田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

水天宮に初詣

2017年01月05日 | 日々の出来事

 正月の3日、水天宮へ初詣に行きました。ここは全国水天宮の総本宮です。春の大祭や夏の花火大会の時は多くの人で賑わいます。

 花火大会は今は実行委員会形式で行われていますが、元々は水天宮奉納花火大会と呼んでいて神社行事でした。慶安3年に藩主が現在地に社地社殿を寄進し、その落成を祝って発揚したのが始まりといわれています。規模も大きくなり、今では1万8千発の花火が打ち上げられます。

 境内にある真木神社です。幕末、禁門の変に敗れ天王山で自刃した真木和泉守らを祀っています。真木は水天宮の神官でした。 

 参道には露店が出ています。映画「男はつらいよ 寅次郎紙風船」では、寅さんがこの場所で商売をしていました。 

 拝殿です。水天宮は安産と水難除けの神様で、昔の子ども達は、ひょうたん型をした水難除けのお守りを首からぶら下げて遊んでいました。水天宮さんは伝説に伝わる河童族の守護者でもあります。

 

 楼門から参道を振り返ります。水天宮の境内はそう広くはありません。子どもの頃、春の大祭では参道や境内に露店が並び、お化け屋敷も出ていました。ろくろ首や頭と胴体が違う女などの絵看板が印象に残っています。

 水天宮は筑後川河畔に鎮座しています。この日は暖かく、風もありませんでした。向こう岸で花火が打ち上げられます。

 

 

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