【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月18日 元気な会社 世界一ひとにやさしい現場を創る 2608-4118
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
岸田派が解散すると報じられています。
名門「宏池会」の流れがここで閉じることになり、宮澤元総理の思いはいかばかりでしょうか。
そもそも派閥とは何かが、私には解っていませんので、まずは原点に戻り、とりあえず【Wikipedia】で調べてみました。
【Wikipedia】
政党で統一されているもの以外の政策や主張に共通点のある者同士が集まって、意見の集約と統一された政策の形成を図り、政策の実現に向けての活動として、その政党の執行部を担当もしくは目標とし、政党の交流におけるコミュニケーションの場となる組織または団体を指す
換言しますと、政党の中の政党というべきものなのでしょうか。
それなら、野党も統一して、その中で派閥的なものを作り、自民一強に対抗すれば良いように思えます。
ところが、「俺はオレ」
お山の大将気分が抜けないのでしょう。
日本の政治が良くなるためには、かねてより主張してきましたが「2.5大政党」政治の実現を改めてご紹介したいと思います。
『二大政党は、過半数に達せず、「0.5政党」が中立的立場で、キャスティングボートを握る』
『政府は、政党を問わず、適材適所で大臣を選出する』
派閥を容認するわけではありませんが、2.5大政党が実現しても、今の政治家では、変化を起こせないのでしょうね。<自嘲>
私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。
竹根の部下が紹介してくれたのが、遠方なので、ネットでインタビューと社内見学をさせていただきました。
◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 世界一ひとにやさしい現場を創る 2608-4118
鉄筋コンクリートでできた建物や橋などを作るのに欠かせないのが鉄筋工事。コンクリートを流し込む前に、棒状の鉄筋を縦・横に組んだ骨組みを作る作業で、専用工具と結束線を使って何カ所もある鉄筋の交差部を縛っていく。しっかりと結束することによって骨組みの強度が増す重要な作業といえるが、1日に5000カ所以上もしゃがみながら結束していくという過酷な単純労働でもある。
K社(香川県三木町)は、こうした反復作業を自動化するロボットを開発した。市販の鉄筋結束用電動工具を左右にセットするだけで、自動で鉄筋の交差箇所を結束する。人手不足が深刻化するなか、建設現場の作業をより少ない人数で担い、生産性を向上させる点が評価され、「第34回中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁、中小機構後援)の最高賞である中小企業庁長官賞を受賞した。
作業手順は、まず作業員がロボットの車輪を鉄筋に沿わせて配置する。ロボットは自走しながら鉄筋の交差部を磁気センサーで検知し、停止して結束作業を行う。結束後は次の地点まで自走し、検知・停止して結束するという動作を繰り返す仕組みだ。鉄筋の間の幅や高さで生じる誤差にも対応して自走するほか、衝突してもすぐに停止する接触センサーを備え、作業中の安全面にも十分に配慮した。
CEOのMさんは、父が経営する鉄筋工事業を引き継ぎ、34歳まで現場で鉄筋を結束していた元職人。「夏は炎天下で意識が朦朧となりながら、冬はかじかむ手をこすりながらの仕事。先の見えない単純な大量作業の繰り返しが辛かった」と振り返る。休みが少ない割に収入が低く、「これでは若者が建設業界に入ってこない」と痛感した。職人を単純作業の反復から解放して、より付加価値の高い作業に専念させるロボットが必要と考え、創業した。
ただロボットに関してはまったくの素人。Mさんを除く社員も1人だけだった。ところが「世界一ひとにやさしい現場を創る」というビジョンを掲げてアピールした結果、「あれよあれよという間に、日本全国から(ロボット開発に関わる)頭脳が集まってきてくれて、今は14人になった」と語る。
販売戦略としては、「ロボットをちゃんと建設現場で活用する、そのプロセス全てを事業基盤にしたい」と強調する。半世紀以上変わらない建設業界で、ロボットをいきなり入れても放置される可能性が高いためだ。ロボットを使い、成果を実感してもらうまで、何度でも職人を説得する「伝道師」のような営業組織をつくりたいと考えており、単なるロボットの売り切りではなく、ロボットの導入コンサルから稼働支援までトータルで手がけるビジネスモデルを志向している。
今後は日本より人件費が高く、ロボット化が有望なシンガポールや米国などにも進出する計画だ。ただ、その際も「どのような建設現場で仕事をしているかという環境情報と、ロボットがどれだけ仕事をしたかという稼働情報をデータとして収集しなければ、的外れな開発になるだろう」と自戒する。建設現場の生産性向上と作業者の負担軽減を実現し、建設業界の地位向上に向けて邁進する考えだ。
出典: e-中小企業ネットマガジン
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【今日は何の日】 1月19日 家庭消火器点検の日 119だけではなく「7119番」も知ろう
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 江戸時代のリサイクルシステムに学ぶ 118
江戸でも美人として知られる、上野の大増屋十右衛門の娘おきくが、花見の時に寺小姓を見初め、着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてもらいました。
毎日毎日、その寺小姓を想い続けると、恋の病に臥せったまま16歳という若さで亡くなってしまった。
法事が済むと、振袖を古着屋へ売り払ったところ、それを着た娘が次々となくなりました。
残された家族は、その振り袖を本妙寺で供養してもらうことにしました。和尚が読経の時にその振袖を火の中に投げ込んだところ、つむじ風が起こり、本堂が火事となりました。それが燃え広がって、「振袖火事」となったのです。
江戸時代というのは、リサイクルが盛んな時代で、その悲劇と信じられたのです。
今日では、江戸時代のリサイクルシステムに学ぶところが多いと思います。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 江戸時代のリサイクルシステムに学ぶ 118
- ■■杉浦日向子の江戸塾 11- 江戸情緒に学ぶ そばと技術革新
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月17日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-02 なぜ外部のプロが必要なのか
- ■【今日は何の日】 1月18日 初観音 振袖火事の日、明暦の大火
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 土用というのは夏だけの話ではないのですね 117 【きょうの人】百丈懐海
- 【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 札幌市内 札幌市内をザッと見る HKSP-0101-A107
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月16日 藪入りで帰省ラッシュ 116
- ■【今日は何の日】 1月17日 冬土用入 阪神・淡路大震災記念日 防災とボランティアの日
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 藪入りで帰省 【きょうの人】 尾崎紅葉 116