渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

タップ加工

2022年12月19日 | open






ダメダメ中華タップを加工して
みる。
秘伝の方法で。
これはその一。
ただの締めではない。
これで駄目なら第二の方法。
それでダメなら第三の方法。
タップ加工はいろいろある。
工業油圧プレス機も持っているが、
それを使うと革の組織が死滅する
ので、手締め機を使う。

こうしたいろいろな古い方法は、
古い人間なので私は知っている。
歴とした玉屋育ちだからだ。
自分でタップ交換ひとつできない
最近の人たちには多分先達からも
何も伝授されてはないない事だろ
う。
近頃はプロでさえ自分でタップを
交換できない者もいるという。
度外れて信じ難い。
プロなんてまやかし、やめたほう
がいいと思う。自分の商売道具を
自分で手入れもできないのだから。
包丁研げない板前とか、いないん
だよね、世の中。
何、甘ったれてんだか。

ノーマルシャフトでしかできない撞き方 ~芯ずらし~

2022年12月19日 | open


すべては物理的な現象、理屈
に沿う。

芯ずらし - 渓流詩人の徒然日記

芯ずらし - 渓流詩人の徒然日記

思いっきり逆左を撞いている。この茶色7番を入れて赤ラインに手玉を乗せて移動させるショットは「芯ずらし」という技法を使っている。普通に撞くと黄色ラインに手玉が動く。...

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スニーキー・ピート・キュー

2022年12月19日 | open
 

私が手を加えたスニーキー・ピー
ト・キュー。いわゆるハスラー・
キューだ。
よく玉が入る。
新品価格が6,000円以下のハウス・
キューなので、それに手を加えて
カスタマイズした物は本物のスニ
ーキー・ピートであるといえる。
ベース入手価格2,000円台。

暫定的な自作現行下部リングの
パーツはそのうち、白樹脂削り
出しで製作する予定。ウエイト
バランサー用の穴あきコイン
仕込み仕様で。


これは販売されているスニーキー・
ピート。銘木が使われている。
高級ラインナップのスニーキーは
多い。20万円前後する物とか。
それらは、本質を外している。


これは有名カスタム・ビルダーが
作ったカスタム・キューのスニー
キー・ピート。
エフレン・レイエスも今はこの
タイプのキューを愛用している。
10年ほど前からエフレンはそれ。
 
私がフル・リペアで手を加えた
スニーキー・ピート。


リングは標準でTAD風。


マスワリ製造キューだ。
カスタム・キュー以外の持って
いるキューで一番入れが堅い。
ただ手玉の出しコントロールは
別のキューのほうが良い。青い
瞳のステラのほうが。
これは3,000円、ブルーアイズは
1,900円だった。

 
私がフルリペアした激安キュー。
通称ブルーアイズ。細めていず
芝生の下で眠っている。
現在、最高のパフォーマンスを
見せる私のメイン・キュー。
撞き味は1980年代のアメリカン
カスタムそのものだ。
80年代末期製。
 
友人のカナダ人がアメリカのと
ある有名ビルダーにス
ニーキー・
ピートを作ってもら
っていた。
撞かせてもらったら、滅茶苦茶
良かった。
何これ?だった。
金額聞いてびっくらした。
日本円で5万円台だった。
その作者のファンシー・カスタム
ら80万円以上する時代。
激安なのに性能抜群。
これがスニーキー・ピートのスニ
ーキー・ピートたる真髄だ。
いうなれば、豆腐屋のハチロクみ
たいなもの。
蝶のように舞い蜂のように刺す(違
そりゃカシアス・クレーだ。
一見どノーマルで激安なのに高い
性能。
それがハスラー・キューの美学だ。
オートバイなどにも通じる。
ゴテゴテしたエクステリア着けま
くりで冴えない走りをしている
りも、一見どノーマルなの
に要所
外さないチューンで
切れの良い
い走りを見せる。
それ。
それが、ハスラー・ライディング。
スニーキー・ピートの世界が展開
される。
一見、何の変哲もないハウス・
キュー。
しかし、撞き始めたら超絶技巧を
フルカバーする。
それがスニーキー・ピート・キュー。

ハスラーとはこういう感じ。

客等「テーブル、
あいてるかい?」
店員「ご覧の通りさ」
(映画『ハスラー』(1961)から)

 

公表死者ゼロなのに火葬場は満杯

2022年12月19日 | open





嘘を言うのが共産党。
これは中国もソ連も日本も変わら
ない。
嘘を言うは間違い。
嘘しか言わない。

牛革一枚タップ ル・プロフェッショナル

2022年12月19日 | open
 


50個入りの箱で手持ちをストック
している。
最高のパフォーマンスを見せる激安
タップ。50個入りで6,600円。
税抜1個単価120円だ。
コロナの影響で最近入手困難にな
っている。
一部業者では廃番との公表だが、
アメリカの卸売元ではまだ廃番
扱いではなく、日本の某業者の
入扱いの終了なのかもしれな
い、とは国内別ディーラー2社
の話だ。(1社はル・プロの正規
代理店)
但し、現在日本では入手困難。
かつてのハウスキュー用のタップ
だが、この製品の一枚革の高い能
力はノーマルソリッドシャフト
は最適だ。
アメリカ製。タップを発明した
フランスに敬意を表してか、製品
名にフランス語を使っている。
表面が薄くコーティングされてい
るので、年数が経とうが劣化し
い。
使用する時には全面コーティング
を剥いで使用する。
ゆえに13ミリ先角には14ミリ径
タップが適している。13ミリ先角
に13ミリタップは駄目。コーティ
ングは全面綺麗に剥がす必要が
あるからだ。
12ミリ径台の先角ならば13ミリ
タップでもいいだろう。
 
こちらは中華製一枚革タップ。
最低のパフォーマンス。
反発力無し。ただ硬いだけ。
なめしが悪いのか、コーティング
が内部まで含浸しているのか、
とにかく良くないタップ。
貴重な一枚革が台無しだ。
ル・プロとは性能が段違いである。
一枚革だからと、買わないほうが
いいですよ、というタップ。
箱だけル・プロを真似ている。
ある特殊な伝統的加工をすれば、
使えるようになるかも知れない。
今後それは試す。

キューの重量化

2022年12月19日 | open
 

重量調整のウエイトボルトを入れ
 
られない構造のキューの重量化。
5円玉を数枚仕込んでネジで押圧
どめ。
ゴムの出っ張りをカットして平ら
にしてから。
 
マスキングテープの芯を適正幅に
カットしてカラーにした。
この外周に白い装飾カラーテープ
をバットエンドとφ同寸になるま
巻く予定。
ゴムは細ネジで締め込み固定。
中心に5円玉8枚が柱のように押圧
されている。

いずれそのうち白樹脂丸棒を
φ32寸法で旋盤で削り出して、
この暫定パーツと交換する。
ラムネの栓抜き形のパーツ。
中にはウエイトバランサー用
に5円玉複数枚を仕込める中
グリ形状にする。


現在バットの重量419.0グラム。
これのシャフトは130.5グラム。
装飾テープを軸芯カラーに巻けば
プラス0.5グラムの見積り。
総重量550グラム=19.40オンス
ジャストのセッティング。


スニーキーピートのシバキューも
いじれば面白い。
 
2000円台の中古ハウスキューで
マスワリぽんぽこ出るのだから、
笑える。


痛快だ。