久しぶりの投稿になります。
少し前になりますが九州国立博物館で琉球展が開催されていました。八月の暑い盛りに出かけてきました。九博には駐車場がありますが、私はいつも天満宮を通って行きます。参道はだいぶ人出が戻っていました。ただ外国人団体客の姿がありません。こちらの方が落ち着きます。
相変わらず撫で牛は人気があります。立派な門構えは延壽王院。幕末の「七卿落ち」の際に三条実美ら五卿が三年間滞在したところです。
太鼓橋の手前を右に入ると博物館へと続く道になります。
いつもの博物館の大屋根です。波打つような独特のフォルムです。
会場のエントランス。沖縄の香りがします。
琉球王家尚家ゆかりの宝物のコーナーだけ撮影が許可されていました。衣装や文物が並んでいますが国宝指定ばかりです。多くは東京など沖縄県外で保管されていたため、戦禍を免れたということです。
ポストカードより「黄色地鳳凰蝙蝠宝尽青海波立波文様紅型綾袷衣裳」(国宝) 若い王族が着用した正装衣装。
金装宝剣拵(国宝) 刀身は室町時代の日本製。鞘などの拵は第二尚氏時代、沖縄独特のデザイン。
柄頭の部分
ポストカードより「進貢船」模型
ポストカードより「王冠(付簪)」(国宝) 第二尚氏時代
沖縄は仕事で何度か行きましたが、いいところです。琉球時代は海を通じてアジアと交流をしてきた土地柄です。海洋性の気候なのでしょうか、街や郊外の風景の光と風が九州とは違います。ただ明治以降、沖縄には負担をかけてきたという思いがあって、少し屈折した気持ちにもなります。
帰りは天満宮に参拝しました。
この夏は疲れ気味で、いろいろ屈託もあり元気がありませんでした。このところ涼しくなってきたので気力の回復に努めています。ブログもぼちぼち再開したいと思っています。
太宰府天満宮は参拝者が多いです。
コロナ以前はアジア系の外国団体客で賑わっていました。
若いころはあまり縁がなかったのですが、
仕事をやめてから時どき参拝するようになりました。
九州国博の観覧とセットが多いですね。
一度行ってみたいですね。
北野天満宮は訪問したことがあります。
やはり牛が臥せっていましたよ。
学問の神様、あやかりかいですがもう遅しですね。失礼しました。