髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 逆転勝ちでCS制して広島と対戦へ

2016-10-16 19:46:17 | 北海道日本ハムファイターズ

日本ハム、4年ぶり日本S!9回DHから大谷が登板!最速更新165キロ!プロ初セーブ


Fighters勝って鯉獲りで日本一へ
10月16日【CSファイナル第5戦/4-2-0】
北海道日本ハムファイターズ 7-4 福岡ソフトバンクホークス
【勝】バース【S】大谷【負】東浜
【本塁打】中田(2)=シリーズMVP

                            

土曜日の第4戦はゴルフコンペがありTV観戦が出来ず、出来れば日曜日の第5戦に

もつれ込んでくれたらな・・そんな思いで秋晴の滝野カントリークラブにいた私です。

本当はすんなりと高梨で勝つと思っていましたが、願ってはいなかったものの日ハム

は破れて日曜決戦へ。

第5戦のチケットを買っていた人は、明日は札幌ドームでCS優勝を!

喜んだのは観客動員が予想される札幌ドームと担当の地元TV局、日曜営業の薄野の

飲食店などと私を含めた日ハムファンだったのでした。


正念場となる第5戦は、先発加藤が超満員の観客に吞まれたのか、浮足立ってしまっ

たのか、まさかの4失点のスタート。

久々のゴルフで全身筋肉痛は、今日も駄目か

明日は大谷で行くしかないのかと、弱気ムードに陥った私ですが、爆ぜる!のキャッ

チコピーで日本一を目指す選手たちに諦めムードはまったくありませんでした。

今年の日ハムの真骨頂があらわれ追撃ムードとなったのは、2回から始まります。


2回から加藤に代わってマウンドに立ったバースが、SB打線を三者凡退に討ち取

り、2回裏には先頭打者が、中田がレフトスタンド上段に反撃の一打を放ちます。

諦めないファイターズ野球の口火が切って落とされました。



これで勢いがついた日ハム打線は、3回裏に賢介に変わりスタメン2塁で出場をして

いた「いじられキャラ」の杉谷拳士が守備で超ファインプレーを見せると、ヒットと

盗塁で2塁に達していた中島を迎え入れるタイムリーヒットを放ち2-4とします。





スタメン起用に応えた杉谷も立派ですが、最初の栗山采配的中といえます。

2006年度のドラフト6位で帝京高校から入団をした杉谷拳士が、見事に輝きこの追加

点が栗山監督の頭を一層クリアにさせていきます。


続く4回裏SBは2番手でマウンドに立っていた、今年不調の摂津を諦めて東浜を

3番手投手に起用をします。

追いすがられたSB工藤監督の焦りが垣間見えた瞬間でした。

その代わり端を前打席でホームランを放っていた中田翔が、4番の貫録を見せて左翼

にクリーンヒットを放つと、近藤健介は倒れるもレアードは粘って四球を選び、続く

陽岱鋼も連続四球で1死満塁の大チャンスとなります。

次打者は意外性がある大野奨太でしたが、栗山監督はまさかの代打を送るとは・・。

代打岡を告げたのは、閃きだったのかそれとも走力の差を重視したのか・・。

栗山監督の意外ともいえるサブライズ采配は・・。

ここでの代打起用ははっきり言って私は反対でした。4回で要となる捕手を変える

と、好調だったバースに変化が起こるのではと誰もが危惧を覚えたはず。

でもやってしまうんですね、今年の栗山監督は・・・・。


栗山監督はS36年生まれの三碧木星生まれ。

九星占術によれば、今月(10月節)は盛運でこれまでの実績が「集大成」の形となり

大きな成果が期待できる時になっていますから、自信過剰に陥らなければ運を味方に

することも可能となっています。

そのような流れを知ってか知らずか、この日の第二の栗山采配(マジック)は成功を

してしまうのです。

代打の岡は外角高めのスライダーをセンターへ同点タイムリーツーベース!



いとも簡単に4-4の同点とした日ハムは、1死2・3塁から中島がスクイズを決め

て5-4の逆転とするのですから勢いとは怖いものです。

その後は逆転をされて勢いの失せたSB森投手から、5回には近藤健介が大谷、中田

を返す2塁打を放ち7-4としますが、5・6回は小さな巨人の谷元が締めて、8回

の宮西は柳田に3塁内野安打で出塁をされるも、SB4番内川をダブルプレーに打ち

取ります。


8回を3点リードで抑えた札幌ドームは9回表に異常な盛り上がりを見せることに。

抑え投手には、指名打者を解除した大谷翔平がマウンドに。

スーパースターの登場で満員の札幌ドームは拍手とどよめきの波が広がり、雰囲気は

最高潮に達します。

結果は・・・・この日3度目の栗山采配がずばり的中をするのですから、脱帽の栗山

マジックでした。

ここで書くまでもなく、日本最速記録となる165キロの超高速が、松田をはじめとする

SB打者に襲い掛かるのですから、手も足も出ずにパリーグのCSは終焉を告げまし

た。恐るべし大谷翔平圧巻の締めくくりでした。



これで北海道日本ハムファイターズは、広島マツダ球場で赤ヘル軍団との戦いが決ま

りました。

私の予想とは違った展開とはなったものの、大谷、増井、高梨、加藤の先発と

メンドーサそして最も広島で輝きを見せたい、有原、吉川、中田翔で挑む日ハムは

きっと最高の戦いを見せてくれるでしょう。

それまではCSで不調だった田中賢介も、体調を整えてベテランの味を見せてくれる

と思います。

ここまで来たらあとは4勝をいかにもぎ取るかでしょうが、栗山采配があたりに当

たっているだけに4勝1敗で札幌ドームでの日本一を見たいものですね。