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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月2日 元気な会社 「不況に強い」お守りに救われた老舗メーカ 2a05-4502
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
5月2日(木)
新入社員の早期退社が話題になっているようです。
中には、初日や入社前研修中にやめた人もいるといいますから、新入社員事情も変化しているようです。
受け入れ側の企業が旧態依然としているのが遠因であることが多いようです。
早期退社する新入社員の側に問題あることがあるかもしれませんが、企業側も彼等の心情や状況・背景を理解した対応も必要なのかも知れません。
私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。
竹根の部下が紹介してくれた企業は、えんぽうにあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。
◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「不況に強い」お守りに救われた老舗メーカ 2a05-4502
世の中がどんなに不景気でも売れるものはある。昨今のコロナ禍では、マスクや除菌グッズなど衛生関係の商品のほか、「巣ごもり需要」でパスタなどの麺類や冷凍食品、ゲームソフトが売れ行きを伸ばした。また、コロナ禍に関係なく通常の不況時でも売れるものの代表格が医薬品。好不況にかかわらず病気になれば薬は買うだろう。医薬品ほどではないが、お守りも不況に強い。「苦しい時の神頼み」と言われるように、むしろ景気が悪い時の方が売れるのかもしれない。そのお守りに助けられ、苦境を乗り切った企業もある。
越前織の本場として知られる福井県坂井市丸岡町に本社を構えるM社は、国内外の有名アパレルブランドタグを中心に数多くの織ネームを製造する老舗メーカーだ。3年後に創業100周年の節目を迎える同社がお守り袋の製作を始めたのは2004年のこと。もともとお守り袋の生地を手掛けていたが、仲介業者から「完成品を作ってみては」と持ち掛けられたのがきっかけだった。たまたまハンドメイドが好きな社員がいて、完成品のサンプルを作ってもらったところ、出来栄えが良く高い評価を受けた。その後、生産体制を整備し、お守り袋の製造販売を開始した。繊細な表現や美しいデザインを見事に織り上げた色鮮やかなお守り袋は着実に売り上げを伸ばした。
販売開始から4年後、同社はお守り袋作りに救われることとなる。2008年のリーマンショックで売り上げが激減するなか、お守り袋だけは売れ続けたという。「お守りは不況に強い。リーマンショックの前に始めていて助かった」と代表取締役のM氏は振り返る。その後、東京都内で開催された見本市にお守り袋を出展したことで評判は広がり、さらに訪日外国人による購入も加わって売り上げは右肩上がり。2019年にピークを迎え、あまりの注文の多さに年半ばの6月で年内納入分の受注をストップする事態となった。これを受け、同社はお守り部門の増産体制を整備することなどを目的に新本社施設の建設に着手した。コロナ禍で計画に遅れが生じたものの、稼働することとなった。
新本社完成前のあわただしいなか、同社には早くも正月ムードが広がっている。初詣でに向けたお守り袋の注文が全国の神社仏閣から寄せられているのだ。社内の一角では、色とりどりのお守り袋が作業台に数多く積まれ、社員が出荷前の検品に追われているという。今や同社の主力商品となったお守り袋。増産体制も整うこととなり、その"ご利益"はまだまだ続きそうだ。
【経営コンサルタントの独り言】
有名アパレルブランドタグの織ネームを製造していた会社が、同じ技術を使って全然市場が異なる「お守り袋」を作って成功しました。
一つの製品を核に、販売やマーケティング方法を工夫しながら深掘り展開をする戦略もあります。
核製品を、そのまま他市場に販売する方法もあります。
M社のように技術を活かして、新規市場に、新規開発商品を売るという戦略もあります。
このように技術と商品の関連を市場戦略上思考する方法として「9セルABCDセグメント戦略表」を利用して戦略立案する方法があります。
「最新 ロジカル・シンキングがよくわかる本」P157
今井信行著 秀和システム刊 1760円
出典: e-中小企業ネットマガジン
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【今日は何の日】 5月3日 ■ ゴミの日 ■ 憲法記念日 一年365日、毎日が何かの日
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 八十八夜の名前の由来は? 502
「八十八夜」は二十四節気には含まれていません。
通常は5月2日ですが、そうでない年もあります。
ちょうど茶摘みの頃となり「夏も近づく八十八夜・・・」の歌にも謳われています。
この時期は、一年の内でも最も気持ちの良い頃です。
いろいろな草花が咲く時期でもあります。
なんといいましても新緑の美しさは、歳を重ねてからわかるようになりました。
郵便料金が上がりましたが、5月1日は郵便貯金の日、郵便貯金創業記念日でもあります。
郵貯が始まって140年以上にもなるのですね。
ゆうちょ銀行の金融商品について、意外と知りませんよね。
■【独り言】 ハイテク情報で明日を予測するコンサルティング 502
技術の変化、とりわけ電子がらみやバイオ分野では、われわれが想像する以上のスピードで変化・成長を続けています。
日本人が毎年のようにノーベル賞を受賞していますが、過去に功績があり、今日認められている人達が多いように思えます。いつまでも、ノーベル賞受賞者が次々と現れてくるかどうかは疑問もありますが、そうありたいと期待したいですね。
私事で恐縮ですが、半世紀にわたり経営コンサルタント業を続けて来られたのは、時代のキーワードを読み、それを自分なりのものに咀嚼し、他に先駆けてコンサルティングに利用してきたからではないかと考えています。
自慢話をするわけではないですが、まずは加工工業時代と言われた日本では輸出をすることで外貨を稼ぎ、必要な物資を輸入するのに充てると言うことが重要政策でした。「企業戦士」などともてはやされて海外派遣をされた経験から、企業の輸出コンサルティングから入りました。円高で輸入や海外進出、パソコンの出現など、時代を読みながらコンサルティングのウェイトシフトを行ってきました。
経営コンサルタントとして成功するには、「時代のキーワードに敏感に反応」することが必要です。とりわけ、コンサルティングの中で新製品開発に重点を置いてきました。それには、技術動向を的確に読むことが必要です。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 郵便貯金の日、 ■ 八十八夜の名前の由来は? ■ ハイテク情報で明日を予測するコンサルティング 502
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- ■【今日は何の日】 5月2日 ■ 郵便貯金の日、郵便貯金創業記念日 一年365日、毎日が何かの日
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