登山を大別すると、肉体的、精神的な苦痛も伴い、より高みを目指すスポーツ登山と、負荷をかけずに
五感の楽しみを優先させる遊びの登山に分けられるように思う。どちらもそれぞれに良さもあり、優劣を
つけられるものではない。森林セラピーで推奨しているのは五感で楽しむ癒しの登山だ。
森林セラピー山口では登山に親しむことにより、運動習慣を身に着け、心身共に健康になって欲しいという
願いを込めて健康登山のイベントを続けている。
今日は参加者15名、森の案内人&ボランティア12名で日暮ヶ岳を歩いて来た。平地ではうだるような暑さ
だったが、歩行中は森を抜ける涼風とも相まって、全員が快適に歩き終えることが出来た。自身の担当と
言えば行動の記録、山頂から見える山の解説、危険個所でのアドバイス、見守りなどを担当させてもらう。
今日の行動記録 スタッフミーティング(9:10~9:20)→受付開始(9:30)→開会(挨拶、諸注意、
準備体操9:55~10:05)→登山口(行程説明10:15)→見晴らしの丘(11:00~11:05)→日暮ヶ岳山頂
(昼休憩、山頂旧陸軍施設、山頂から見える山、地図と磁北線、下山の注意事項など11:35~12:30)
見晴らしの丘(12:55~13:00)→丸太ベンチ(13:30~13:50案内人から話題提供)→国少エントランス着
(14:00整理体操、アンケート記入受け、閉会挨拶)→解散(14:10)→スタッフミーティング
(14:10~14:30)
今日の歩行ログ(測位15m毎、一部受信の乱れあり)
開会あいさつ
いざ登山口へ
見晴らしの丘をめざし、時折小休止も交えながら快調に歩を進める。
路傍のササユリも愛でながら。
隊列も乱さず。
ゆっくり歩けば、階段も乗り越えられる。
小休止中も談笑を欠かさず、楽しく過ごす。
見晴らしの丘でやや長めの休止。
県民税で整備された明るい森をいく。
緑に包まれて。
グリーンシャワー、マイナスイオンをしっかりと浴びて。
急坂は歩幅を狭くして高度を稼ぐ。
緑深き森を
小さなこぶを乗り越えて鞍部に着く。
山頂を前にちょっと休憩、英気を養い、いざ山頂へ。
山頂では日差しを避けて昼休憩
昼休憩も終え、下山の留意事項を解説
急坂はアドバイスと見守りも含め、乗り越える。
涼風と緑陰で涼しく歩ける。
丸太ベンチ分岐でも小休止。
丸太ベンチで解説も交え、ゆっくりと過ごしてもらう。
カラスビシャクの兄貴分のオオハンゲも自生していた。
参加者のご協力により、スムーズな運営が出来ました。感謝!
解散時に参加された方数名に「今日はどうでした?」と聞いてみた。異口同音に「とても楽しく過ごせた」
とのこと。これを励みに、これからも微力ながら取り組んでいこうと思った。
帰宅すると娘より生花を添えられたプレゼントが届いていた。はて?そうか、今日は父の日だったのだ。
父親らしきことは何一つしてやれなかったが、優しい娘に育ってくれたことにも感謝だ。
しばらくすると一昨日ポチッとした沢歩きグッズが届いた。近く沢でも歩いて性能なり確かめてみよう。