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■【心 de 経営】『書話力』を高める 7116 〃話のネタ〃の選び方 親しみを持てる内容

2025-02-13 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める 7116 〃話のネタ〃の選び方 親しみを持てる内容    


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方

 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
  ■7116 〃話のネタ〃の選び方 親しみを持てる内容
 「書話」、すなわち文書を書いたり、人前で話したりという時に、相手から受け入れられやすいこともあれば、そうでないこともあります。得てして、コンテンツにのみ注意が集中しがちですが、とりわけセミナーなどで話す時には、話し手の人柄・人格も、評価に大きく影響します。
 NHKでこどもニュースなどを担当し、現在はフリーになっている池上彰さんという人がいらっしゃいます。時事問題の情報通として知られ、マスコミに引っ張りだこです。
 NHKでこどもニュースを担当していた頃、わかりやすい解説と人を引きつける話し方から学ぶことが多々あり、いい年をしてみる機会が時々ありました。子供が対象者ですので、時事用語などむつかしい言葉を、わかりやすい言葉に置き換えて話す様子は、「プロだなあ」と感じました。
 池上さんの魅力は、それだけではありません。表情が柔かく、声も落ち着いていますし、ときには、辛口言葉(相当抑制しているようです)も出てきたり、パンチの効いたシャレがでてきたりと視聴者を引きつけています。
 その背景には、知識・情報だけではなく、そのための情報収集と蓄積に、人には見えない努力があるのではないでしょうか。ご本人は、「毎日複数の新聞を開き、見出しをみて、興味を引かれたものの記事冒頭を見ることが中心です」とおっしゃっていました。強く伝えたいことのみ、本文を読むというのです。時代の流れを掴んでいらっしゃるので、それだけでも、そこに何が記述されているのかが推測できるのでしょう。
 彼が選ぶテーマは、視聴者が関心を持っていること、関心があるから親しみを感じているものが中心になっていると思います。それが池上さんが〃話のネタ〃として選択する核となる基準なのだと推察しますし、それこそが「視聴者が求めているテーマ」であるといえます。

 私も自分のテーマの中に、一口知識とか知り得情報といえるような、本題からそれるような話しを挿入します。それが、ブログで提供している「話材」としても活きてきます。受講者の緊張をほぐす息抜きの時間として実行しているのですが、息抜きですから、軽いテーマ、関心を持ってくれるようなテーマを、エピソード的にお話します。その一貫として、自分自身の生い立ちや経験談を挿入することもあります。すなわち、講師の人柄を知っていただくことにより、親近感を持って頂く効果があると考えるからです。
 私は、人間ができていませんので、失敗が多いです。失敗談は、受講者の受けが良いようです。<笑い>
 逆に、聴講者の関心は高いでしょうが、私が避けるようにしているのが、政治や宗教の問題です。また、私は、「○○大学出身です」とか「アメリカで△△を学び・・・」と自慢げに話すことも、極力避けるようにしています。
 親しみある内容をテーマにすると言うことは、簡単なようでいて意外と難しいですね。

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