ヴァイオリンとフルートのRio

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ハインツデミグラスソース

2015年12月24日 17時14分02秒 | その他
 とても便利なのでここ最近愛用していますが、ふと、以前のやり方と比較して見ようと思い立ちました。

 自己流ビーフシチューを作る際、準備段階として、玉ねぎ、人参、セロリを刻んで炒めた後、缶詰のホールトマトと水を加えてよく煮込み、その後、裏漉ししてソースのベースを作っていました。シチューの具材に手を付けるのはその後の作業になります。

 タイトルの「ハインツデミグラスソース」の缶詰、これを使えばいきなりビーフシチューを作る作業に入れるのでとても楽。缶の値段は最寄りのスーパーでは消費税込みで246円。(最近は「特選」と言うさらに100円ほど高価な製品もあります。)

 自己流と既製の味の違いはと言うと、自己流の方が最終的なビーフシチューの味に深みが加わるように感じますが、缶詰を使用したからと言って、格段に味が落ちると言う事はありません。

 ただし原材料は全く違います。

 私が覚えたレシピでは、デミグラスソース用の原材料は、玉ねぎ、人参、セロリ、食塩、胡椒、ホールトマト(缶詰)またはトマトジュース、水、ワイン、炒め油(オリーブオイルまたはサラダオイル)、こんなものかな。ビーフシチューなら、いずれ牛肉が加わるので、この段階で牛肉の風味を付ける必要はありません。

 一方の「ハインツデミグラスソース」の原材料は缶の側面に印刷されているのを見る限り、小麦粉、ラード、トマトペースト、牛肉、赤ワイン、砂糖、ビーフ風味エキス、ビーフエキス、乾燥たまねぎ、食塩、香辛料、玉ねぎエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、酵母エキス、たん白加水分解物調整品(たん白加水分解物、砂糖、食塩、その他)、カラメル色素、増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)(原材料の一部に大豆を含む)となっています。これ以外の原材料が皆無かと言うと、表示義務の無いものは表示されませんので、それ以上は分かりません。

 手作りデミグラスソースに使う人参、セロリはデミグラスソース缶詰の場合には見当たりません。トマトペーストはまあよいとして、デミグラスソースの缶詰の場合、食品加工上の必要からか、家庭では考えられないような原材料が多種類使われています。

 ビーフシチュー独特の色ととろみは、一般的には小麦粉を焦がしたもので付けるように聞いていますが、私の場合、長時間煮込めば色ととろみは自然に生じると思っていますので特に何もしません。デミグラスソース缶詰の場合にはカラメル色素と増粘剤を使っていて、これらで色ととろみが付くものと思います。

 その他、細かく見ると、乾燥たまねぎと玉ねぎエキスの両方を使っている点、ビーフ風味エキスとビーフエキスの両方を使っている点、ビーフ以外にポークエキスを使っている点、使用目的が今一つ分からないたん白加水分解物、酵母エキス、たん白加水分解物調整品(たん白加水分解物、砂糖、食塩、その他)を使っている点、などに疑問がわきますが、食品メーカーが作る食品では珍しくありません。

 昔からの原材料を使用して手間暇をかけるか、多少訳わかんない原材料を許容して楽をするか、本来は究極の選択になるかもしれませんが、いちいち考えてる暇はありませんね。


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