安定感 立場。肩書き
平凡な意見こそ見栄えはしないが,真実で安定感がある。ちょっと見の奇抜な意見は不安定である。大多数の知恵が働いて、平凡な意見に集約されているわけだから安定感があるのだ。
立場。肩書き
人間に色をつけるのは、その人がいる立場である。立場にはすでに色つきがなされており、その色の人間として人は判断を下す。
たとえば、僧一は人に説教する立場の人だから不道徳なことはしないと決めてかかっているが、現実はどうか。
お布施で生活ができない僧が窃盗罪で捕まったじゃないか。
警官が泥棒したり、万引きしたりしているではないか。それは僧や警察官は不道徳、反社会的行動をしないと、勝手にこちら側で決めてかかっているだけで、つまり信頼しているだけのことで、実際肩書きをはずせば、神と悪魔が同居する人間のことだから、本来あって当たり前の話である。
別に驚くには当たらない。表に出ている色を見て、中身まで同一の色だと判断する方が完全に錯覚しているのである。