もうすぐカレイのシーズンが終わります。今シーズンの実績は?と言うと、
昨年の暮れまで能登半島でマコ4枚、2024年になってから福島県小名浜港でマコ6枚、
ヌマガレイ1枚、富山県経田漁港でマガレイ1枚で、合計12枚です。
このうち30㎝以上のカレイは11枚でした。
まっ、これで赤羽の、場末のスナックで、常連客を相手に大きな顔ができる、
というものですが、
決して昼間の素顔なんて見たくないママやら、怪しい暮らしして毎晩飲みに来る
爺たちに向かって、マコがどうの、イシがどうの、うんちくを語っても・・・ねえ。
まして寿司ネタのヒラメしか食ったことないバイトのおねーちゃんに
カレイの話を熱く語っても、どこか寂しい風が吹き抜けるのを感じる私です。
さて、ここまで12枚釣ったのですが、全て40㎝に満たない小さいヤツばかりで、
ザブトン級が1枚も無いというのは、じつに物足りない結果です。
もうすぐシーズンが終わるのですが、もうすこしカレイ釣りを頑張りましょか。
というわけで、再び太平洋側の福島県の小名浜港へ出撃しました。
小名浜港の、あのややこしい場所で釣ることにしました。
まあ、あの場所は、私の他にだれも入っていないと思いますが、
念のため、早めに現場へ向かうことにしました。
20日(土)AM1:00 旧市場前のT字堤防に到着しました。空いてました。
まずは安全と大漁を願いまして、神様にお神酒を捧げました。
御神酒をするのとしないのとでは、確かに結果が違うんですよ。
暗いうちはアナゴが1匹釣れただけで、他にアタリはありませんでした。
海水は冷たく、仕掛けを回収するとビローンと伸びたアオイソメが戻ってきました。
アオイソメは、現地のひらの釣具店の自販機で購入したもの。
500円×6パック 購入しました。
陽が上ってからは、何かしらエサ取りが現れて、回収したら齧られて戻ってきました。
エサ取り対策のため、塩イソメとの併用でブッ込むことにしました。
ザブトン、来ないかなー。
天候は曇り空で、直射日光は有りませんが、蒸し暑く、昼間は初夏のようでした。
もうすぐカレイ釣りも終わりですね。
AM9:40
いちばん右の赤い竿の竿先がコツンと1度だけ5cmほどおじきをしたのを、
見逃しませんでした。我慢して1分ほど待って、空アワセを入れて、竿を立てると、
重いです。何か重たいものが付いていますが、抵抗しません。
ん? ヒトデか?
リールをグリグリ巻いて浮かせてくると、茶色い菱形が浮いてきました。カレイです。
難なく岸壁へ抜き上げました。
今の季節のマコガレイは、背中に、茶色の中に緑色の斑点が混じっいてるものが多いです。
腹側はドロが付着していて、あまり動かないのでしょう。
マコガレイ 32cm
まだ海水は冷たいです。
次第に水温が上向いていると思いますが、水温の上昇とともに、ヒトデも増えてきました。
ここのヒトデは緑の岩礁タイプ。
不思議とフグは居ません。なぜ?
堤防の上はひっきりなしに車がやってきました。
でも、釣れていないから、すぐに帰ってゆく車も多くて、入れ替わり立ち代わりです。
次のアタリがなかなか出ません。
この日、私は春の陽気と日頃の寝不足も相まって、ほとんど寝てました。
車の中で昼寝の連続です。
寝て起きて、エサチェックして、そしてまた寝る ZZZZZZ の繰り返し。
PM18:00
右から2番目の黒い竿の竿先が軽く2cmほど沈んだままになり、さらに道糸が張って、
少し引っ張り込まれようとしたので、これはチャンス到来、
竿の横に立って約1分間ほど注視していると、いきなり大きく引き込まれました。
とっさに竿を持って空アワセを入れると、・・・乗りました。が、あまり重くない。
足元から浮かび上がらせて、引っこ抜きました。
マコガレイ 30cm
このあとPM20:00まで粘りましたが、エサ切れのため終了。
しかしですねぇ、一日中ほとんど寝ていたのに、この日たったの2回しか出なかった
アタリを、見逃さずに取り込めたことは、幸運でしたな。
結局ザブトンは出ませんでしたが、まあ、この堤防でいちばん釣っていたので、
ヨシとしましょうか。