デジブック 『デュエット』
自然は時として残酷ですが、多くの恵みをもたらしてもくれます。
身近な自然でもある田んぼは毎年私を原点に戻し、新しいスタートを切らせてくれる存在です。
東北から届く田植えの便りにホッとします。
九州にも豊かな大地が戻りますように。全力でエールを送ります。
私と田んぼのデュエットを聞いて下さい。
(出展 レイさん)
何といっても今日の話題は舛添東京都知事の辞任よりも、イチローのピート・ローズ超えの偉業達成でしょうね。
第一打席では当たり損ないの捕前打を快速であっさりとヒットにして、日米通算安打を4256本でピート・ローズに並び、9回に回ってきた第5打席でライト前のツーベースを放ち「4257本」として歴代1位の記録を超えたわけです。
まぁ、この記録は時間の問題でしたが、海の向こうでのピート・ローズは昨年からメジャーでの記録ではないということで、否定的なコメントを出していましたが、何よりもイチローの凄いことはメジャーに挑戦をしたのが27歳の時だったのです。
どちらが優れた選手かは人格の上でも節制を積み重ね、大きな怪我もせず新たにメジャーでの3000本安打に向かうイチローは、日本国民の誰もが認める「神」に近づいた大打者です。
対して残念なことにピート・ローズは、「日米通算安打は、大リーグ記録ではない。それで超えたというなら、おれのマイナーでの安打数を加えろ。それもプロのヒットだ」と強情に言い続けているようです。
そのことは誰もが分かっているのに、頑にイチローの記録を認めようとしない。また、日本のレベルはマイナーレベルだと、言い続けたローズですが、果たしてかって日本でイチローが活躍をしていた日本の野球は、決してマイナーリーグと同じとは言えないレベルにあったはずです。
大人げない発言と、かってピートローズが当時として偉大な記録達成した時代を知る記者が語っていましたが、彼自身も野球賭博でメジャーからは永久追放をされた身となり、心の広さを持てない境遇にあるのですから、素直に祝福をすることが出来ないのもわかります。
あえて言うなら、この度のイチローの記録が日米通算の安打記録であれ、「世界記録」であれ、P・ローズの持つ記録を更新したことで、スポットライトを浴びたわけですからイチローの記録には感謝をすべきではないでしょうか。
さあ、次は年内の3000本安打達成への道ですが、もしかしたらイチローはもっともっと上に目標を持っているのかも知れません。
かって巨人の川上哲治氏(故人)は「野球の神様」と言われていましたが、果たしてイチローにはどのような別称が付くのか楽しみです。