6月27日【Game71/39-31-1】
北海道日本ハムファイターズ 8-7 埼玉西武ライオンズ
【勝】白村(1-0-0)【S】マーティン(1-0-5)【負】岸(2-4-0)
陽岱鋼選手(3回裏、左中間への9号ソロ本塁打 P・岸
田中賢選手(7回裏、同点となる左前2点適時打 P・岸)
5連勝をかけて札幌ドームでの西武戦は、初回西武打線がメンディ(メンドーサー)を
打ち込んで4点を追いかける展開に。
多分1回表の満塁で8番永江にヒットを打たれていたなら、この試合は決まっていたでしょう。
初回から打者一巡の試合は、久しぶりの事でした。
9番の水口を打ち取った時点でのメンディの投球数は「35球」でしたから、交流戦明けの
ドームに駆け付けた日ハムファンは、初回で敗色濃厚とほとんどの人は思ったのではないで
しょうか。
しかし、しかしここ数戦の日ハムは諦めるという言葉を忘れたかのように、反撃の狼煙を
上げることが出来る状態になっています。
唯一、中田翔を除いて (>_<)
幸いにして、陽岱鋼や賢介とスシボーイ君が頑張っていますから、この日の西武戦も結果は
8-7と逆転勝ちをしましたが、栗山監督も流石に堪忍袋の緒も切れたのか、7回の2死1
・2塁で不動の四番に代打矢野を送ったのでした。
結果的には矢野が四球を選び満塁となり、先発で我慢強く投げていた岸投手から賢介の同点打、
レアードの逆転打につながったのですが、ベンチに引き下がった中田翔の思いは・・・。
栗山監督の取った「交代カード」は中田に対しての信頼性の薄さだったのか、それともここで
凡打に終わったなら、完全に自信を喪失して今後の追撃に水を差すと思ったかは分かりませんが
逆転をして結果オーライとなったことには違いがありません。
私は栗山監督の試合後のコメントでの「中田の腰の調子が・・」は、中田への思いやりだとは
思いますが、実際に腰が張っていて痛みがあるなら、当分は休養を取るべきだと思います。
結果が出ない今シーズンですが、中田はブランクに入った時には、長いのが特徴です。
日ハムの四番は彼しかいないのであれば、休養期間中に再度フォームチェックをするなり、
信頼のできる先輩に指導を仰いでSBの追撃に力を発揮したなら、チームメートの信頼も得ること
が出来るのではないでしょうか。
今のままでは、四番の指定席は失ってしまうでしょう。
さぁ、今日は6連勝を目指し、注目の吉川投手が先発をしますが、両チームとも先日の試合で
疲れているものの、逆転負けを喫した西武は日ハムの倍の疲れが残っているはずです。
吉川は現在まで4勝5敗で4連敗中ですが、今日負けるようであれば登録は抹消されるような
気がします。
つまり先発投手としては、正念場のマウンドと言えるでしょう。