ギンリョウソウ
開花直前のベニドウダン
ブナの新緑など。
ホウノキの新緑
笹原とブナ
順光の新緑
ヤマアイの群生も
熟したエンレイソウ
5月15日に徳地青少年自然の家で開催される森林セラピー基地の「森フェス」のプログラムの一つ、日暮ヶ岳登山に
備え、担当他の案内人で下見を兼ねて歩いてみた。長く展望が無かった見晴しの丘は今回一部伐開され、見晴しや
風通しの良い広場へ変貌を遂げており、このところヤブ蚊などにも悩まされていたことが解消されそうだ。
実に30年ぶりぐらいに明るい森になっていた。登山道の倒木や枯れ木を撤去しながら歩いたが、登山道全般に
歩き易い道へ整備され、初心者でも安心して歩けるだろう。
歩行 約4.5km 所要 3時間
山麓に咲くニガナ
一部群生も見られるチゴユリ
キンラン・・・開花はもうすぐ。
ハイノキ?・・・他クロキの花も
ギンリョウソウの群生
風通しの良くなった見晴しの丘
直下の伐開された二次自然林・・・明るく気持ちの良い森になった。
ヤブレガサもチラホラと。
先日整備した丸太の椅子のところで森歩きに来られていた3家族連れに出会う。
画像は子供たちが杉の切株の年輪を数えているところ。
当日も小道具を使い、ちょっとした説明を付け加えることにした。
後は当日の好天を祈り、参加者の皆さんに楽しんでもらうことを願うのみだ。