Pool Cue Maintenance: Tip Replacement: Le Pro Tip
ほとんどヒネリを使わないで
コントロールブレイクでマス
ワリを簡単にやるプレーヤー。
全域を素玉のようにして捉える
取り方でオーソドックスだ。
ただ、玉筋は観ていて少しも
面白くない。
玉入れが上手くともプロプレ
ーヤーとして観客を熱くさせ
る玉筋ではない。
しかし、基本には忠実な堅実
な玉撞きをしている。
彼が、旋盤を使って面白い方法
でタップ交換をしているので、
参考になった。
ただ、接着剤を全面に塗らない
のは、リスクがあると感じた。
彼は職人技的に中央のみに瞬間
接着剤を塗って、押圧により
タップ全面に広がるようにして
いるが、仮にコンマミリでも
接着剤が届かない外周があった
ら、確実にトラブルを呼ぶ。
慣れているからできる方法で
デフォルト化はできない手法
だと感じた。
また、タップのコーティングを
剥がすのにこの動画解説でも
ペーパーこすりのみでやって
いるが、これは絶対に真っ平の
面一が出ていない。物理的に。
日本でもペーパーこすりのみ
を指導解説している情報が多い
が、カッターの刃を立ててスイ
ープで平面出しをしたほうが
確実な仕事で削り麺を真っ平に
できる。
ペーパーこすりはコート剥がし
には良いが、平面出しは別な
物理的な理屈が作用するので、
刃物の刃をたてて、削る物体
を回さずに手作業で直線的に
削るのが良策だ。
また、先角も手作業で完全な
平面が出せる。要はやり方だ。
手作業でやってもこうなる。
タップ削り器具も旋盤も一切
使用していない。刃物と人間
と接着剤だけでこのように
できる。
タップ交換だけで上掲動画のよう
に旋盤を使わなくとも、手作業
で十二分に旋盤並もしくはそれ
以上の精度は出せるのは確実だ。
旋盤によるタップ交換は否定は
しない。
だが、旋盤はタップ交換よりも、
先角交換やねじ切りやシェイ
ピングや、それこそキュービル
ディングで有効に使うほうが
効率もいいように感じる。
このキューレースは非常に安い。
米国からのシッピング入れると
高額になるが、米国内なら2100
ドルほどで買える。
日本でも新規格安メンテ国産
旋盤が登場しているが、もっと
品数や拡張性が広がれば嬉しい。
国産旋盤の決定版はあるのだが、
オプション含めた総額が170万円
程になるので、本職を目指す人用
の価格帯に属するだろう。
ただ、アメリカの有名どこの本職
は、それこそ大型旋盤で6爪を
使っている。4爪や3爪はオモチャ
だと言い切っている。
しかし、プロではないファンユー
ザーのDIY用の簡易な廉価旋盤の
ラインナップがあってもよいの
ではと個人的には思う。
彼が使っている旋盤に刻印され
ていたURLを見て辿ったが、
ここのサイトは参考になる。
貴重先角素材のイエローマイ
カルタの適正価格も知る事が
できた。
買い物をせずとも、見ているだけ
でも楽しいウエブサイトだ。
https://www.cuesmith.com/