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1,、ストレステストを真っ先に福島第1原発で行うべきだと指摘 ストレステストはすべてコンピューター上の計算ですから、実際に地震や津波が起きた場合、その通りになるかどうかは分かりません
そんなことが出来るのですか。出来るならば是非やってほしい。東電は協力すべきです
2,福島第1で行えば、現実の結果がそこにあるわけで、計算によって福島のような事態を想定できるのかどうか、ストレステストの有効性を検証できる。私の提案を受け、東京電力は津波についてだけ簡単に行いましたが、おざなりなものでした。津波以前に、地震でどれだけ壊れたかが問題なんです。
事故は現実には津波と地震の相乗効果だが、出来ることならば地震被害と津波被害を分けて検証してほしい。
3--意見聴取会には、専門家だけでなく市民も議論に加えるべきだと主張しています。過酷事故が起きた場合、被害を受けるのは地域住民。その視点から安全性を考える必要があります。
原発サイト内の施設は重要度に応じて耐震性がS、B、Cクラスに分けられています。万全を期してほしい住民からすれば「すべてをSクラスで」と思うが、原発の技術者は「それではコスト的に見合わない」などと判断します。ものごとを考える場合に、専門家と市民ではそうした立場の違いから生じるギャップがあるわけです。
今回の事故からして、被害者・地域住民の意見は是非聞くべきです。賛成派と反対派の意見をよく聞いて何よりも住民が判断すべきです。政治家の判断がどれほどいい加減か身にしみた。50基の原発が止まっても夏も冬もを過ごせたわけだから、少し工夫をすればやっていけるはず。よしんば電気料金が上がっても安心の方がどれだけ大切なことか。被害者が子や孫に健康被害を及ぼさないように、といっていたが、根本的に大切なことはこのことです。
産業界や一部の政治家の声に押されては絶対に危険です。
4,技術の世界には「工学的判断」という言葉があります。「100%安全でなくとも大事故の可能性は非常に低いからつくってよい」という発想です。つくってみて失敗しても改善すればいいのですが、原発に限っては事故は許されない。原発は他の技術とは分けて考えるべきです。
原子力が一番恐ろしいのは、人間の力でコントロールできないと言うことだ。
いったん暴れ出したら止めようがない。そんな恐ろしいことをしようとしているのだ。今度福井で事故が起こったら、日本は国力を失いどれほどの人間が犠牲になるか、考えてほしい。
5, --原子力安全委員会の班目春樹委員長が2月20日の記者会見で「安全性を高めるための資料として、1次評価では不十分」と発言しました。どう受け止めましたか。
まったくその通りだと思います。2次評価を含めて再稼働を判断する条件として考えていただきたい。
彼は自分の判断が甘かったことを身をもって体験した人だ。彼が水素爆発は起きないと菅総理に言った数時間後爆発が起きた。いかに恐ろしいか。科学の力が及んでいないかを示す重大なな発言だ。重く受け止めなければならない。再開をいそぐよりも電力新体制の確立を急ぐ方が賢明だと思う。
6,過酷事故に至った場合、放射能汚染がどれぐらいの範囲に広がるのか、どんな影響緩和策をとっているのかも含めた「2次評価」が出てこないと、住民としては判断がつきません。
全原発を対象とした2次評価は昨年末をめどに提出するということでしたが、まだ一件も出てきていません。保安院は催促もしていない。
--原発の安全審査はこのままでいいのでしょうか。
福島の事故で、従来の安全審査に不備があったことが明らかになったわけで、新しい枠組みづくりが必要です。そもそも福島の事故は実質的に収束しておらず、詳細な原因も分かっていません。
私は基本的に原発は非常に危険であって、地震列島である日本におくべきものではないと考えています。実はストレステストで分かることは、どの原発が非常に危険で、どこが相対的に危険性が低いかということであり、どこから止めるべきかという優先順位でしかありません。
先日の新聞報道によると柏崎の原発の近くに断層がある事は分かっていたが東電の危険度と学者の危険度には開きがあって東電の判断はおざなりと言わねばならない。」とありました。電力会社の危機説明なんて住民の生命と安全の重大性をどの程度に考えているのだろうか。
7,--国内の原発54基のうち、動いているのは2基。5月までにすべて止まる見込みで、夏の電力不足が懸念されています。電気料金の値上げも予定されるなど、原発再稼働への要請が強まっています。
昨年の夏、皆さん、家庭でも会社でも一生懸命、節電に取り組みました。それを長期的に続ければ消費エネルギーを減らせるわけで、今こそ「エネルギー中毒」から脱却すべきです。
安全を二の次にして、「エネルギーが足りないから、原発を動かそう」ということでは、フクシマから教訓を学んだことにはなりません。
最優先は人々の安全だ。これが確保されるまで再開は歯を食いしばっても認めてはならない。こんな大災害は福島だけで十分だ。県民には悪いが、福島の例に学ばなくては次回は国を滅ぼすことになる危険性がある。そんな危険を冒す必要性がどこにあるのか。
事故処理の最中に閣僚の中では再稼動を口にした愚か者がいたそうな。二名は名前が載っていたが、閣僚でもその程度だ。これでは福島県人は救われない。どんな悔しい思いをしたことだろう。1年たった今でも事故処理の方策さえ分からないというのに。選ばれた者として国民に対する責任をどう考えているのであろうか。程度が低すぎる。いくら総理が先頭に立って住民を説得すると言っても、安全でないものを再開出来ないのが道理というものだ。
1,、ストレステストを真っ先に福島第1原発で行うべきだと指摘 ストレステストはすべてコンピューター上の計算ですから、実際に地震や津波が起きた場合、その通りになるかどうかは分かりません
そんなことが出来るのですか。出来るならば是非やってほしい。東電は協力すべきです
2,福島第1で行えば、現実の結果がそこにあるわけで、計算によって福島のような事態を想定できるのかどうか、ストレステストの有効性を検証できる。私の提案を受け、東京電力は津波についてだけ簡単に行いましたが、おざなりなものでした。津波以前に、地震でどれだけ壊れたかが問題なんです。
事故は現実には津波と地震の相乗効果だが、出来ることならば地震被害と津波被害を分けて検証してほしい。
3--意見聴取会には、専門家だけでなく市民も議論に加えるべきだと主張しています。過酷事故が起きた場合、被害を受けるのは地域住民。その視点から安全性を考える必要があります。
原発サイト内の施設は重要度に応じて耐震性がS、B、Cクラスに分けられています。万全を期してほしい住民からすれば「すべてをSクラスで」と思うが、原発の技術者は「それではコスト的に見合わない」などと判断します。ものごとを考える場合に、専門家と市民ではそうした立場の違いから生じるギャップがあるわけです。
今回の事故からして、被害者・地域住民の意見は是非聞くべきです。賛成派と反対派の意見をよく聞いて何よりも住民が判断すべきです。政治家の判断がどれほどいい加減か身にしみた。50基の原発が止まっても夏も冬もを過ごせたわけだから、少し工夫をすればやっていけるはず。よしんば電気料金が上がっても安心の方がどれだけ大切なことか。被害者が子や孫に健康被害を及ぼさないように、といっていたが、根本的に大切なことはこのことです。
産業界や一部の政治家の声に押されては絶対に危険です。
4,技術の世界には「工学的判断」という言葉があります。「100%安全でなくとも大事故の可能性は非常に低いからつくってよい」という発想です。つくってみて失敗しても改善すればいいのですが、原発に限っては事故は許されない。原発は他の技術とは分けて考えるべきです。
原子力が一番恐ろしいのは、人間の力でコントロールできないと言うことだ。
いったん暴れ出したら止めようがない。そんな恐ろしいことをしようとしているのだ。今度福井で事故が起こったら、日本は国力を失いどれほどの人間が犠牲になるか、考えてほしい。
5, --原子力安全委員会の班目春樹委員長が2月20日の記者会見で「安全性を高めるための資料として、1次評価では不十分」と発言しました。どう受け止めましたか。
まったくその通りだと思います。2次評価を含めて再稼働を判断する条件として考えていただきたい。
彼は自分の判断が甘かったことを身をもって体験した人だ。彼が水素爆発は起きないと菅総理に言った数時間後爆発が起きた。いかに恐ろしいか。科学の力が及んでいないかを示す重大なな発言だ。重く受け止めなければならない。再開をいそぐよりも電力新体制の確立を急ぐ方が賢明だと思う。
6,過酷事故に至った場合、放射能汚染がどれぐらいの範囲に広がるのか、どんな影響緩和策をとっているのかも含めた「2次評価」が出てこないと、住民としては判断がつきません。
全原発を対象とした2次評価は昨年末をめどに提出するということでしたが、まだ一件も出てきていません。保安院は催促もしていない。
--原発の安全審査はこのままでいいのでしょうか。
福島の事故で、従来の安全審査に不備があったことが明らかになったわけで、新しい枠組みづくりが必要です。そもそも福島の事故は実質的に収束しておらず、詳細な原因も分かっていません。
私は基本的に原発は非常に危険であって、地震列島である日本におくべきものではないと考えています。実はストレステストで分かることは、どの原発が非常に危険で、どこが相対的に危険性が低いかということであり、どこから止めるべきかという優先順位でしかありません。
先日の新聞報道によると柏崎の原発の近くに断層がある事は分かっていたが東電の危険度と学者の危険度には開きがあって東電の判断はおざなりと言わねばならない。」とありました。電力会社の危機説明なんて住民の生命と安全の重大性をどの程度に考えているのだろうか。
7,--国内の原発54基のうち、動いているのは2基。5月までにすべて止まる見込みで、夏の電力不足が懸念されています。電気料金の値上げも予定されるなど、原発再稼働への要請が強まっています。
昨年の夏、皆さん、家庭でも会社でも一生懸命、節電に取り組みました。それを長期的に続ければ消費エネルギーを減らせるわけで、今こそ「エネルギー中毒」から脱却すべきです。
安全を二の次にして、「エネルギーが足りないから、原発を動かそう」ということでは、フクシマから教訓を学んだことにはなりません。
最優先は人々の安全だ。これが確保されるまで再開は歯を食いしばっても認めてはならない。こんな大災害は福島だけで十分だ。県民には悪いが、福島の例に学ばなくては次回は国を滅ぼすことになる危険性がある。そんな危険を冒す必要性がどこにあるのか。
事故処理の最中に閣僚の中では再稼動を口にした愚か者がいたそうな。二名は名前が載っていたが、閣僚でもその程度だ。これでは福島県人は救われない。どんな悔しい思いをしたことだろう。1年たった今でも事故処理の方策さえ分からないというのに。選ばれた者として国民に対する責任をどう考えているのであろうか。程度が低すぎる。いくら総理が先頭に立って住民を説得すると言っても、安全でないものを再開出来ないのが道理というものだ。