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【カシャリ!ひとり旅】 福岡県大牟田市3 石炭で栄えた街はクリーンな街に変身

2024-07-22 09:52:10 | 【カシャリ!ひとり旅】 九州

  【カシャリ!ひとり旅】 福岡県大牟田市3 石炭で栄えた街はクリーンな街に変身 

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが<笑い>、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
 下手の横好きで続けていますが、その一環で訪れた名所旧跡・庭園等を順次紹介してまいりたいと思います。
 

 
   福岡県大牟田市3       
 大牟田市(おおむたし)は、福岡県の最南端にある市で、西は有明海に面しています。
 かつては三井三池炭鉱の石炭資源を背景とした石炭化学工業で栄えました。
 1959年(昭和34年)には、最大人口208,887人を誇りましたが、エネルギー革命などの影響を受け、1997年(平成9年)に炭鉱閉山、石炭化学工業は衰退してしまいました。現在は、人口は西大寺のほぼ半分にまで減少しています。
 しかし、現在は、市の公式キャッチフレーズである『やさしさとエネルギーあふれるまち・おおむた』を標榜し、生まれ変わっています。
 2007年(平成19年)のフォーブス誌で、「世界の最もきれいな都市トップ25位」に選定された。
 2015年(平成27年)に、三池炭鉱宮原坑・専用鉄道敷跡、三池港が明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されました。観光産業にも力を入れ、2010年(平成22年)に過疎地域に指定されたものの、2021年(令和3年)には指定が解除されるほどの元気さを取り戻した街です。
 私が訪れた時に、大牟田は日本におけるカルタ発祥の地であること知り、いろいろなカルタの展示を見て伝統のある街であることを実感しました。
 
 
 
 カシャリ! ひとり旅 
 
 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月21日 経営四字熟語2-05 俯瞰細観 部分最適と全体最適 俯瞰するだけではなく、細部も観る  

2024-07-22 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月21日 経営四字熟語2-05 俯瞰細観 部分最適と全体最適 俯瞰するだけではなく、細部も観る 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

7月21日(日)

 今年、初のせみの声を聞きました。

 短時間でしたが、夏の到来を実感しました。

 梅雨の頃から、体臭が気になる人が多くなってくるそうです。
 「体臭」というのは、自分では気がつかないでいることが多く、周囲の人を不快にさせてしまっているのです。これを「スメルハラスメント」、いわゆる「スメハラ」と言うのだそうです。
 体臭の原因は、多種多様で、年齢を重ねると「加齢臭」と呼ばれる複雑な体臭を醸し出してしまうのです。これからの季節は、汗による臭い、「汗臭」が加わってきます。
 体臭の中でも、とりわけ口臭は自分では気がつきにくく、周囲への迷惑が大きく、体臭の代表です。
 大阪のある眼鏡店では、接客の前にブレスチェッカーで口臭をチェックするそうです。口中チェックの機械で測定し、不合格になると歯磨きをするなど対策をするそうです。
 勤務中のたばこは当然のことながら禁止ですし、においが強い料理も食べてはならないそうです。
 口臭は、気がつかない公害と言っても良いでしょう。

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

*

第2章 思考力を高めてビジネス全快
*
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。

*

■2-05 俯瞰細観 部分最適と全体最適
       ~ 俯瞰するだけではなく、細部も観る ~


 ビジネスの世界だけではなく、日常生活も「思考の世界」と、切り話すことはできません。論理思考をベースに、「深謀遠慮」を意識しながら「沈思黙考」をすることにより思考を進められます。しかし、単に沈思黙考しているだけでは、思考の質の高まりに限界があります。
 思考の質を高めるための四字熟語として「重考高盛」があります。同じテーマを時間や空間を変えることにより繰り返し思考することにより、それまで気がつかなかった発想ができるようになるということです。
 重考高盛する時に注意しなければならないこととして、「色眼鏡をかけない」ということが良くいわれます。黄色いレンズのサングラスをかけますと、見える景色が、実物よりも黄色みを帯びて見えてしまいます。自分が何かに固執して思考しますと、その思考に自分の思考が染まってしまう可能性があるということです。
 近年、薬害問題がクローズアップされています。とりわけ高齢者が、いろいろな病気で、複数の病院や医師にかかっていて、それぞれから薬が投薬されます。投薬された薬は、その病気には効果があるかもしれません。すなわち部分最適な状態と言えます。ところが、別の病気においては、その薬が逆の作用を起こしたり、薬どうしが効果を殺減してしまったりすることがあります。
 その例としてしばしば挙げられるのが、高血圧の人に最適な薬が当然のことながら投与されます。ところが、一方で・・・

 <本文が長いですので、下記より全文をご覧いただけます>

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 7月22日 ■ うちわ祭 祇園祭は京都だけではない ■ 著作権制度の日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  学生時代の貧乏旅行 日本三景の想ひで 721

 松島を初めて訪れたのは大学生の時でした。初めて買ったマイカーは軽自動車でしたが、快適で、東北一周をしました。その時に立ち寄った多賀城市で、初めて竹の花が咲いているのを見つけました。竹に花が咲くということを知りませんでしたが、地元の人に言わせると60年に一回くらい咲くのだそうです。

 松島は、爾後、何度か訪れていますが、海外からのお客様には大変喜ばれます。瑞巌寺とセットでお連れすることが多かったです。

 天橋立は、またのぞきが有名です。長い砂州に松が並んで美しいですね。初めての出会いは、記念切手でした。ここも学生時代にマイカーで行きました。糸魚川から金沢、山陰、九州一周と回りました。帰りは、山陽道から東海道を通っての長旅でした。

 安芸の宮島は、その時に訪れたのが初めてです。学生の貧乏旅行でしたので、広島側で、港の売店のおばちゃんに自動車の駐車許可を得たら、一晩無料でおかせてくれました。宮島に船で渡ったときに、写真で見知っている宮島の大鳥居、拝殿などの朱の赤さが目に焼き付きました。その後何度が訪れていますが、最初の印象ほどには感動しなくなってしまいましたネ。

 今のように道が整備されているわけではありませんし、ましてや高速道路などのない時代に、一人で車の中に寝たり、ユースホステルを利用したり、時々やすい旅館に泊まったりと若さ故にできることを体験してきました。

■ 大阪に陶器神社と呼ばれる陶器のための神社があります

 大阪に陶器神社があり7月(年により異なる)には陶器祭が開催されます。

 7月21日に近い週末3日間に開催されます。


 陶器神社は京都にもあり、他所にもあるやにお聞きしています。

 陶器と言いますと、岐阜県の美濃焼が有名です。

「瀬戸物」と一般名詞になっている陶器ですが、岐阜県瀬戸市のことです。

 岐阜県は、日本における陶磁器生産シェアの50%以上を占めています。

 私が住んでいる関東では、なんと言いましても茨城県の笠間焼と栃木県の益子焼が有名です。

 その陶器市には、バスツアーも出る程です。


 大阪の陶器神社は正式には「坐摩神社」と言われます。

  http://www.ikasuri.or.jp/

「坐摩」は「いかすり」と読むことは、関西人にとってはあたり前のことでしょうが、お恥ずかしながら私は存じませんでした。

 坐摩神社の創祀は古く、神功皇后が新羅より帰還したときに奉祀したのが始まりとされています。

 お祭りには、全国から陶器業者が集まり、その信仰から「火防の神」としても知られています。

 火除けの土鈴瓢箪は有名ですので、坐摩神社の名前は存じなくてもこちらは知っています。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【日本庭園を知って楽しむ】 2-7 室町時代の庭園 禅宗の影響が強い

2024-07-21 12:01:00 | 【カシャリ!一人旅】 旅行雑

 

  【日本庭園を知って楽しむ】 2-7 室町時代の庭園 禅宗の影響が強い 

  

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

  日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■■2 日本庭園の歴史

 何ごとも、歴史や生い立ちを知りますと、そのものの本質のようなものが見えてくることが多いです。
 庭園も、変化の歴史を知ることにより、知識に幅が出ることもあり、奥深さを見出すことがあります。
 「面白みがない」という思いの方もいらっしゃると思いますが、上述のような理由で、私自身のために記述しておきます。

■ 2-7 室町時代の庭園 禅宗の影響が強い
 室町時代の日本庭園は、禅宗の思想との結びつきが非常に強くプライベートな性格を持ちます。
 12世紀の末,宋より禅宗が伝えられ、同時に禅宗寺院の様式や庭園も入って来ました。 13世紀の初めには、建立された庭園が公家の別荘のように使われるようになりました。大きな池を中心に多くの御堂と住宅が配置された形式で、14世紀の末には、将軍足利義満が、金閣寺を建立し、北山殿と呼ばれたことは知られています。
 庭園は、禅の修行の場としても用いられることがありますので、山奥に位置する禅寺に造られたり、お寺の境内の中でも奥まった場所に作られたりすることが多いです。

 宋から入って来た禅宗・禅様式庭園は、日本的に昇華され,定着するようになりました。この中心人物が、夢窓国師(夢窓疎石)です。夢窓国師は、自然を愛好し、行くさきざきに名園をつくってきました。
 例えば、苔寺として知られる西芳寺の庭は、禅宗の世界観で構成された傑作であるといわれています。この庭園が以後の庭園に与えた影響は測り知れないほどです。
 一般的には、日本庭園の構成として、水を中心とした造りを中心にすることが多いです。その上に、土地の起伏を生かして築山を築くことも多いです。それに加えて、自然石としての庭石や草木を配し、四季折々に観賞できる景色を造型するのが一般的でした。
 また、池や流れを渡る通路には太鼓橋、飛び石、まれに八ツ橋などが使われています。庭園内には灯籠、東屋(あずまや)、茶室なども配置されるました。
 それに対して室町時代は、枯山水の庭園が多いです。岩や砂利などを配置することによって、そこにはない水の流れなどを想像させます。このように象徴性をもつ庭園スタイルがこの時代に考案されたのです。
 室町幕府八代将軍足利義政が、箱庭を作るのが趣味であったというのは有名な話ですが、その影響です。(重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

   リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 * 

   ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月20日 福岡 宗像市 鎮国寺5 御室派仁和寺別格本山 太子堂

2024-07-21 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月20日 福岡 宗像市 鎮国寺5 御室派仁和寺別格本山 太子堂  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

7月20日(土) 

 今年の3月に3度目の雨漏りの修理を終えたばかりなのに、10時頃、再び雨漏りが始まっているのを発見。

 すぐに業者に電話、1時間半後に来るという返事でした。

 PC等電子機器や重要書類等をまず移動し、その後、移動できる者を移動、2時間後に業者が到着しました。

 深夜ですので、応急処置しかしてもらえず、修理はこれから方法も含め検討するということでした。

 彼等は修理のプロですが、繰り返す雨漏り、“真”のプロではないとしか言えません。

 昨今「専門家」と呼ばれる人が、“真”のプロでないことがあまりにも多いですね。

 【カシャリ!ひとり旅】の写真は、整理が追いつかず、増える一方です。 何かと忙しく動いていますので、気分転換をするようにしています。 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみです。

 カシャリ! 一人旅 福岡県宗像市 鎮国寺5

 鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。
 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。
 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。
 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。
 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。
 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。
 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。
 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成)
  鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。
 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。
 

福 岡 大牟田 松濤園 鎮国寺 宗像大社 太宰府 門司港 柳川

 名所旧跡 インデックス

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 7月21日 ■ 日本三景の日 ■ 陶器まつり

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  TV番組54分開始はやめて

 仕事柄、日常生活の時間が不規則で、生活時間の定型化ができません。TVは、新聞やネットと共に情報源として不可欠です。番組予約は番組表を表示させて、視覚的に予約設定ができます。視聴者の立場に立ったこのような機能のお陰で、ビデオレコーダーの録画予約が密になるほど活用しています。
 ところが、近年、予約が重なって、予約ができないことが多くなりました。自分の予約状況をチェックしてみますと、予約の密度が高いとはいえ、超過密というわけではないのです。
 TV番組表を見て予約ができないことの原因がわかりました。TV番組は正時などから始まる番組だけとは限らず、〇時54分とか57分とかに始まる番組が増えてきています。そのために数分間だけオーバーラップをしてしまい、予約ができないのです。
 視聴者を獲得するために、このような番組開始時間の編成をしているのでしょうが、私のようにビデオ機器を利用している人が、私と同様に困っているのではないでしょうか。放送局の番組編成担当の方々には、是非、このような番組編成をやめていただきたいのです。
 一方、ビデオ機器のメーカーの方々へのお願いです。現在のような番組表から録画設定をした後、開始や終了時間を分単位で微調整できる機能を付加して欲しいのです。重なった場合には、数分間だけどちらかの重複部分を削れれば、数分間だけの重複だけで録画予約できなかった問題を解決できます。
 技術の進歩の恩恵は大きいですが、技術者の方々には、利用者のわがままに、従来以上に応えていただければ幸いです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月19日 御師 江戸時代のプロデューサー

2024-07-20 08:02:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月19日 御師 江戸時代のプロデューサー 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

7月19日(金)

 NTT東・西日本が、「104番」の電話番号案内サービスとタウンページ発行を終了する方針で進んでいると報道されました。近年は、インターネットの普及で利用率が下がっていることは想像できます。
 案内サービスは、1890年に始まったと言いますから、歴史は長いです。百年後の、1990年からは有料化され、現在は固定電話からかけると、1件66円がかかります。
 大きな影響は少ないと考えられますが、時代の流れを感じますね。

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

コーヒー

■御師 江戸時代のプロデューサー
 御師(おし、おんし)とは、特定の社寺に所属して、その社寺へ参詣者、信者の為に祈祷、案内をし、参拝・宿泊などの世話をする神職のことです。
 本来は「御祈祷師」を略したもので、平安時代のころから神社に所属する社僧を指しました。
 それまでは「おし」と読んでいましたが、特に、江戸時代に伊勢神宮関係の御師は「おんし」と読みました。お伊勢参りのガイドブックを作ったり、旅行の企画を提示したりして、現在の旅行代理店的な業務もしていたようです。
 江戸時代というのは、「入鉄砲に出女」といって警戒され、旅行が自由にできない時代でした。神仏参りなどは許されていたようです。
 当時の江戸庶民は、宵越しの銭は持たない生活をしていましたので、旅行資金を潤沢に持っていたわけではありません。お伊勢参りの希望者を募り、毎日、積み立てをして、選ばれた人から順にお伊勢参りをできるようなアドバイスもしていたようです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 7月20日 ■ アポロ11号月面着陸 ■ 恐山大祭

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■「土用」は、年に何回あるかご存知ですか? 719
「土用(どよう)」というとウナギを連想する人が多いと思います。
 ところが、ウナギと関係のない「土用」があるのですね。
 それも土用は、一年の内に何度かあります。

 土用とは、五行に由来する暦の雑節の一つです。土用というのは、「ウナギを食べる習慣のある日」と思い込んでいる人が多いですね。

 土用というのは、年に4回巡ってきます。立春・立夏・立秋・立冬という「四立」の直前にくる18日間の期間です。しかし、起算日により日数が変動することがあります。

 変動する理由は、「土用の入り」の定義が、平気法と定気法で異なるためです。それぞれ節気と同様に、平気法では冬至からの経過日で、定気法では太陽黄経で定められていますので、誤差が出てきてしまうのです。

 その間を、昔の暦で、干支(ひのえ)で数えていましたが、土用の期間中にくる丑の日を「土用丑の日」と呼びました。

 夏の土用は、立秋直前の期間を指し、その期間の丑の日に鰻を食べるのが慣習として定着しています。

 あるうなぎ屋が、夏にウナギが売れないことから平賀源内に相談したところ、土用の丑の日にウナギを大々的に売り出せば良いとアドバイスをし、この慣習を創り出したと言われています。

 ちなみには、各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶと記述をしましたが、最後の日は「節分」です。すなわち、節分も年に4回あるのです。


 近年、「土用」と「土曜」の発音の区別ができない人が多いですね。
  土用  _ _ /
      ど よ う
  土曜  _ / \

 天気予報士が、ときどき「熱い雲」と言っています。
 予報士だけではなく、アナウンサーですら「厚い」と「熱い」の発音を正しく区別できない人が多いですね。
 アナウンサーは、言葉のプロですので、標準語で話して欲しいです。
 偉そうなことを申し上げて失礼しました。 m(_ _)m

■ 【心 de 経営】ブログのバックナンバーを閲覧するには

 下記URLのいずれかををクリックしてください。

  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2599.html

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c0de6df80dd146916f8efdb2b4de2a54

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまでのあらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
 3.アメリカ初体験
 4.迷いの始まり
  <最新版> 18 甥御さんへのネクタイ選び

  毎週金曜日正午頃発信

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】2-05 俯瞰細観 部分最適と全体最適 俯瞰するだけではなく、細部も観る

2024-07-20 00:01:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】2-05 俯瞰細観 部分最適と全体最適 俯瞰するだけではなく、細部も観る   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

  第2章 思考力を高めてビジネス全快
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。
■2-0 5 俯瞰細観 部分最適と全体最適
      ~ 俯瞰するだけではなく、細部も観る ~


 ビジネスの世界だけではなく、日常生活も「思考の世界」と、切り話すことはできません。論理思考をベースに、「深謀遠慮」を意識しながら「沈思黙考」をすることにより思考を進められます。しかし、単に沈思黙考しているだけでは、思考の質の高まりに限界があります。
 思考の質を高めるための四字熟語として「重考高盛」があります。同じテーマを時間や空間を変えることにより繰り返し思考することにより、それまで気がつかなかった発想ができるようになるということです。
 重考高盛する時に注意しなければならないこととして、「色眼鏡をかけない」ということが良くいわれます。黄色いレンズのサングラスをかけますと、見える景色が、実物よりも黄色みを帯びて見えてしまいます。自分が何かに固執して思考しますと、その思考に自分の思考が染まってしまう可能性があるということです。
 近年、薬害問題がクローズアップされています。とりわけ高齢者が、いろいろな病気で、複数の病院や医師にかかっていて、それぞれから薬が投薬されます。投薬された薬は、その病気には効果があるかもしれません。すなわち部分最適な状態と言えます。ところが、別の病気においては、その薬が逆の作用を起こしたり、薬どうしが効果を殺減してしまったりすることがあります。
 その例としてしばしば挙げられるのが、高血圧の人に最適な薬が当然のことながら投与されます。ところが、一方で別のお医者さんが、ビタミンCやKの摂取の必要性から果物を多く食べるようにアドバイスをしたとします。高血圧の薬の効果をグレープフルーツのある成分が高めてしまい、逆作用を起こしてしまうと言うのです。薬も果物も、特定の目的には効果があっても(部分最適)、全体的に見るとマイナスの効果が出てしまい、全体最適になっていないのです。
 経営面でも、類似したようなことが起こります。例えば、売上高を上げるために製造部門から営業担当者に移籍することにより、売上高を上げる効果は出てくるかもしれません。ところが、減員された製造部門では生産力が落ちて、売上増に見合うに足る生産量を確保できなくて、結果的に受注しても、売上に結びつかないということが起こってしまいかねません。営業担当者を増員して、営業力を高めるというのが部分最適で、全体的に見ると必ずしも売上増に繋がっていないような現象です。この事例は極端なことですが、気がつかないで類似したことをやっているかもしれません。
 同じように「我田引水」の項で「自分は他の人の邪魔(迷惑)をしたくありませんので、他の人に道を譲って、謙譲の美徳を発揮しているつもりが、実は自分の後にいる人に迷惑をかけてしまっていた」という逸話をご紹介しました。謙譲の美徳を発揮しているつもりという”つもり”で思考していることになりますので、それが色眼鏡となり、結果として、気がつかないうちに自分の意図に反したことをしてしまっているのです。
「頑迷固陋(がんめいころう)」という類似した四字熟語があります。「頑迷」は、自分が知識とか道理に疎いことを意識していない、道理に通じていないという意味です。「固陋(ころう)」の「陋(ろう)」は、「狭い」とか「卑しい」という意味で、「固く、狭いこと」を意味し、同じ意味の言葉を重ねて、「頑固で見識が狭い」という意味を強調した四字熟語です。すなわち「かたくなで、ものの道理がわからず、正しい判断ができない」という意味です。類似した四字熟語に「頑冥不霊(がんめいふれい)」という言葉もあります。
 このように、人間の思考というのは、何かに固執してしまう傾向があります。それを逆手にとった思考法が「俯瞰細観(ふかんさいかん)」という四字熟語です。
「俯瞰(ふかん)」とは「鳥瞰(ちょうかん)」とも言いますが、鳥のように上空から見ると全体を見渡せ、どこで、どの様なことが起きているのかを見つけやすいという意味です。「細観(さいかん」)というのは、「細かい部分まで見る」「細かく見る」という意味です。
 すなわち、俯瞰細観というのは、「一歩引いて俯瞰的に見るだけではなく、細部まで詳細に観察する」という意味となります。「木を見て森を見ず」という、細部にこだわってしまうものの見方を改めた方が良いという警鐘で、「木も見て森も見る」という表現にも繋がります。
 登山者に対する報酬ですが、雲海の素晴らしさに心が癒やされましたり、下界の騒音や煩わしさから解放されたりするのは、「そこに山があるからさ」以上の何かがあります。「一望千里(いちぼうせんり)」と言います。登山をしなくても、小高いところから下を眺めますと、遙か彼方の遠くまで見渡せます。これが一望千里で、全体を把握できます。双眼鏡がありますと、一本一本の木を見ることもできます。森や林を見つけたら、野鳥観察もでき、楽しみは何倍にも膨らみます。双眼鏡をはずせば、足元を見れば「一木一草(いちぼくいっそう)」、すなわち周辺にあるすべての草木を見ることもできます。
 全体を見ながら、細かいところまで見て行く、適切な道具や手法を用いることによりいろいろと見えてきますので、経営においてもこのようなものの見方は重要なことです。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月18日 元気な会社 ピンチをチャンスに 企業経営も「塞翁が馬」 3111-4718

2024-07-19 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月18日 元気な会社 ピンチをチャンスに 企業経営も「塞翁が馬」 3111-4718 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、えんぽうにあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 ピンチをチャンスに 企業経営も「塞翁が馬」 3111-4718
 昔、中国北方の塞(とりで)近くに占い上手な老人(塞翁)が住んでいた。ある日、老人の馬が逃げ出したが、老人は「そのうちに福が来る」と話し、その言葉どおり馬はやがて駿馬を連れて戻ってきた。周囲は祝ったが、「これは不幸の元になる」と老人。すると、その馬に乗った老人の息子が落馬して足を骨折。しかし老人は「これは幸福の元になる」と占った…(以下略)。

 「安易に一喜一憂するな」と戒める「人間万事塞翁が馬」という故事である。中国古代の哲学書「淮南子(えなんじ)」の話であるが、経営環境が不確実性を増す現在にも通じる話であろう。鹿児島市に本社・工場を構え、金属・セラミック加工を手掛けるN社は、「塞翁が馬」のような事態を体験した。

 話は15年ほど前にさかのぼる。同社は、アメリカ向けの太陽光パネル生産ラインの受注に成功。勢いづいた同社は、大仕事に向けて設備投資と新卒採用を積極的に行った。ところが、その翌年にリーマンショック。太陽光パネルの案件は遅々として進まず、大規模な投資が徒となった。給与カットやボーナスの停止、社員の出向など経費削減を行ったが、27カ月連続で単月決算が赤字となり、打撃は長期に及んだ。

 そこに登場したのが同社近くに建設されることとなった鹿児島七ツ島メガソーラー発電所だった。7社によるジョイントベンチャー(JV)で、その中に同社の取引先があったことから、U社長らは懸命な営業努力を続け、太陽光パネルを設置する架台の納入にこぎつけた。アメリカ向けの太陽光発電で経営不振に陥った同社は国内の太陽光発電で息を吹き返すことができたのだ。

 実は、発電所計画が持ち上がる前、大阪府内の企業がリーマンショックで撤退を決めた志布志市内の工場を同社は取得していた。同社も苦境にあったが、その時点ではアメリカの案件はいずれ動き出すとの見方もあり、「工場が有する金型加工の技術は太陽光パネルの件で必ず役立つ」(U氏)として決断したのだ。結局、アメリカ向けの話は消滅したが、メガソーラー発電所の受注では志布志工場が製造する部品が大きな役割を果たしたという。

【コメント】

 冒頭の「人間万事塞翁が馬」は、人生の吉兆や運不運は予測できないことを表しています。

 「禍転じて福となす」と前向きの意味にとらえ、座右の銘としている経営者も多いですね。

 深刻な危機にもかかわらず新たに工場を取得しようというポジティブ思考がピンチをチャンスに転じたといえます。

 「人間万事塞翁が馬」は「石の上にも三年」という古い諺にも通じることなのではないでしょうか。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 7月19日 ■ 夏土用入 ■ 浜降祭 ■ 女性大臣の日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆「思考する」ということを誤解している人が多い

 「人間は考える葦である」と言ったのは、 フランスの思想家、数学者、物理学者であるパスカルの名言です。

 ところが、私達は自分の行動を振り返りますと、熟考もせずに走り出していることに、過ちや失敗をしてから気がつくことが多いです。

 日経新聞社から刊行されている「ビジネスシンク」に、『思考はビジネスの要で、他の全てを始動させるビッグバンである』と記述されています。S.R.コヴィーのビジネスシンクは、私にとっては座右の書のひとつです。

 私達の多くは、過去の延長線上の発想で、「先輩から引き継いだので踏襲しています」と惰性で行動している面が大きいです。

 今、行動を起こそうとしていることの目的は何か、背景に何があるのかを思考し、常に意識し、繰り返し思考すべきです。その実現・達成にはどの様な問題が待ち受けるかというリスクマネジメント的な思考をし、そのためにはどのような予防策があるでしょうか、予防策の重点順位は何が高いか、それに対処するための5W1Hは何か、等々を思考しなければなりません。

 どの段階でも、クリティカル・シンキング的視点を忘れずに、「これで良いのか」「なぜこうなのか」と思考を繰り返すことです。

 しかし、私達が、何か行動をしようというときに、期限が迫り、時間がないことがあります。拙速で「走りながら考える」ということを余儀なくされることが多いです。

 けっして、このような行為は薦めることはできませんが、やむを得ないときには、たとえ走りながらであっても上述のようなことを意識しながら、行動に反映させていくべきです。

 手前味噌の話で恐縮ですが、従業員13名であった某メーカーのお話です。赤字が続き、いつ倒産するかも知れないという状況の時に、社長さんにお会いしました。

 すぐに顧問契約をし、3年ほど経過したときのことです。久しぶりに役員会に出席したところ、30代の常務さんが会議の進行をしていて、その雰囲気がかわったことに驚きました。

 かつては社長さんが一方的にしゃべる、暗い雰囲気の形式的な役員会でした。ところが、全員参加で、戦略的なテーマに、戦術論を交えて、それがロジックツリーを用いて、キチンと体系立てて整理し、率直な意見を述べあっているのです。

 社長さんの独壇場であった役員会が、社長さんは一歩下がってオブザーバー的な参加の仕方で、他の役員全員参加の会議に変貌していたのです。

 終わってから、若い常務さんが私のところに来て、「先生がおっしゃっていた『論理的に思考する』ということが少しずつですがわかってきました」と満面笑みを浮かべて、活き活きと話してくれました。

 このクライアントは、厳しいご時世にもかかわらず、3年で従業員30名にまで成長してきました。「ああ、この会社にもビッグバンが訪れたのだ」とコヴィーの書を思い浮かべたことがあります。

◆ 大気汚染や異常気象をなくしたい 718
 近年「光化学スモッグ」という言葉が、あまり聞かれなくなりましたが、日本における大気汚染に対する意識の高まりの契機となった言葉です。
 かつての神奈川県川崎市の大気汚染は、2010年代の中国にも負けない程のひどさでした。
 光化学スモッグに対する契機となったのは、体育の授業中に起こりました。

 豪雨による洪水が頻発する昨今です。
 日本全国各処で集中豪雨・線状降水帯などにより、毎年のように大きな被害を引き起こしています。
 その原因が、地球温暖化にあることは、科学的にキチンと証明できなくても、種々の裏付けからもわかります。

 2018年にアメリカ・トランプ大統領は、パリ協定から脱退するなど、あまりにも自国中心的な考え方として、多くの人の顰蹙を買い失望させました。
 アメリカ一極覇権の時代が終わったとしても、大国としての責任はあると思います。

◆ ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる 718
  少々以前の読売新聞に、車の走行状態や運転者のわずかなクセなどを分析して、運転者の体調の異変をAIが見つけてくれるようになるという内容の記事を読んだことを記憶しています。
 その背景には、社会問題となっている高齢ドライバーの事故を減らそうということがあるようです。これが実用化しますと、認知症の早期発見につながるそうです。それだけではなく、視野が欠ける緑内障という目の病気を早期発見するというような健康状態にもつながるような懸念材料を提供してくれるようになりそうです。
 磁気共鳴画像(MRI)技術をもとに、各種センサーを使って、運転者の脳や目の動きを分析します。
 たとえば、運転者の視線をカメラで検知し、横断する歩行者の見落としを警告してくれます。車が左右にふらついたり、車間距離が短くなったりする傾向を捉え、認知機能や空間把握能力の低下を見出してくれます。
 運転者の視線や顔の向きや表情、まぶたの開き具合などをカメラでとらえ、異常を検知すると警告音を発したり、シートベルトを振動させたりして注意喚起をしてくれます。
 運転者の行動から、事故につながるミスの原因が何であるかをAIで分析することにより、このようなことが可能になるようです。それどころか、体調や病気の疑いの分析までもしてくれるようになるそうです。
 このようなシステムを使うことにより、自分ではあまり気がつかない高齢者による運転能力の低下に気づきを与えることになるようです。
 一方で、自動運転技術の開発も進んでいます。
 前者の技術はすぐにでも必要であり、自動運転の技術が実用化されますと、その技術はあまりメリットが大きくないように思えます。この技術の実用化は2030年が目標だと言います。
 開発は、その内容は当然のことながら、実用化スピードがものをいいます。この技術が実用化されたときには、陳腐化された技術と言われないようであって欲しいです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第51段 亀山殿の御池に  

2024-07-18 09:22:14 | 【心 de 経営】 徒然草に学ぶ
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第51段 亀山殿の御池に   
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第51段 亀山殿の御池に
【原文】
 亀山殿の御池に、大井川の水をまかせられんとて、大井の土民に仰せて、水車を造らせられけり。
多くの銭を賜ひて、数日に営み出だして、掛けたりけるに、おほかた廻らざりければ、とかく直しけれども、つひに回らで、いたづらに立てりけり。
 さて、宇治の里人を召して、こしらへさせられければ、やすらかに結ひて参らせたりけるが、思ふやうに廻りて、水を汲み入るること、めでたかりけり。
 よろづにその道を知れる者は、やんごとなきものなり。
【用語】
 亀山殿: 京都嵯峨野にありました後嵯峨上皇が造営した離宮、現天龍寺付近
 まかす: 水を引く
 土民: 住人、土着の農民
 銭(あし): お金、江戸時代には「小銭」を指しました。
 おおかた+否定語: 全く、全然
 参らす: 差し上げる、与えるの謙譲語
 道: 専門の道、専門分野
【要旨】 亀山殿御池に
 亀山殿の御池に水を引くために水車をつくらせることになりました。大堰川付近の農民は、作りましたものの、水車が回りませんでした。
 宇治川付近は、昔から水車を利用していたこともあり、「宇治の里人は、水車づくりの名人」が揃っていました。彼等に水車をつくらせたところ、いとも簡単に作りあげました。
 何ごとにおいても、その道に通じる者の存在は尊いことであると兼好は言っています。
【 コメント 】 亀山殿御池に
 亀山殿は、京都嵯峨野にありました後嵯峨上皇が造営した離宮です。現天龍寺は、その跡地の一部です。天龍寺そのものも、池のある立派な庭園を持っていますので、おそらく贅を尽くされた御殿だったのでしょう。
 その離宮の池に、水を引くに当たり、たくさんの金銭を用意したことは当然でしょう。大井川(今日の「大堰川」)の水を使うことが決定されました。何ごとにも、目的が決定すれば、手段を講じなければなりません。
 大井川の水を引くのですから、当然のことのように、大井川付近の住民に、その作業の命がくだされました。ところが、水車を数日かけて作りましたものの、全くといって良いほど回転しなかったそうです。
 うまく行かないときに、微調整をしたり、改良したりするのは、日本人は得意です。しかし、水車づくりの経験に乏しい大堰川付近の農民が、あれこれと直そうとしたのでしょうがうまく行きませんでした。所詮、素人の集まりですので、当然なことかも知れません。
 京都の南、奈良に近いところに、平等院があります。その西側には宇治川が蕩々と流れています。宇治茶の産地として知られますが、お茶は水はけの良いところに育ちます。宇治は、扇状地として水はけが良いだけではなく、その豊かな水を用いた治水に長け、それが活かされた土地です。
 宇治の人達は、水を操ることは、難しいことですが、長年、治水対策経験を積んできました。その宇治の里の住民が、亀山殿の水車のことで呼ばれるのは、時間の問題だったでしょう。むしろ、始めから、そうすべきだったといえます。いとも簡単に水車が作られ、期待通りに回転して、池に水を汲み上げることができたことはいうまでもありません。

 現在では、政府が新たなプロジェクトを組む時を見ますと、大した経験もない人が、名前が知られているというだけで、その組織のトップにすえられます。
 その案件を通すために、失敗要素を無視して、少なめの予算で国会で立件し、不十分な案を通し、あとになって、追加予算で穴埋めをするという事業があとを絶ちません。
 企業経営におきましても、自分達が長年培ってきた経験により、時代の変化に取り残されて厳しい経営危機に陥ってしまう企業があります。
 その様な状態になってから、慌てて自分達で何とかしようともがきましても、うまく行かず、倒産への坂道を転げ落ちてしまう企業がみられます。
 その様な状態になる前に、経営コンサルタントなど、その道の専門家の門をたたけば、倒産を回避できるとみられることが多々あります。
 何事におきましても、その道に通じている人の存在というのは大きいものです。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月17日 あたりまえ経営のすすめ5-14 経営理念の再確認

2024-07-18 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月17日 あたりまえ経営のすすめ5-14 経営理念の再確認 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

◆【あたりまえ経営のすすめ】5-14 経営理念の再確認
 ここで改めまして企業経営と経営理念について、「経営のリバースピラミッド」をもとに見てゆきたいと思います。
 経営のピラミッドというのは、通常は、最上位概念としての経営理念がトップに来て、その実現のための方策として基本戦略や中長期経営計画、そしてその下位の概念が、上位概念の下層に連なります。それにより「上位概念整合性」という原則に則して経営が行われます。
 この考えの上下を逆にして表記したのが、図にありますような、「リバースピラミッド」、すなわち上下逆さまのピラミッドです。
 最下層、すなわち企業の基本であります「経営」は、企業存続の使命という「ゴーイング・コンサーン」で、これは、企業を永続的に続けていくための基本的です。その目的のために、最上位にくる概念が、直上の「経営理念」です。
 これらをベースにして、企業を存続させるための実現策が「経営基本戦略」です。どの様な基本的な考え方で、企業経営を行うかを明示することです。
 「経営基本戦略」を実現するために、何をするのかを具体的に示した考えが「中長期経営計画」です。
 年度計画や、その実現のための諸計画・方針は、これらを下敷きにして立案されます。

 これまで経営理念の近接用語・類似語について、ザッと見てきました。ここで、「ビジョン・ミッション・ストラテジー(VMS)」と、日本型経営理念とを対比的に見てみましょう。
 既述の通り、筆者は、経営のピラミッドといって、企業経営の最上位に来る概念を「経営理念」と言っています。経営理念は、経営に対する、できる限り不変な思想・概念ですので、抽象的な表現が多いです。従いまして、ビジョンには、しばしば盛り込まれます具体性を持った内容を含むことは少ないです。
 経営理念を、実現するための考え方が「経営基本戦略」で、VMS(ビジョン・ミッション・ストラテジー)の「ストラテジー」とは、若干異なります。
 VMSの「ストラテジー」には、ビジョンを実現するための具体的な戦略が盛り込まれています。「経営のピラミッド」の考え方では、それに対応する戦略は、次の「中長期経営計画」に記述される「戦略」に近似しています。
 すなわち、中長期経営計画は、経営基本戦略を実現するための実行策を示す考えです。VMSの「ストラテジー」のような具体策は、中長期経営計画や短期経営計画で唄われます。

 できる限り少ない経営資源で、できる限り大きな成果に結び付けるための考え方として、経営のピラミッドの経営理念を、経営の最上位概念とする方法や、経営理念の隣接語・類似語として、しばしば採り上げられます、「ビジョン・ミッション・ストラテジー(VMS)」を例に見てきました。
 そのいずれが良いとか、優れているとかという問題ではなく、アプローチの違いと捉え、たとえば、VMSの長所であります「具体性」を活かすために、まずVMSで思考して、それを経営のピラミッドに活かすというような、ハイブリッド的な考え方があっても良いでしょう。
 近接語・類似語の方法の良いところ取りをして、自社独自の方法を創りあげても良いでしょう。
 「経営は数字である」という名言がありますように、結果として成果を出し、企業が存続していくことが、経営の基本原則であることを肝に銘じたいと思います。

【 注 】

 経営理念関連語の定義は、定まっているとは言えません。

 当ブログに記述した内容と異なる場合もあります。

 ここでは、日本経営士協会の定義に準じてご紹介していますが、時代の変化にともない、その内容を変更すべき時期が来ると考えています。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 7月18日 ■ なでしこジャパン ■ 光化学スモッグの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  コミック誌の歴史は長いことに驚きます 717
 7月17日は「漫画の日」でした。
 コミック誌の歴史は長いことに驚きます。
 手塚治虫の「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」は、初期の頃の作品とは思えない完成度の高いものです。
 東京山手線高田馬場駅近くのトキワ荘を拠点に藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。
 手塚治虫が、医学博士であることもよく知られています。
 アトムやお茶の水博士の描写にそれが滲み出ていると言えます。
 成功している人というのは、ひとつの道に秀でるだけではなく、それを引き立てる別の能力や知識、経験が背景にあることが多いです。
 私は、若手経営コンサルタントに「マルチライセンス」ということをお薦めしています。
 日本経営士協会のメールマガジンのヘッダーは20年余「マルチライセンス」を謳っています。

■【経営コンサルタントの独り言】 コミック誌

 漫画本
 最近は、以前ほどには聞かなくなりました。

 手塚治虫が、まず頭に浮かびます。

 東京山手線高田馬場駅近く(今は板橋区)のトキワ荘を拠点に、藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。

 功績の大きさは、アニメの世界的ブームにまで及んでいます。
 秋葉原も、電気街からアニメ街へと変身してきています。

 コミック誌にも、いろいろな歴史と変化がうかがえます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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【経営コンサルタントの独り言】 コミック誌の歴史は長いことに驚きます 717

2024-07-17 12:01:00 | 【経営コンサルタントのひとり言】

 

  【経営コンサルタントの独り言】 コミック誌の歴史は長いことに驚きます 717      

 

 二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ コミック誌の歴史は長いことに驚きます 717

 7月17日は「漫画の日」でした。

 コミック誌の歴史は長いことに驚きます。

 手塚治虫の「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」は、初期の頃の作品とは思えない完成度の高いものです。

 東京山手線高田馬場駅近くのトキワ荘を拠点に藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。

 手塚治虫が、医学博士であることもよく知られています。

 アトムやお茶の水博士の描写にそれが滲み出ていると言えます。

 成功している人というのは、ひとつの道に秀でるだけではなく、それを引き立てる別の能力や知識、経験が背景にあることが多いです。

 私は、若手経営コンサルタントに「マルチライセンス」ということをお薦めしています。

 日本経営士協会のメールマガジンのヘッダーは20年余「マルチライセンス」を謳っています。

 

■【経営コンサルタントの独り言】 コミック誌

 漫画本
 最近は、以前ほどには聞かなくなりました。

 手塚治虫が、まず頭に浮かびます。

 東京山手線高田馬場駅近く(今は板橋区)のトキワ荘を拠点に、藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。

 功績の大きさは、アニメの世界的ブームにまで及んでいます。
 秋葉原も、電気街からアニメ街へと変身してきています。

 コミック誌にも、いろいろな歴史と変化がうかがえます。

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき  

konsarutanto

 

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