稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会(2020年11月9日)

2020年11月10日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30数名。
基本稽古のほぼ最後から参加。9人と稽古。
途中で相手の爪で足指の皮膚が裂けた。血が出たのでテーピングして貰った。


(O野五段との稽古、右が私)

ここでの稽古は指導稽古が中心になる。
六段審査を控えたO野五段には、ワンパターンの入りにならないように、
K藤五段には、打ったあと、竹刀を開くクセを止めるように。
女性には中心を取ってからの出小手の指導。

最後は珍しく切り返しをした。
足と手が一致するよう意識して。
スピードは遅くなるが、これが気剣体の一致に繋がる。


(終礼)


【感想・反省点】

前回もO野五段には足の運びの指導をした。
頭でわかっていても、どうしても稽古になると元に戻ってしまう。
少し遠間から打とうとして、右足を追い越して左足が前に出て打ち込んでしまうのだ。
最後は勢いが出て速く打てるように思えるが「ああ面に来るなあ」と余裕で判断されてしまう。
基本の面打ちで、いったん打ち間で止まってから打つように指導した。まずはゆっくり丁寧に・・である。
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長正館月例稽古(2020年11月8日)

2020年11月09日 | 剣道・剣術
長正館の月1回(第2日曜日)の稽古。
前半(17時~)は一刀流、後半(18時半~)は剣道稽古。
通称「月例稽古」は墨江丘中学校の格技室。
詳しくはホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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早めに行って、一刀流と剣道形の下段の画像を撮ってみた。
アクションカメラで撮ってみたが、広角のため思うような画像にならない。
いずれまたカメラで撮影して考察用の写真としたい。





17時から一刀流の稽古。9人。
本日は刃引。刀法の原点に戻って技を分解し、一コマずつ丁寧に指導する。
形は形の数だけ憶えても駄目。基本となるべき原点をきっちりと稽古した。
なかなか上手く出来ない者もいるが、しばらくは地味でもきっちり稽古をしたい。



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18時半から剣道稽古。11人。
1時間少しで稽古はお腹いっぱいの人が多くなり、あとは剣道形稽古。





途中でアクシデントあり。びっくりしたが大丈夫。



最後は剣道形。

この組は、そのままの位置で打太刀仕太刀を交代していたが、
「必ず場所を替えて正面に対して右が打太刀になるように」と指導した。
時間の節約で、そのままの位置で入れ替わる場合も多いが、他所でやった場合に混乱する元である。
手間を惜しまず、出来る限り入れ替わるようにしたいものだ。

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【感想・反省点】

剣術の指導をするには、まず自分自身が理解している必要がある。
一刀流極意や他の本を読んでも解決しないことがある。
最近、理合についてあれこれ考えることが多くなった。
「こう習ったから」とか「今までこうやってきた」というのは通らない。

難しいのは「理合バカ」になってもいけないということだ。
咄嗟の場合の瞬間的な判断と状況に応じられる能力も重要である。
剣術も剣道も奥が深くて面白い。
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長正館小野派一刀流定例稽古(2020年11月7日夜)

2020年11月08日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室。
第1、第3土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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参加者13名。
暖かい。動くと汗ばむ。
後半、打方をしたら汗だくになってしまった。
顔から汗がボタボタ落ちる。有酸素運動の汗である。






【感想・反省点】

最初に一刀流の構えの一覧と、解説入りを配布した。
元はいつまでたっても構えを覚えきれない初心者のために作ったものだが中級者にも役立つと思う。

見ていて思ったが、一刀流の打ちは「打つと同時に足を引き付けない」動作も多い。
これは研究材料である。いつかまとめて論じてみたい。

井上館長が2002年2月号の「剣道時代」を持ってきた。
構えの特集とある。さすが大先生たち、立派な構えである。
わが長井長正範士だけが何故か一刀流の陰の構えである。
これを見た多くの剣道人が「?」になったと思う次第である。





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稽古は後半に打方を務めたが、JMが仕方の時は本当に良い稽古が出来た。

これは剣道形の稽古でも言えることだが、
打方と仕方(剣道形では打太刀と仕太刀)のレベルがお互いに揃って高く、
かつ合気の状態だと、一本一本の形が形として生きてくるのである。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年11月7日午前)

2020年11月07日 | 剣道・剣術


急ぎの仕事を片付けてから生駒に向かう。車で20分ほど。
寒くは無い。稽古するには暑いかも。
9時30分頃に到着。すでに8人が稽古中。
40分から稽古に参加。基本稽古の最後のほうから。

2分間の回り稽古。8人と稽古。
後半は応用技の稽古のあと自由稽古(地稽古)となった。
最後は時間までN岳五段と稽古した。



最後の一本勝負。左が私。

打つと下がるか防ぐことの多いN岳五段に何んとか面を打ちたい。



右が私。
慎重に間合いを詰める。左足で打ち間を測ろうとしている。
画像では足幅を少し広く取り、左足を引き付けて打つ方法を試そうとしている。



機を捉えて打ちに出る。
動画で確認してわかったが、思っているより振り上げが大きく右に傾いていた。



N岳五段、出小手にきた。少しズレて肘ぎわに当たる。



N岳五段の出小手は首を傾けて打つので面は外れた。
時間が来ていたので少し不十分とは思ったが機会を捉えた小手なので「小手を頂戴しました」で終了。
このような合気の稽古は、打っても打たれても気持ちの良い稽古になって勉強になるものだ。


【感想・反省点】

到着したら切返しの最中だった。
手と足の一致を見ていたら8人中4人が手と足が逆になっている。
3人が微妙なズレである。前進で打った時に左足が引き付けていること。
これは自分でも自信が無い。少し速くするとズレているように感じるのだ。

思いのほか暑く、全身が汗だくになった。
途中の休憩でマスクを絞ったらボトボト汗がしたたり落ちた。
マスクがボトボト状態だと極端に息が苦しくなる。
きょうの稽古は想定したより過酷だった。
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長正館剣道定例稽古(2020年11月4日)

2020年11月05日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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寒くなった。
寒くなったがドアは開ける。
コロナ対策のため仕方が無い。
もっと寒くなったら閉めるしか無いだろうなあ。

初心者3名+大人7名、中学生1名の合計11名。
昇級審査を控えた小学生3名は修学旅行前日のためお休み。



前半の初心者の指導は井上館長にお願いした。
後半はF六段。言い訳になるが私は初心者指導が苦手である。
打ち込みの動作が出来るようになるまでは誰かにお願いしたい。



基本稽古から参加した。
呼吸法に気をつけて切返しをしようと思ったが息が続かない。
最近、咳がまた出だしたが、肺機能が衰えてきたのかも知れない。



H尾三段とは10分間もの長丁場の稽古になった。(右が私)
彼は試合的な剣道をするのでそれなりに勉強になるし面白い。



写真左、井上館長(93才)も稽古をされる。
剣道をしているから、いつまでもお元気なんだろうなあ。



それにしてもK芦五段の右手の握りは何とかならないものだろうか?
時々、思い出したように気をつけているようだが、ほぼ8割9割はこの握り方である。
ここから右の肘を使って振り上げ振り下ろすので竹刀の軌道は右から左となる。
当らないか掠る打ちとなる。当ったとしも冴えが無い打ちになる。
構えも直して欲しいが、その前にまずは握り方だ。頑張れ!



Tちゃんも来年1月に2級の審査なので頑張っている。
きょうも稽古の前に(私の勉強も兼ねて)「木刀による剣道基本法」の稽古をした。
私はまだまだ「木刀による剣道基本法」の未熟者。
3級審査が1名いるので完全に覚えておきたい。
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また無駄足を踏むとこだった。(大阪府剣道連盟定休日)

2020年11月04日 | 剣道・剣術
頼まれていたものが決まらない。
決まらないので試作品をいくつか作った。
作って気がついたが、メインキャラクターが決まらないと何も出来ないということ。
というわけで、3日の文化の日は事務所にこもってサンプル作りの作業していた。


(作ったサンプル一覧)


(提案するキャラクター)

本日、水曜日は長正館の定例稽古である。
そうそう、級審査の合格証をもらいに行く用事もあったなあ。
合格書手渡し出来たら、Tちゃん喜ぶだろうなあ。。。


(届いた証書引き換えのハガキ)

そういうわけで、見積書、提案キャラ一覧、サンプル一覧写真を急いで作って、
昇級証書の受け取り票もカバンに入れて、いちおう作業服からワイシャツとネクタイ姿に変身した。
ワイシャツにネクタイは一年に数度あるかないかだ。


(着替えてネクタイしてみた・・・)

就職した時、ネクタイが窮屈でイヤで、
ネクタイの不要な仕事に就きたいなあ・・・と思っていた。

いつの間にやらネクタイが無いと落ち着かなくなり、
独立して自営になり、ネクタイの無い生活になったが、暫くの間はネクタイが無いと落ち着かなかった。
いまは、着けたほうが良い場合はなるべくネクタイをするように心がけているのだ。

そうそう、サンプルの話をするのに、I口常任理事か、N口副会長がいたら話が早いなあ・・・
と、大阪府剣道連盟に電話をしてみた。 すると留守番電話で「本日は休みだ」という案内音声。



ネットでも確認したら水曜日は確かに休みとある。
何年か前にも事務所の前まで行って休みだと気がついたことがあった。
ああ良かった!あわてて行かないで良かった。
明日、時間が取れれば、あらためて行くつもり。
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無門会(誠先生の剣道教室番外編 2020年11月1日)

2020年11月02日 | 剣道・剣術
失敗した。

13時からの稽古なので、11時半に事務所を出たら十分間に合うな。
軽く、途中で昼飯でも食っていこうと思っていたのだ。

急ぎの仕事を片付けて、防具袋に防具と剣道着を入れていたら、
持ってきたはずのマウスピースが見当たらない。

あれ? 朝、自宅を出る前に出しておいたのに・・・

家に電話すると「玄関に忘れているよ」とのこと。
自宅に戻って島本町に向うと約1時間のロスになる。

遅刻しないでマウスピース無しとするか?
遅刻してマウスピースを着けるか?

迷ったが後者を選んだ。昼食は抜きと決めた。
大慌てでバイクを走らせ自宅まで。生駒山を往復して越えた。
四条畷から国道170号線を北上して高槻から171号線。40分遅れで到着した。

内容的には木曜会で稽古している内容をより詳しく丁寧に行うもの。
いつも聞いていることでも改めて「ああそうなんだ」と気づかされる事も多い。

終了したあと「剣道感が変わった」という高段者も多数いた。
考えてみたら、毎週木曜日に、大変高度な指導を受け学んでいるということだ。
素振りの方法、間合いの入り方、切返しの足の運びなど、改めて見直していきたいと思った。

最後の20分間の応用技の連続稽古は参加しなかった。
歯が痛み出したからである。マウスピースの効果もここまでか。
一番おいしい応用部分を見学とした。残念だが仕方が無い。



到着すると素振りの指導の最中だった。



切返しの足運びの指導。
対角線の身体の運用。打った時は左足を引き付けていること。



休憩中も、非常に貴重な話を聞けた。

16時40分に退去して、少し遠回りして宇治まで行って用事を済ませ、
昔よく通った旧国道24号線を使って奈良まで南下し帰宅した。
思っていたより身体が冷えていてお風呂がとても気持ちが良かった。
忙しかったけれど、歯が痛むけれど、剣道とバイクで充実した一日だった。



愛用のスズキバンバン200。
昔は名古屋の審査もバイクで行ったものだった。
(まだ若くて元気だったからなあ)
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生駒市武道館 宝剣会(2020年10月31日夜)

2020年11月01日 | 剣道・剣術
生駒市武道館。
本日の出席者、七段4名、五段2名。
気温はまずまず低いが汗だくになる。

仕事が終わらず地稽古から参加。
歯が心配だが、車の中にマウスピースがあったのを思い出して装着した。
これは寝ている時の歯ぎしり対策用に昨年作ってもらったもの。
剣道稽古で使うのは初めてだがそんなに違和感は無かった。

これが大正解。
噛みしめる心配をしないで済んだので精神的なマイナス要因は無かった。
午前中も着けておけば良かった。(持ってきたのを忘れてたのだけど)



五段2名と稽古のあと石丸師範にかかる。
いつも通り近間の攻防。面を打つと返し胴を食らう。
打ったあと何回も顔面を両手で突き飛ばされるのには閉口した。
一度、大き目の相面を切り落とされて「参った」という意思表示でウンウン頷いたら、
「先生みたいな態度をするな!」とご立腹だった。勘違いされたのだ。
こういう誤解は難しい。ウンウンは「そうかそうきたか、なるほどなあ」だったのに。
最後は打ち込みと切り返し。切返しでは腕が上がらなくなっていた。
石丸師範とは7分間の稽古だったがもうへとへと。



A山七段には見事な返し小手を打たれた。
手首を一瞬で返す面摺り上げ小手である。A山七段の得意技。
あの打ち方は何回も真似しようとしてみたが真似出来ない妙技である。
一本勝負では面を攻めて手元が上がったところを小手を取って終了。
最後は相互に打ち込み稽古。



最後はH田七段。
毎回、意地の張り合いのような稽古になって、100点満点の技で無いと認めないみたいな雰囲気になる。
胴や小手、面が入っても、お互いに80点や90点では認めないのだ。
上の写真の面も、攻め合いの中で、竹刀を上から叩き、体勢が崩れたところを打ったが認めない。
まあ、そこが面白いところで、お互いに良い技を出そうと競い合っている。

終了後に剣道形の稽古。
先週に続いてN村五段と組んで指導した。


【感想・反省点】

姿勢が崩れる場面もあったが、どんどん攻めて打てたと思う。
先週からすれば、吹っ切れたような剣道が出来た。
何より痛む歯を意識しないで稽古出来たのが良かった。
マウスピース様様である。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月31日午前)

2020年10月31日 | 剣道・剣術
「稽古行くの?」と朝ごはんを食べている途中に女房に言われた。

今朝から柔らかいご飯なら何とか食べれられる。
きっとまだ稽古は無理だろう。歯を噛みしめたら激痛が走る。

「行くけど稽古はしない、構えの写真だけ撮りに行くだけ」と言い、
撮影の機材を車に積み込んで生駒市武道館に向けて出発した。

一刀流の構えの写真は一度目は矢田中の稽古中で撮影して失敗し、
二度目は生駒市民体育館の玄関横の壁で撮影し、三度目に一部撮り直しした。
今回は撮り忘れていた「真剣の構え」を撮影するのだ。

きょうの往馬玄武会は人数が多い。8名+怪我のため見学が1名。
私を入れたら10名という、最近に無く賑やかである。

9時15分から準備運動から始まった。
私は武道館を抜け出して隣の市民体育館まで撮影機材と木刀を持って行く。
撮影のため袴の股立ちをとる。足の向きがよくわかるためである。

ついでに剣道形の構えも撮影した。
一刀流の構えと異なる構え、八相と下段である。
下はその写真。右向き、正面、左向きを並べてみた。



「八相の構え」は一刀流の「陰の構え」の両手をやや上げ、傾きを約45度に傾けたもの。
この構えは一刀流の陰の構えと卜伝流の肘を張った構えの中間タイプで実戦的な構えである。
左拳が身体の中心上にあるのは「陰の構え」と変わらない。

なお、写真で剣先の高さが違うのは、広角レンズのため、それぞれ奥行きが違い、高さがズレるためである。



下段の構えは失敗した。切先が高過ぎた。
(上の写真は剣道形の参考にしてはいけない)

剣道形の講習会で教わった構えは、切先の高さが膝頭より1寸~2寸下と教えられた。
一刀流の下段は、これよりかなり高く、水平よりやや下に構え、剣先は相手の下丹田に付ける。

実は、ここからが疑問で、
昔々教えられたのは「相手の膝頭より1寸~2寸下に付ける」だったのだ。
手元の資料には、補足説明で「段の剣先の高さは、相手の膝頭より約3~6センチメートル下とする」とある。

この2つ、似ているようで異なる。

上の写真は一足一刀の間合で、剣先を相手の膝頭より1寸~2寸下に付けてしまった。
小野派一刀流を修業している身としては正しいのだが、剣道形では間違えている。
無意識に一刀流のクセが出てしまった。

この件、また機会があれば詳しく述べたい。

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撮影から戻ってしばらくは稽古を見ていた。
何だか、むずむずしてきて「少しぐらいなら出来るかな?」と防具を着けた。
おそるおそる稽古に参加してみる。

しかし、歯の痛みが怖くて、精神的に中途半端だった。
やはり夢中になると噛みしめる事もあるわけだ。

噛みしめたら元も子も無い。
今夜の稽古(宝剣会)、明日の島本町の稽古(無門会)も控えている。
午後から仕事もしなければならない。

というわけで、
合計9人の2分間回り稽古+5分の地稽古だったが、
思いっきりの無い中途半端な稽古になってしまった。


(一番左が私、A藤七段との稽古)

反省としては、地稽古の達人、I山六段に、離れ際に竹刀を強く叩かれ落してしまったこと。
打ったあと、相手がどのような反撃に出るかも知れない。これは大いに反省する次第。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月28日)

2020年10月29日 | 剣道・剣術
先週の木曜日と金曜日に歯医者に行って治療をしてもらったが、
昨夜からまた同じ場所が痛み出して食事がまともに出来ない。
少しでも固いものは噛めないのだ。お昼のオニギリは噛まずに飲み込んだ。

歯の痛みからか熱っぽくて全身がダルいが熱を測ると平熱である。
歯を噛みしめると痛むので、おそらく剣道の稽古も良くは無いのだろう。
長正館の稽古は休むわけにもいかないので少し仮眠をしてから稽古に向った。
こういうことなら寝る時に着けるマウスピースを持ってくりゃ良かった。
全身がだるくやる気が出ない。先週と同じく一般道を避けて高速道路を使った。


大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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東住吉区矢田中学校体育館。合計10名。



基本稽古。指導はF六段。
私は左端で、うだうだ~とカメラなどいじっている。


(新しく買ったSONY RX100M2 の望遠で撮影してみた)

井上館長は右奥で初心者3人の指導。
今回は畏れ多くも井上館長に初心者指導をお願いした。

F六段との相面で打ち勝つことはほぼ無いが昔のように一方的に打たれることは無くなった。
動画で確認するとまだ振りが大きい。もっと意識して小さく振るようにしたい。



これはわざと大振りに打った面。

スピードに勝るF六段の面は、私の鍔付近で擦り落とされてしまった。
そのあと私の面は、遅れた分、竹刀の中ほどで打ってしまっている。

以前はこのような大振り面しか打てなかった。
最近になって小さく鋭く打つよう心掛けている・・・つもり。



面の得意なF六段には返し胴を20回ぐらい打った。
自分としてはきれいに打てたつもりだが、稽古後に「全部垂れに当ってましたよ」と言われる。
動画を確認したが、打突音を含めて全部胴に入っている。
上の写真は自分でも見事だと思った胴だ。
かなり強く打ったので胴の上からでもけっこう痛かったと思う。

15分近くの長丁場の稽古になってしまった。
いつもは途中で「一本お願いします」と言われるが何も言われない。
最後の方は何とか相面で勝ちたくて、そのタイミングばかり狙っていた。
動画で確認すると惜しい面も多い。が、やはり打ち切っていない。

20本近くの胴は、全部合格点の返し胴だったと思ったのだが、
稽古後に「ボクはあんな胴は認めてませんよ」と言われた。

そうか、それなら、もっともっと胴を打って「参りました」というまで稽古してやろう。


(稽古終了、SONY RX100M2 で撮影した画像)


(稽古終了 立ったまま黙想をする)

全体的には、中途半端な単発の小手を打つ場面が多かった。
空振りが多く見苦しい。足が出ていないのだ。

自宅に帰ったらやはり歯が痛い。
稽古は歯によくないのかも知れない。
おかずも漬物も噛めなかったので、ご飯に味噌汁をかけて夕食とした。
犬のメシみたいやなあ・・・と思った。

新しく買ったカメラ(SONY RX100M2)の画質が良いのだけが嬉しい。
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デザインやマニュアルの作業が続いて・・・

2020年10月27日 | 剣道・剣術
昨日は大阪府剣道連盟に行ってキーホルダーの打ち合わせ。
月曜日は本業の出荷で忙しいので、昼に大急ぎで剣道連盟まで往復した。
幸い、事務所の最寄駅から1本の電車で行ける。駆け足駆け足。。



これは昨年作ったもの。
今年はデザインを変えての要望で、これがなかなか決まらない。
作っていた、うさぎのカブリ物のキャラは使えないとのこと。

あれこれ考えたが良いアイデアが出ない。
こういう時には作りたいものをいくつか作ってみる。
数を作っているうちに閃きが出るのを期待するのだ。



カンバッチの要望もあったので、叩き台をいくつか作る。
試作なので大きさやレイアウトは大雑把である。
これを作るだけでも何時間もかかる。
おかげで養正会の稽古には間に合わなくなった。

と、ここで、一刀流の構えのマニュアル作りが作業中途で放ってあったのを思い出す。
水曜日の稽古に井上館長に見せるには急いで作ってしまわねばならない。



撮った写真を編集して並べていく。
これがけっこう手間がかかった。目も疲れてくる。

作業は深夜までかかった。
そういうわけで本日は寝不足で疲労が溜まったまま。
若い頃は徹夜したり、事務所で仮眠したりして仕事をこなした。
もうそんな無理の効かないトシになってしまった。

というわけで、本日のブログは以上である。
本業の注文が入っているが確認する元気が出ない。

いま18時25分。
きょうはもう帰る。
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生駒市武道館 宝剣会(2020年10月24日夜)

2020年10月26日 | 剣道・剣術
生駒市武道館。
本日の出席者、七段3名、五段2名。石丸師範はお休み。
気温は低いと思ったが汗が出て息苦しい。汗だく。

ストレッチ、準備運動のあと素振り。
礼をして切り返し、基本稽古、あとは地稽古一回り、最後に打ち込み。
終礼のあと時間をかけて剣道形稽古。



H田七段。
打ったり打たれたりのあと一本勝負としたが、これがお互いに決まらず長丁場に。
けっきょく、最初に礼をしてから15分近くの稽古になった。もうフラフラ。
お互いに手の内がわかっているので、疑心暗鬼というか、捨て切れず、当っても不十分なのである。
お互いに「あー、惜しいなあ」というのが何回もあったが終わらない。
最後はフラフラになったところを、足捌きによるフェイント
(小手を打つモーションから小手を打たない「小手面」のような技)で打たれた。
流れから言えば不十分な軽い打ちだが終りにした。もう限界。

何回か相面で、H田七段の面のほうが速いが、こちらの面が当たる場面があった。
なぜなんだろう?と動画を確認すると、こちらの面が僅かに遅く、結果として摺り上げ面になっている。
もちろんH田七段の竹刀越しの面になり、強度が不十分で1本にはならない。
しかし、この面は研究の余地あり。



O畑五段。
初太刀は相面となる。当たるが、このようにお互いが斜めになるのは何とかならないものだろうか。
相手が横から打ってくるのを裏から打てば打てるのだが、何だかズルをしているようで後味が悪い。
表から真っすぐ打って相面で打ち勝つ方法は無いものだろうか。

木曜会で習った、擦り当て面と、返して裏から面は上手く遣えた。



N村五段。
最後の一本は面が決まるが、やはり斜め打ちになっている。



A山七段。
出来るだけ「正面突破」を試みる。これは小手面の小手を打つところ。



終了後に剣道形の稽古。
最近は指導の意味もあり、七段同士では無く、七段-五段の組み合わせで稽古をしている。
姿勢、所作、理合すべてに指導の場がある。自分の勉強にもなる。


【感想・反省点】

勝負を意識するとどうしても姿勢が崩れる。
打ちも不十分で打ち切ることが少なくなる。
打つべき機会では無いのに打とうとして崩れる場合もある。
勝負を捨てて打ち切る稽古を続けていけたら良いのだが・・・
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月24日午前)

2020年10月25日 | 剣道・剣術
生駒市武道館にて。
9時過ぎから始まっているが私は9時半頃から参加。
いつもどおり仕事を片付けてから駆け付けた。

きょうは先週と違い私を入れて7人。他、足を痛めたH名四段は見学。
基本打ちの中途から参加し、2分間の回り稽古を一巡し、いったん休憩。
後半は、申し合わせの稽古のあと、時間まで地稽古。


(2分間の回り稽古)



A藤七段に面を放つ。

最近、ようやく「面が打てない病」から脱しつつある。
ちょっと遠いかな?と思う間合いから打ち込めるようになった。
まだ、防がれたり返されたりすることばかりだが気にしないようにしている。

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ヤァ~と言いながら打ち間に入って技を出す五段に対し、
それは「今から技出しますよ~」と言いながら入っていくに等しいですよ。と忠告。
いったん付いた悪いクセは、そう簡単には直せないし、気を抜くとすぐ元に戻るのである。

あと気になるのは、打って休憩、打って休憩の繰り返しになること。
審査を意識するなら、打ったあとの残心の取り方はとても重要である。
気の抜けた稽古など、いくら数を重ねても運動にはなっても上達はしない。

稽古は数でも時間でも無いと思う。
1回1回の真剣な稽古が大事。
だらだら稽古するならさっさと休憩すべきだ。



11時からは生駒一振館の稽古が始まる。
(生駒一振館と玄武会のメンバーは何人か重なっている)

生駒一振館
https://kendo-ikoma.jimdofree.com/

最近、新しい子供たちが増えてきて賑やかになってきた。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月21日)

2020年10月22日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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実は調子が悪い。痛む歯のせいだ。
虫歯か歯槽膿漏か何かわからぬが時おりズンズン頭に響く痛みだ。
夕方、少し横になって休んでいたが、どうも稽古に行けそうに無い。
しかし、きょうは昇級審査の要綱を渡さねばならない、構えの写真も撮りたい。
行くだけ行ってみようか・・・と思い切って起き出して準備した。
頭がボヤ~としてるので渋滞の一般道を走る気にもならず高速道路を使う。大丈夫か?

ともかく着替えて、気になっていた構えの写真を撮る。
猫撮影用のSONY NEX-5。これならキレイに撮れるだろう。
昨日書いたが「マニュアル作り」のためだ。


(一刀流「陰の構え」、足が見えるように袴の股立ちを取っている)

完全無地の背景の場所が無く、壁のコードカバーの横線が気になるが撮影を開始。
正面、左向き、右向きの横で撮影していくが、案外時間がかかる。
小太刀まで撮影したら50枚近くにもなる。
途中でバッテリーが無くなり、新しいものに替えたが、
設定がおかしくなったのか、半分ほどはピンボケで使い物にならない。
けっきょく失敗。また日を変えるか、自宅近くで撮影しようと思う。

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初心者の指導はF六段に任せた。



準備運動と素振りと基本稽古はK芦五段に任せた。

A君兄弟は、インフルエンザの予防注射後ということで着替え無し。
初心者組のお手本として小学生3人がサポートに入ってもらった。



ちょうど撮影も終わったし、少しなら稽古出来るかな?と思って防具を着ける。
4人と軽く稽古をする。うん、大丈夫だ・・と思って久々に井上館長、S伯七段と稽古。


(御年93才の井上館長と稽古)


(S伯七段との稽古)


(終礼)


【感想・反省点】

稽古の終り頃から歯がまた痛み出した。
しかしながらそこそこ良い稽古が出来たと思う。

相面のタイミングがなかなか掴めないのが反省点。
早く動作を起こすと返し胴を食らう。相手が打つのを見極めてからでは遅れてしまう。
確実に「相手の起こり際を捉えること」が課題である。
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なんば養正会(2020年10月19日)

2020年10月20日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30数名。
基本稽古の最後から参加し、9人(うち出稽古の方2人)と稽古。



新らしく七段になったS井さんが「元立ちってキツイですね」と声かけてきた。
そうそう、元立ちと懸かるほうでは、天と地ほどの差がある。

しかし我々はまだ楽だ。相手によって手を抜くことも可能だし、手を止めて指導をすれば息も継げる。
だから稽古会などで、七段の猛者相手に1時間以上も元立ちを務める八段先生は、掛け値なしにスゴイと思うのだ。





出稽古の方。
非常に速い面を打つが、打つ前に左のヒカガミを曲げて、跳躍力で面を打とうとしている。
確かに打つスピードは速くなるが、事前にわかってしまうので返し胴を打つのはたやすくなる。
自重の意味でも、ヒカガミを曲げる悪い見本なので、あえてUPしておく。


(終礼)


【感想・反省点】

実は先週から歯が痛くて調子が悪い。
歯の痛みは我慢が出来ない。特に上の歯なので脳に痛みが直接ジンジン響く感じだ。
休もうかな?と思ったけど本日休むと間が空き過ぎる。2週間ぶりでも久しぶりの気分なのだ。

六段審査に落ちたO野五段にアドバイス。
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間の入り方がワンパターンになってますね。
自分の打ち間を左足を基準として自分で明確にしてください。
1)右足、左足と継いで打ち間となり打つ方法。いつもこれになってます。
2)他に、右足を先に出しておき、左足を右足に近づけて打ち間になり打つ方法。
3)左足を左前に出して打ち間になり、右足を左に移動させた瞬間に打つ方法。
4)いつでも打てる体勢になっておき、相手が「こちらの打ち間」に入った瞬時に打つ方法。
などなど、面を打つにも色々な方法があるので試行錯誤しながら稽古してください。
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人にアドバイスしながら自分が出来ているかと言われると実はまだまだ。
教えながら自分の課題を明確にしている次第である。
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