太宰府に行った帰り、久留米の日吉神社にも初詣に行きました。この神社にも人が並んでいます。
日吉神社は滋賀県大津市の日吉大社が総社で、全国各地に勧請されています。久留米市内にも数社ありますが、ここが久留米の宗社になります。明治に入り、神社にちなんで町名が日吉町となりました。久留米市の中心部です。
本殿の前に参拝客が列を作っています。町中なので神社は小振りです。明治時代の地図を見ると、当時は現在よりもよほど境内地は広かったようです。時代の変遷の中で、境内が狭くなったのでしょう。
境内の広場は駐車場になっています。昔、私はこの神社で挙式し、隣にあった料亭で披露宴をしました。当時は今のような結婚式場もありませんでしたし、神前で式を挙げたかったのです。
小学校6年生の夏休みには、毎日のようにこの境内の広場で三角ベースの草野球をしていました。布切れをたくさん丸めて、タコ糸で固く縛ったボールを使っていました。ゲームの途中で通りがかりのキャンディ屋さんを呼び止めて、アイスキャンディを食べるのが楽しみでした。
中学校に上がった時、ある個人塾の先生の好意で無料で塾に通うことになりました。広い畳敷きに長い文机を並べた寺子屋のような雰囲気で、先生も着物姿だったような記憶があります。
問題はこの神社の前が、塾への通り道であることでした。最初の頃は、友達が野球をしているのを横目に自転車で通り過ぎていました。やがて誘惑に負けて途中下車をするようになり、いつしか塾通いは止みました。先生には申し訳ないことをしました。それ以来、塾とは縁がありません。
この神社には色々な思い出があります。
思い出深い誘惑ですね~~
想像するだけで面白い<失礼>
両親から叱られた記憶は……?
ちょっと今は控えます。
親はそれほど勉強には喧しくありませんでしたね。
誠実・真面目・几帳面,私には無い資質が備わった「文,文体」,以前からちょくちょくお邪魔しておりました。
三角ベース 懐かしい言葉です。当地でも盛んにやっておりました。
これからも楽しみに拝見いたします。
三角ベースの野球は、中学の1年生の頃まで遊んでいました。