HIMAGINE電影房

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『TITANES EN EL RING』 怪人図鑑

2007年09月19日 | アルゼンチンプロレス

 もう少し『TITANES EN EL RING』の話題にお付き合い願いたい。

 この番組が開始された当初は上の写真のように各国の代表選手が(当然フェイクあり)チャンピオンシップを懸けて行われる世界選抜戦のようなものだったらしく、最初から奇天烈なキャラクターたちが跋扈する夢のワンダーランドではなかったみたいだ。

 だが70年代に入ると番組のカラーが突如としてガラッと一変する。視聴率低下が原因かどうかはしらないが、ともかく我々がイメージする『TITANES EN EL RING』であるカラフルで、まるでSF・ホラー映画に登場するようなキャラクターたちが登場しだし、アルゼンチンの子供たちを魅了する。


 さぁ、ここで『TITANES EN EL RING』怪人図鑑の始まりはじまりぃ~。


 まず最初は、番組中最も人気のあった怪奇キャラの決定版ラ・モミア(ミイラ男)。殴る・絞めるといった単調なファイトスタイルに関わらず、メインやセミといった上のほうの試合に登場する。番組の最後まで登場した息の長いキャラクターだ(モチロン中身は変わっているが)。


 モミアのライバルであるモミア・ネグロ(黒ミイラ)。生前(?)はボクサーだったらしく、手にはグローブがはめられている。


 悪役軍団の総大将的な存在のディアボロ(悪魔)。容姿を見て判るように結構コミカルな面も持ち合わせており、子供たちの人気も高かったことだろう。


 ここまでは実際に試合する姿を見たことのあるキャラクターたち。次からは「本当に試合してたの?!」というキャラクターの登場だ。


 左はオンブレ・ベヘタル(野菜男)、右はエル・アンドロイデ(合成怪人)。もうここまでくると50年代SF映画に登場する怪物みたい!こういうのが実は嬉しかったりするんですが。


 左がサトゥルノ2021(土星怪人)、右はコスモス(宇宙人)。番組を掻き回す役目だったに違いない。だって試合できる格好じゃないもん。


 とまぁ、簡単ではありますが私のお気に入り怪人たちを紹介してみました。もちろんこれら怪奇キャラクターに対抗する正義超人…じゃなかった正統派レスラーたちもいるわけでして、私なんかは「これこそオレの求めていた理想郷だ!」と思いましたもん。今の大技ラッシュのプロレスに飽きたプロレスファンたちにはぜひ一度観てもらいたいですな。これをプロレスと認めるかどうかはそれぞれですが…
コメント (1)
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