田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

久し振りに図書館へ

2020年05月30日 | 日々の出来事

 緊急事態宣言の解除を受け、休業していた公共施設が次第にオープンするようになりました。市の図書館も制限付きながら19日に開館しました。早速、初日に中央図書館に行ってきました。

 入り口で手の消毒と検温をし、連絡先をカードに記入してから入館です。案に相違して利用者は少なかったです。新聞閲覧コーナーをはじめ館内の椅子は取り払われており、高齢者には職員がその利用を尋ねていました。滞在時間は30分までという注意書きもあり、急かされるようで落ち着きません。それでも新刊コーナーにどんな本があるのか楽しみです。コーナーに収まり切れない新刊書は、近くのテーブルにずらりと並べられていました。

 借りるのは関心のある書物だけです。でも様々なジャンル本の背表紙を見ていると好奇心が湧いてきます。ざっと目次に目を通し、ページをめくるだけで知的興奮を味わいました。自粛生活で灰色に染まっていた頭の中がカラフルに彩られた気がします。大型書店も営業を再開しましたが、時事的にトピックな本を置く書店と、森羅万象の本を選書する図書館とでは書棚の表情が違います。

 中央図書館は昭和53年、体育館跡地に建てられました。以前は「市民図書館」という親しみやすい名前でしたが、周りの町と合併して「中央図書館」というお堅い館名に変わりました。ついでに館内の喫茶室もなくなりました。

 園内のバラ園は盛りを過ぎていますが、まだ楽しめました。

 

 「イングリッド・バーグマン」

 「下野」 下野の花はバイパス通りの緑地帯にも咲いています。でもこちらの方が輝いて見えました。

 園内の楽水亭もオープンしていたので一休みです。大きな窓で切り取られた風景が気に入っています。

 数日前には街なかのビル5階にある図書館に行きました。以前のように地下2階の駐車場から階段を使いました。久しぶりなので脚力を心配してゆっくりと登りましたが、気がついたらもう5階です。少し息があがっただけで足は大丈夫でした。しかし、考え事をしていたのか3、4階辺りの記憶がとんでいます。そちらの方が心配になりました。

 

 

 

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