下関の山友さんが山口県内の未踏の山を歩きたいとのことで、大岩、物見岩からの展望が良く、変化に
富んだコースの白石山と山頂からの展望が良い蕎麦ヶ岳を案内方々歩いてみた。
ガイドに専念?したので画像は少なめです。白石山の引廻コースは近年、松の大木の枯れ木が登山道を
塞ぎ、やや歩きにくさがあったが、最近、切断され快適に歩けるよう整備されていました。
白石山コースタイム 登山口P(9:10)→物見岩(10:15~10:25)→白石山山頂(10:30)→引廻コース分岐
(10:50)→登山口P(11:50)
スマホにカシミール地図をダウンロードし、ログを確認される山友さん、知らぬ間に進化を遂げていました。
GPS専用機に比べ画面が大きいし、地図なども見やすい。時代の趨勢か・・・自身ガラケーだし無理じゃ。
おひさの物見岩、南方面の展望が180°以上開ける。画面右端のピークは真田ヶ岳。
往路でも立ち寄った接待岩、この奥に大きな洞窟があり、真ん中にはコウモリが沢山いて、早々に立ち去る。
写ネタも少ないのでアキノタムラソウ
花びらが不揃いのシラヤマギク
引廻コース下部よりオミナエシの群生と白石山
白石山登山口で山友さんの豪華お手製弁当を食し、空腹を満たし、近くの蕎麦ヶ岳登山口へ移動する。
蕎麦ヶ岳コースタイム 登山口P(12:40)→鞍部(13:30)→蕎麦ヶ岳山頂(13:50~14:05)→鞍部
(14:20)→登山口P(15:00)
山頂ではしばし360°第1級の展望を楽しむ。
今夏は山遠征で2週間家を空け、かつ雨模様の日々が続いたため、庭の雑草も長い所では膝丈にも達し、
草ぼうぼうで草海と化した。雨の切れ間で掃海を進めていたが、ストレスも限界に達していたが、今日、
山を歩いたことで一時的にせよ爽快な気分を味わえた(草海→掃海→爽快???)。
ところで過日、白山の登山口でお会いし、ダブルストックを持っていた私に、茨城の貴婦人からストックを忘れた
ので1本貸して欲しいと申し入れがあり、お役に立てるならと使ってもらった方から昨晩、速達で荷物が届いた。
何だろうと開けてみると丁寧なお礼文と登山シャツが入っていて、恐縮しきりだった。その登山シャツを早速、
今日の登山で使ってみたが、着心地も快適だった。
長い間登山を続けてきたが、こんなに丁寧な方は初めてだ。精々気持ちを受け取り大事に使っていきます。
夕刻に弟夫婦が訪ねて来てくれて、一連のお盆行事は早目だが終了することになった。
明日から自遊人に戻れる。ふふふ。
日暮れ近くになった時、地区の公民館方面から盆踊りの曲が流れてきた。参加するかどうか迷ったが、
地区の盛り上げ?のために参加してみることにした。
バザーは焼き鳥、焼き豚、フランクフルト、かき氷、ビール、ジュース類だった。
自身は焼き鳥やフランクフルト、かき氷など、たっぷり味わった。
カラオケも、出場?歌手が少なそうだったので、自身も下手な喉を披露することにした。
司会者のあおり立てにはいささか閉口したが、何とか口を閉じずに?歌い終えた。
面白い格好に変身された方も、これだと誰かわからん。メガネを取ってもらったら、どなたかわかった。
民謡同好会による模範盆踊り。
初めは躊躇するもカラオケに続き、超おひさで盆踊りの輪に加わる。
区長さんも自慢の喉を披露される。カラオケ参加者は3名のみでやや寂しーい。
夜も更け、ビンゴゲームでお開きになった。
かねてから門司の山友さんが三倉岳に登りたいと言われていたので案内も兼ねて歩いてみる。
念のためにテープシュリンゲとカラビナをザックに忍ばせていたが、朝日岳から先端トップの岩場に
たどり着き、その折り返し地点(一般ルートではない。)の突破の時に出番がきて何とか切り抜ける。
要所の岩場通過時はアドバイスを繰り返しながら歩いてもらった。山友さんもいい経験を積めた
のではなかろうか。
また、幸運にも見ごろのウスキキヌガサタケの群生に遭遇することができ、印象に残る山行きと
なった。
暑い最中の登山だったが、薄曇りだったので、この時期にしては比較的涼しい山行になった。
コースタイム 公園P(10:15)→朝日岳分岐(11:30)→朝日岳先端岩場(11:40~11:50)
中岳(12:10~12:15)→夕陽岳(12:35~13:05)→三倉岳山頂(13:20~13:25)→
公園P(15:00)
ガスのかかった三本槍を見ながら歩き始める。
突然見ごろのウスキキヌガサタケ群生に遭遇し、ビックリする。
群生の様子
ロックゲレンデにて。
朝日岳山頂先の岩場トップ地点にて
中岳、夕陽岳の絶好の展望台だ。
中岳鞍部にある天狗の踊り場で決めポーズをしてもらう。
中岳岩場先端で憩うヤングカップル
展望は無いが、三倉岳山頂を踏んでみる。
下りはAコース歩く周回コースとした。
樹間から望む三本槍
公園近くから望む三倉岳の岩峰
今日は大平山荘でバスを降り、北沢峠に下る周回コースを歩いた。北沢峠から小仙丈ヶ岳を経て
山頂まで往復する登山者が多いらしく、大平山荘~馬ノ背ヒュッテまでの道は雪渓歩きもあり、荒れて
いなくてなかなか味のある登山道でした。小仙丈ヶ岳からの下りは変化も少なく退屈する道でした。
コースタイム 大平山荘6:20→沢(雪渓)出合7:40→馬ノ背ヒュッテ9:05~9:20→仙丈小屋
10:30~10:50→仙丈ヶ岳11:20~11:30→小仙丈ヶ岳12:20~12:30→馬ノ背分岐13:40~13:50
北沢峠15:20
シラビソの森をトラバース気味に歩く。
タカネグンナイフウロ・・・意識的に見たのは始めて?
シナノキンバイ
白山では見れなかったハクサンチドリ
振り返れば昨日登った甲斐駒ヶ岳・・・信州側では東駒ヶ岳と呼ばれているらしい。
清楚なハクサンイチゲ
馬ノ背ヒュッテでは骨のある?従業員さんとしばし山談義に花を咲かせる。好青年だった。
馬ノ背ヒュッテ周辺ではシカの食害がひどく、いたるところにネットが張られている。
ここ数年で景観もずいぶん変わったのだろう。残念なことだ。
キヌガサソウ
タカネシオガマ
40年来の念願が叶う?
山頂に憩う登山者
下山路より前方の小仙丈岳を望む、ガスがかかり微かに見える程度
小仙丈岳にて
ハイマツ帯の下山道
馬ノ背分岐・・・お休み処になっている。
今回の山旅を終えて・・・8月9日~10日まで滞在の予定だったが、天候は下り坂みたいなので帰宅することにした。
装備類は不足することは無かったが、車旅ということもあり、やや過剰な面もあった。次回に生かせるだろう。
また、いつの日か、北沢峠~鳳凰三山~夜叉神峠の縦走も歩いてみたいとふと思った。
約40年前のこと、10月初旬白峰三山を歩いた。小太郎尾根を喘ぎながら上り北岳から見た甲斐駒ヶ岳と
仙丈ヶ岳の山容はとても印象に残っており、いつかと思っていたがとても長い年月が経ってしまった。
前日に北沢峠近くの山小屋に電話を入れたところ、すでに予約で満員とのこと。だがこれはほぼ織り込み済み
だったので計画通り戸台から北沢峠まで2日間通い、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳をそれぞれ日帰り登山をすること
にした。出発は遅くなるものの山小屋の混雑は避けられ戸台にある温泉に日々入浴できる利点もある。
そんなこともあり戸台にある仙人の湯には3日連続で利用した。バスターミナルの駐車場は無料で、トイレや
水も利用可、また、ほとんどの人が小屋泊りなので、とても静かにPキャンが出来るいい場所だった。
コースタイム 北沢峠5:50→長衛小屋6:00→仙水小屋6:35→仙水峠7:10~7:25→駒津峰9:05~
9:15→分岐9:50→甲斐駒ヶ岳山頂10:40~11:00→駒津峰12:00~12:10→双児山13:00→
北沢峠14:30
なお、下山にさしかかるとガスが多くなり、駒津峰からは小雨模様となったので、下山中は写真を撮らず。
長衛小屋・・・小屋下にはキャンプサイトあり。
シラビソの森を歩く
仙水峠から仙丈ヶ岳
仙水峠から摩利支天と山頂方面
駒津峰から摩利支天と山頂方面
優美な山容の仙丈ヶ岳
北岳と間ノ岳(標高2位と3位)もくっきり見える。
シラビソと北岳、間ノ岳
栗沢山と鳳凰三山方面、右上に富士山ちらり。
駒津峰より山頂を臨む。
槍、穂高連峰
中央アルプスと御嶽山
北岳もぼちぼちガスがかかる。
山頂直下の岩稜をよじ登る。直登ルートは3点確保が必要な箇所あり。
岩場の影に咲くハクサンシャクナゲ
直登コースより巻道を歩く登山者、右下は摩利支天
甲斐駒ヶ岳山頂にて。
山頂で憩う登山者・・・次第にガスが多くなった。
巻道を下山するも、摩利支天にもガスがかかり、立ち寄らずに双児山経由(北沢峠からの直登コース)で下山する。