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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月11日 12 ユウ・アティテュードで独善を回避する   A628

2023-12-12 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月11日 12 ユウ・アティテュードで独善を回避する   A628


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 コロナが5類に分類変更されてから、セミナーもオンサイトで開催するところが増えてきました。


 経営者・管理職の集まりに時々招かれますが、そこで、このような話をしました。


 


■ 12 ユウ・アティテュードで独善を回避する   A628


 


 マーケティングに「ユウ・アティテュード」という用語があります。「あなた好みの」といいましても、奥村チヨの「女になりたい」とは異なります。<笑い>


 相手の立場に立って、すなわちマーケティングでは「ユーザーさん」「消費者」の立場に立って、商品開発をするとよいというような意味合いで使われることが多いです。


 一方で、「自己中」という言葉があります。「利己主義」とも多少ニュアンスが異なるようですね。


 「俺が・・・」というような、自分の視点での価値判断を相手に押しつける人を、私は、ユウ・アティテュードをもじりまして、「アイ・アティテュードな人」といいます。


 アイ・アティテュードは、自己中や利己主義とも、少し異なります。アイ・アティテュードの人は、相手の人のことも考えて判断するのですが、「アイ(I)」が基本なのです。



 出張の帰りに、飛行機が空港に着陸して、飛行機の出口から出るときに、ずらりと並んでしまいます。出口付近では、左側のアレイから来る人と、右側のアレイから来る人がぶつかりますので、滞留してしまうことは専門家のご意見を聞かなくてもわかります。


 私が、出口近くに来たときに、私の前にいた女性が、左手からの流れの人に順番を譲りました。「なんと思いやりのある人・・・」と思ったのですが、ぞれを続けていますので、私は飛行機から降りることができません。


 おそらく、その方は、相手に出る順番を譲るという優しい気持ちで、続けているのでしょうが、その女性の後ろにいる私だけではなく、その後ろの人は、その女性のために外に出ることができなおのです。


 この様な人のことを、私は「アイ・アティテュードな人」と言うのです。


 「左からの人に順番を譲る」という考えは、素晴らしいことですが、その人の後ろにいる人に対しては、失礼なことです。


 交互に出口から出るというのが暗黙の了解ですので、「人に譲る」ということに固執しすぎますと、別の視点で見た場合には、他人に迷惑をかけていることに、その女性は気がつかないのです。


 このように、一見しますと、相手のことを思う、ユウ・アティテュードのように見えますが、他方では、他の人に迷惑をかけていることに気がつかないのです。


 自分の基準で、こうした方が良いだろうと思い込むことは、好ましいことではありません。他の人への気遣いが、別の人にとっては迷惑行為なのです。


 自分の価値観に固執するのではなく、自分とは、異なる価値観を有する人とも積極的につきあうことから、いろいろな価値観を感じ取れるようになるのではないでしょうか。


 自分の価値観に固執しすぎますと、世間を狭くしてしまうことも知っておくべきです。


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。


  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。




 



■【経営コンサルタントの独り言】



 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。



 



 国際山岳デーに日本林業を思う c11



  2003(平成15)年の国連総会で、12月11日が国際デーの一つである「国際山岳デー」として制定されました。



 その趣旨は「国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考える日」だそうです。



 国際山の日(International Mountain Day)とも呼ばれます。



 11月末に紅葉の比叡山に行ってまいりました。



 紅葉の真っ盛りでしたが、杉などの常緑針葉樹の中にある紅葉や黄葉は一段と映えます。



 日本は面積の70%が山地や森林であると聞きます。



 豊かな森林を持ち、かつ伝統的に木造建築を好んできたにも関わりませず、林業に国際競争力がありません。



 人件費が高いこともありますが、その背景には労働力不足と高齢化があります。



 一方、知恵を絞って林業や木材を新たなビジネスとして復活しようという動きもあります。



 例えば集合材があります。



 新国立競技場は、集合材などを使った木材での建築が建設されるようです。



 智慧というのは、絞れば絞るほど出てくるのですね。



■【老いぼれコンサルタントのブログ】



 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。





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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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