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高校進学塾は必要か

2015年12月11日 08時53分25秒 | その他
 経済的理由で塾に通えない子どものためにボランティアの塾を増やそうとの報道。高校進学を目指す中学生の例が挙がっていました。意義のある事かのように思わせられます。

 しかし何か変。そもそも高校進学のために塾は本当に必要か。

 私は中学生時代に近所の英語の塾と数学の塾に通った事があります。ただし、3年生になると受験勉強の時間を確保するために塾に通うのをやめました。
 
 当時は公立高校の入試教科は9科目、公立進学校に合格できる最低の正答率は約85%割、安全圏で言えば9割。3年生になれば塾に行っている暇などありません。

 重要と思うのは学校の授業、次に重要なのが家庭学習で特に復習。私は予習はああまりしない方。ただし、英語に限っては新しい単語やイディオムを事前に必ず調べていました。

 家での受験勉強はと言うと、公立高校向けの問題は、学校の授業で教わった内容から取り組むようにしていました。内容が身に付いていないのに問題を解こうとするのは時間の無駄。

 私立高校向けには別に問題集も買いました、見ると中学校で教えない難しい内容が含まれています。でも私立高校の合格に必要な正答率は公立高校よりもかなり低く、学校によっては60%台の場合もあるとか。そこで問題の傾向の把握に努めました。学校によっても違いがあるように思いましたね。

 私立高校入試では時事問題が出題されると聞いて新聞を丁寧に読むようにしました。また難しい字句を見つけた際には辞書を引くようにしました。私立高校受験の際に前日に覚えたばかりの難しい字句が出て喜んだ記憶が有ります。たしか「沛然」だったと思います。

 英語、数学の二つの塾に通った事が有りましたから、塾の効果が全く無かったとは言いづらいものの、公立高校(進学校)および私立高校(難関校)の入試は塾の助けを借りずに自力で突破出来たと思っています。

 高校入試を成功させるには塾通いが必要と言う意見に私は反対。ただ、親が働いていて忙しいと子どもの勉強をみてやれず、なおかつ塾に通えない場合には親子が不安な気持ちに陥る可能性はあると思います。

 そんな場合の精神的ケアも兼ねた妙案。私のように厳しい競争をくぐり抜けて来た団塊世代の強者(つわもの)を頼ったらいかがかな。他人の頭を押さえ、足を引っ張るなど経験はとても豊富、と言うのはウソで、無料でごくまともに教えます。妙なボランティア団体にムダな補助金を注ぎ込む必要はありません。


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