久し振りの投稿になります。
今月の半ばでしたが、体にちょっとした異変がありました。幸い一過性の症状で大事には至りませんでしたが、精密検査や経過観察で1週間入院しました。結果的に重大な病気でなくて安心もし、一方で老化が進むとこうした故障が多くなると思うとやれやれです。
この歳になると何かと病院通いが多くなり、体内器官の経年劣化を即物的に感じるようになりました。解剖学者の養老孟司は人間の寿命は運であるといいます。我が寿命を計測することはできませんが、運と思えば気も楽になります。運は確率の問題ですので、これから先せいぜい健康に留意するだけです。
それにしても病院の病棟は病人のためのものであり、健康人のためにあるのではないと納得しました。入院して点滴と安静を言い渡されたのですが、体そのものは元気であり時間を持て余します。動物園で檻の中をうろつく熊の心境が分かるような気がしました。横になる気にもならずベッドに座っては腰が痛くなり、本ばかり読んでは目が疲れます。数日もすると点滴器をぶら下げて廊下を行き来し、院内の売店や喫茶室を徘徊するようになりました。
実は3月には連休を利用して家内や孫達と鹿児島に行く予定でした。しかし今回のアクシデントで私だけキャンセル。当日は病棟の窓から家内たちが乗った新幹線を恨めしく見送りました。ただ新幹線からは防音壁で病院は見えなかったそうです。
短い病院生活で発見もありました。第一は何といっても高かった血圧が大幅に低下したことです。経験したことがない数値が出て、食事管理と禁酒でこんなにも下がるものかと驚きました。
また病院はシステムとして動いていることがよく分かります。医師はノートパソコンを持ち歩き、病棟の廊下にはモニター機器が並んで患者の容態を管理しています。検査結果から投薬、食事、必要な処置まで、コンピューターを介してすべて情報が一元化されています。
総合病院にはいろんな制服を着た人々が働いています。その中で一番お世話になるのは看護師さんでしょう。チームを組んで動き、深夜でも点滴の交換、血圧測定など患者の面倒を見ます。また訴えや要望も聞き、患者に寄り添います。
私も入院中は大変世話になり感謝しています。ただ退院する時に、我が子よりも年若い看護師がポンと私の肩を叩き、「良かったね」とため口をきいたのには苦笑いです。
退院してからはあまり出歩かず、気が緩んでブログを書く気になりませんでした。入院前に撮った写真があるので、何回かに分けて投稿したいと思います。
フリーフォトより
血圧は食事やアルコールに注意すれば下がると分かりました。
自覚して塩分を控えたいと思っています。
コメント有難うございました。
ご入慣れない生活 体験たいへんでしたね
でも一先ず良い経過をとられたようで安堵致します よかったですね
そうなんですか
年齢によって体調は変化するのですよね
血圧も自覚症状なく高くなると怖いですものね
これからの健康維持 管理に繋げていけますね
私もこれからの健康に注意いたします
どうぞお大切に元気にお過ごしくださいますように
治療する予定で入院しましたが、検査だけで済み薬の処方もありませんでした。
年相応ですから仕方ありません。
健康が一番ですね。
若い時は病院とはあまり縁がなかったのですが、
近頃は病院の雰囲気にも慣れました。
ウオーキングで基礎体力だけは維持したいと思っています。
驚きました。
大事ではなさそうで安心いたしました。
私も定年退職後予期せずに入院しました。
還暦を過ぎると身体のあちこちにガタがくるようです。
私もそうですが。いたわり合いながら病気と付き合っていくしかないと思っています。
検査入院だったようでよかったですね。
健康が何より。
しみじみ思います。
ゆるゆると、つつがなくお過ごしになりますように。
今のところ大事には至っていませんが、寿命は運だそうですから気楽に構えて行こうと思っています。
若い時には健康が当たり前でしたが、つくづく年をとったと感じます。気だけ若くても体は正直です。
ウオーキングを再開して基礎体力をつけようと思います。
病院通いが多くなると、今を楽しまなければと思います。
tango様の元気玉を貰いたいです。
看護師は塩分を減らすのが第一だと言います。
また元に戻るのでしょうが、血圧を下げることが可能だと分かって少し安心しています。
私も別の疾患で半年に一度の検査を受けています。
中断しているウオーキングを再開して、体を慣らしていこうと思います。
有難うございました。
同じような体験がある身には,お気持ちよくわかります。
若い時には思いもしなかった,考えてもみなかった事など
色々考えさせられました。
一日一日を無事に過ごされたと,感謝しながら・・・
殊勝な気持ちは,直ぐにどこかへ置き忘れてしまいます。
徐々にペースを取り戻されます様に。
今日の日を大事にしないと何が起こるかわかりませんね
私は乳がんを手術して1年半のちに子宮がんと言われて
手術日が決まっていました
ところが子宮がんは記念病院の検査ミスでした
それからは大きい病院でさえ信用しなくなりました
そして今日できることは今日楽しもうと
好きなことをしました
おかげで現在までとりあえず楽しんでいます
本当に何もなくてよかったです~~(^_-)-☆
1日の、1週間の長さ、私も経験有り 分ります。
何もすることが無い、何も出来ない時間 って苦痛ですね。
私も なんとも味気ない病院食、わずか1週間で 効果有ること実感しました。
もし 同等の食事していれば 体重、血圧、理想的になること必至なんでしょうが 喉元過ぎれば・・・で 結局 もとの木阿弥になってしまいましたが・・・。
いずれにしても 結果は 「問題なし」、良かったですね。
私は その後 経過観察を続けている類ですが・・・。
なんと言っても・・からだが大事です・・
ブログ投稿するにも、体力ありませんと、
書けません・・・・・・
本当に良かったね・・しかし、一度入院されますと
体力落ちます・・一気に元気を戻すことしないで、
ゆっくりゆっくりならしてして下さい。