田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

草野町吉木の河津桜

2020年02月29日 | 季節の花巡り

 一週間前に草野町吉木の河津桜を見に行きました。

 ふもとのポケットパークに車を置いて歩きます。駐車場に咲いていた「玉の八重曙」

 10分ほど坂道を上ります。

 ここは地元の造園業者が果樹園を桜公園として整備したものです。山麓にありますが、季節の話題として新聞で紹介されるので訪れる人が絶えません。

 もう散り初めで、葉が出始めていました。平地よりも早いので少々驚きました。例年、ここは3月上旬が見頃です。

 ここには写真愛好家がよく来ます。

 

 向こうに耳納の山々が連なっています。

 河津桜のそばに咲いていたピンクのつばき。

 こちらは一重です。

 同じくピンクの別のつばき。木陰に日が射しています。

 桜公園を少し下ったところに正義通りがあります。100メートルばかりに、久留米つばきの代表品種である「正義」が植えられています。この道は「耳納風景街道」のルートになっています。

 「正義」の写真を3枚。正義は他のつばきより少し遅めに咲くのですが、やはり今年は開花が早いようです。

 

 

 これは確かフキノトウ。坂の途中の空き地にさりげなく群生していました。地に生えているフキノトウを見るのは初めてです。

 こちらの写真は遊びです。園芸農家のビニールハウスに積んであった稲わら。思わずゴッホの糸杉を連想しました。ゴッホの心も渦を巻いていたのでしょう。

 この辺りは造園業が盛んです。草野町は中世時代には草野氏の城下町。また日田に行く山辺往還の宿場町でもありました。いまでも古い町並みが残っています。現在は植木・苗木や椿、柿などの花木・果樹の生産地として知られています。

 

 

 

 

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