日々雑感

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日本人の平均寿命は、

2011年05月29日 | Weblog
日本人の平均寿命は、

江戸時代(20歳代後半~30歳)、
明治13年(男36歳、女38歳)、
大正12年-14年(男42.1歳、女43.2歳)、
昭和22年(男50.1歳、女54.0歳)、
昭和25年(男58.0歳、女61.5歳:この時点で先進国中の最下位)、
昭和34年(男65.2歳、女69.8歳)、・・・・
・平成17年(男78.6歳、女85.6歳)、そして先日新聞に載ったWHO発表
(平成21年データ 男80歳、女86歳)のように大変順調に伸びてきた。
・日本人がどこまで長生きできるかに関しては
、2025年時点(男80.95歳、女89.22歳)、

日本の人口は奈良時代400万人、江戸時代3000万人、戦前8000万人、現在1億2700万人、2050年9000万人 - 

ウェブテレビニュース 2007年8月9日
資料を使って考えて見ると
国土面積は縄文弥生時代から大きく増えると言うことはない。
が、2000年間ほどの間に、人口増加はすごいものがある。
江戸時代は飢饉など天災で一時減少したこともあるが、ずっと増え続けている。
ただ平均寿命を重ねて考え合わせると、人口は増加するにもかかわらず、平均寿命が時代と共に伸びているのは、人間の英知と言うべきものだろう。
衛生環境の発達や、文明の利器の発明、開発によって肉体的にも、精神的にも負担が少なくなり、それが寿命の伸びを大きく進展させた結果だと僕は評価している。
このさきいくつまで平均寿命が延びるか、想像しないわけではないが、物理的にのばすことが結果として、人間の幸福に直結しているかどうかと、いえば疑問符が付く。

平均寿命以上に生きる人間の有り様を見ると、自分自身の見繕いが出来ない状態で生きていることが果たして個人にとって幸せなことだろうか。社会的には生産人口からはみ出すようになると、社会的な負荷になって次の世代に負担となる。
徒然草を読むと40才くらいでおさらばするのがよいらしい。6,700年昔とは時代が違うから、40才は若死しすぎる。現代ならま7,80才くらいでおさらばするのが望ましい。
こんな事を考える年代になった。考えてもどうしようもないことだのに。