「道の駅うきは」に来ました。各地の道の駅は郷土色を生かした建物が多いですが、ここは北部九州に多い「くど造り」民家をイメージしています。
「道の駅うきは」は大分県との県境に近い高台にあります。向こうに見えるのは朝倉の山並み。斉明天皇が西下の際に造営した朝倉の宮があったとされるところです。
この道の駅は開業20周年だそうです。駅スタッフによる感謝の案山子が並んでいました。
道の駅は制度創設から30年たち、いまでは全国で1,200か所近くにまで増えました。産地直売の農産物も買えるので、かつてのドライブインに代わり、車で旅行するときの休憩スポットになっています。
この地方では稲刈りを終え、米作の転換作物である大豆の葉が畑を黄色く染め始めています。駅では季節柄、案山子コンクールがあっていました。農業地帯らしいほほ笑ましい出品作もあります。
「コロナをしばりたいなー」
農家の夫婦が稲わらで縄を綯っている案山子です。
先日、家の近くを散歩していたら農業倉庫でお年寄りグループが注連縄を編んでいました。地元の神社やお堂に奉納するものです。縄を「編む」と「綯う」はどちらが正しいのでしょうか。
「草取り」
野菜畑の草取りだそうです。うら若いマネキンと絣のモンペの取り合わせです。
「おめでとう!ありがとう!」
入学式、卒業式、結婚式そして金婚式と、人生には多くの節目があります。地方の田舎町に住む老夫婦にも思い出深い人生がありました。この爺様はご近所でよく見かけるような人物です。日頃は背広に縁がない日々を過ごしているので、晴れの日は少々ぎこちない着こなしです。
「柿には後光がある!!」
ここ浮羽と筑後川対岸の朝倉志波地区は柿の産地。
「王位戦七番勝負」
いかにも藤井棋士らしい仕草です。風で背景の幕が破れているのはご愛敬です。
このゴジラは案山子ではありません。何年も前からここにいます。
数年前に家内と上京したおり、新宿歌舞伎町にある高層ビルのホテルに宿泊しました。そのとき、ホテルフロントがある階の屋外テラスに等身大のゴジラ頭部があるのに驚きました。そのビルはゴジラ映画を生んだ会社の建物でしたから納得したものです。どうしてここにゴジラがいるのかは知りません。
11月は私の誕生月です。また一つ齢を重ねます。いつまでも歩いていたいですね。
気になる記述があってコメントしました。
私の故郷にも「朝倉」という古い町があって、斉明天皇が西下の途中車を停めた「車塚」があるそうです。
「朝倉」って、斉明天皇ゆかりの地名なんですかね?
お早うございます
どれもこれも 秀作ですね
家族全員のブライダルもいいわね
稲わらで 縄をを綯っている案山子いいですね
ばぁさん腰が痛くなったんでしょう
のけぞってウォーミングアップですね
九州よりサン 色々見せてもらって有難うございます
朝倉橘広庭宮は、ネットのウィキでは朝倉市のほかに高知市も比定地として紹介されています。
高知にも朝倉という地名があるのですね。
それぞれに朝倉の宮に関する伝承や史跡などがあるようです。
案山子は地元の生産組合や農家の出品のようでした。
祖父母と孫たち(?)の案山子は力作でした。
縄を綯うおばあさんは、うつむいた姿勢を伸ばしているのか、
単にバランスが崩れて後ろに倒れているのかどうかは判別がつきません。
ほのぼのとした案山子展でした。
私も以前は耶馬渓まで見学に行ってましたが
最近はいっていません。楽しそう・・・
それにしても考えて上手く作っていますね。
案山子たちはいい雰囲気でした。
耶馬渓方面には久しく足を運んでいません。
紅葉の名所として知られていましたが、
今はどうでしょうか。