バレンタインデーとホワイトデー
いつの時代から始まったのか知らないが、バレンタインデーというのがあってこの日だけは、意中の男性に女性がプレゼントをする。
僕が初めて、バレンタインデーという言葉を耳にした時は現職の教師をしていた。耳慣れないこの言葉を授業で、「バランタイデー、」と、このうろ覚えの言葉を使った。さすがに、その時、生徒から、すかさず「。それは、バレンタインデーです]と指摘されて恥ずかしい思いをした。
ところで、バレンタインデーの贈り物に、に対して、男性が女性にお返しをするのがホワイトデーだというそうだ
女性の贈り物がささやかれてあるのに対し、男性はみえをはってカッコをつけ女性にもてたいあまり、無理をして大奮発するそうだ。
彼女たちはそれが気にいったものならば、納めるが、気に入らないプレゼントは、リサイクル店に、持ち込み、換金するそうな。そんな現実を知ったら、男はむなしいことだろう。今日テレビでやっていたのを見たのだが、その限りでは、40代の女性まではこーゆーことを平気でやるそうな。マスコミに登場するのはだいたい、めたちたがりやのトンデル女で、一般的ではないとは思うが、これが女性の心情だと思えば、やり切れないものを感じた。
確かにプレゼントは、ものを送ることには違いないが、ものだけかというとそうでは無い。そこには、なにがしかの思いが込められているはずだ。物心両面を受け取らずして、ものだけをいただくと、いうのは、プレゼントという言葉の中身に反しないだろうか。イヤハヤ寂莫とした人間関係を垣間見て本来の人間の有り様。特に、男女間のありようとはこんなものかと妙なところで感心した。
僕は、バレンタインデーはものを送る女性もいないし。従って、ホワイトデーの、プレゼントをいただく世界の住人ではなく、現実には、なんの関わりもないのだが、他人ごとながら、あまりにもドライすぎて、寒ざむとしたしたものを感じた。これじゃあもっと大きな声で絆を叫ばなくてはならないと思う。