7月2日日ハム5-6西武(西武ドーム)
走塁ミス、タイムリーエラー、スクイズ失敗!
よくもまぁ、あれだけのミスがありながらも、大谷は2失点と踏ん張ったが
久々の登板で出てきた久が3連打をくらい、クロッタがまさかの逆転3ラン
こうなっても何の不思議もない試合だった。
ノーコンでアップアップの菊池を助けた攻撃ミスが、9回裏のサヨナラに
繋がったのはごく当たり前だろう。
今年のハムの試合の進め方は、昨年にも増してミスが目立つが、主力がいくら
怪我で離脱続きとは言え核となるベテランがベンチにいないことも要因の一つ
かもしれない。
また上げては落とす辛抱のなさと、目先ばかりを追い続ける監督采配には、
大いなる疑問が残る。
負けは負けでたとえ大敗であっても、それは時の運と諦めて試合を捨てる勇気
がなければ上位進出は不可能だ。
終盤の同点という状況で宮西、カーター、クロッタ、増井、武田を酷使してきた
ツケがオールスター前に訪れたのは監督采配のマズさとしか言えない。
昨年を振り返っても、矢貫、鍵谷、石井とリリーフとして使いすぎた結果が
今年の不調の原因となっている。
一昨年は新人の森内に56試合も使ったが、ここ2年は全くダメ。
このままでは多分先発も抑えも居なくなり、後半戦は昨年同様に最下位を
目指してまっしぐらというシナリオもある。
前にも書いたが監督は捕手、投手、内野手でなければチームは強くはなれない。
それにしても眠れるライオンを起こすような試合展開を、監督自身どの様に
思っているのであろうか。