九州国立博物館で先週まで「東洋陶磁」展が開催されていました。久留米駅から西鉄電車に乗り、二日市駅で太宰府線に乗り換えます。停まっているのは「旅人号」。たびびと号ではありません。大伴旅人は歌人として知られる公卿で大宰府の長官を務めました。今回は写真の枚数が多いです。
まだまだ猛暑の日。天満宮の参道は相変わらず賑わっています。
九州国立博物館。ホテル経営のレストランと喫茶がありましたが、コロナ禍で撤退しました。展覧会の後に一杯のコーヒーで休憩する楽しみがなくなりました。いまはキッチンカーが常駐しています。
会場エントランス。今回の特別展は、ほとんどが大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品です。中国、韓国そして日本の陶磁器が展示されていました。
「五彩松下高士図面盆」(明時代)
「青磁陰刻草花文多嘴壺」(北宋時代)
「青磁長頸瓶」(南宋時代)
陶磁器は地味な印象があるためか、観覧者は少なめでした。「なんでも鑑定団」の鑑定シーンを思い浮かべながら鑑賞するのですが、所詮、素人です。店先に並んでいる物と比べると違いが分かるのかもしれません。
「緑釉黒花牡丹文瓶」(金時代)
「青磁陰刻柳蘆水禽文浄瓶」(高麗時代)
「青花窓絵草花文面取壺」(朝鮮時代)
「油滴天目」(南宋時代)国宝
「黒楽茶碗」 銘「尼寺」 (安土桃山時代)
「大井戸茶碗」 銘「有楽」 (朝鮮時代)
「織部切落四方手鉢」(安土桃山時代)
「古染付」とは明時代末期に日本からの注文により、景徳鎮民窯で焼かれた青花磁器だそうです。
「古染付寄向付」(明時代)
天神様にお詣りして帰ります。
太宰府駅。帰りの電車が待っています。右端には駅ピアノ。
九博の年間パスポートを買うとき、来年4月以降の特別展開催は未定であると念を押されました。特別展はよほど前からの準備が必要だと思うのですが、これもコロナ禍の影響でしょうか。
西鉄の「旅人」号。優雅ですね。思わずたびびとと読んでしまいました。
確か中西選手がいましたよね。ゴツかったけど愛嬌のある豪快な方でした。西鉄ライオンズ、バンザーイ。
中西選手は平和台球場で見たことがあります。
西鉄ライオンズの全盛時代でした。